箱根まで辿り着いたあたしに、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターがやってきて
今度は藤枝までの196.4キロの引導を渡した。
トレッドミルはガラスの壁に面していて
彼女がジムの中をテキパキと歩き回る姿がガラスに映るたび
その姿を見つからないように盗み見る。
またあの笑顔で褒めてほしいから
一目散に藤枝を目指す。
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターがやってきて
今度は藤枝までの196.4キロの引導を渡した。
トレッドミルはガラスの壁に面していて
彼女がジムの中をテキパキと歩き回る姿がガラスに映るたび
その姿を見つからないように盗み見る。
またあの笑顔で褒めてほしいから
一目散に藤枝を目指す。