旅する小林亜星

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割礼

2007-03-06 22:23:28 | 俺のすべて
常駐先での働きやすさを快適にしてくれるはずの営業さんが
会社の都合で3代目から4代目に襲名されるらしい。

営業さんが変わっても
今の居心地のよさはきっと変わらないのだけれど。

「何を考えてるのかわからない」と
3代目はあたしについて初代に言及してたらしい。

それもそのはず。
あたしは3代目に腹を割ってないのだ。

初代は今の会社に一度面接で不合格だったあたしを敗者復活させてくれ
IT業界に飛び込んだあたしをいつも口からでまかせで励ましてくれた。

あたしにとっては雛が生まれて初めて目にした親鳥のよな存在。

2代目とは月いちでランチをしていた。
待ち合わせは田町駅の虎ノ門書房。

1時間半のうち、1時間15分は仕事と関係ない話で
残りの15分と駅までの帰り道で仕事の話をしてた。

そんな余裕が好きだった。

3代目は自分が腹を割ってないくせに
腹を割るよに言い寄るから、
あたしは北風に吹かれたコートだ。

自分から腹を割って
自分の方向性や自分の希望を伝えようとしなければ
自分が損するのをわかっていたけれど
それでも本心を言う気にはなれなかったから仕方ない。

3代目と話したことといえば
3代目が中学時代にとったテストの点数とかだ。

うちの会社のラサール学閥に所属してる3代目は
中学時代の杵柄に執着してる。
そんなのおもしろいわけないし。

そんな3代目の匙投げを引き受けて
今日初代があたしに会いにきた。

初代も2代目も
営業さんはエンジニアには調子のいいことを言い
所詮、会社の犬であるのは知っている。

特に初代は口だけ男であまりいい評判を聞かない。

初代に何を言っても状態が改善されないのはわかってるけれど
なぜか初代にはペラペラと本音を喋ってしまう。

それが初代の営業の本髄というやつなのかもしれない。
うっかり吐露。
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