ばれるずBLOG

三重県の魅力発信!
市民活動団体「A BARRELS」のBLOGです。
毎週金曜日に更新◎

「楯干し?」「建干し?」

2017年06月23日 20時00分03秒 | 中勢
こんばんは、ヅメです。初登場なのでまずは自己紹介から、と思ったのですが、それが案外苦手だったりします。

えー、出身は北海道函館市で、現在は四日市に在住、11年目に突入したところです。函館出身というと「魚介類が美味しそう」と良く羨ましがられます。まあ実際その通りだと思いますが、余り知られていないのが、「魚種が少ない」ということなんです。こちらで普段食べている魚が案外手に入らなかったりします。

例えば、アジ。最近だと地元のスーパーでそこそこ見かけますが、子供の頃は市場でも見たことはなかったし、釣ったこともない。同じ青物でのサバなら文字通り腐るほどいたんですけどね。アジの方がやや暖海性なのでしょう。新鮮なアジを食べて感動したのは、大人になってから随分経ってからのことでした。

そんなアジや、運が良ければもっと大きなマダイやハマチなども何と!手掴みで!獲れる場所があると聞くと、思わず心が騒いでしまいます。三重って良い所だなあ、などと単純に思ってしまいます。このブログでも、かねこさんが以前取り上げた「たてぼし」です。


遠浅の海岸に網を張り、潮が引いた後に残った魚をつかみ取りする、というのが元々の遊びです。現在はあらかじめ仕切った網の中に魚を放流する、というスタイルに変わっています。津の御殿場海岸で行われていて、津藩主の藤堂家が始めた、と伝えられています。

さて、この「たてぼし」ですが、漢字の表記には諸説あるようです。三重では「楯干し」とすることが多いようです。他には「立て干し」だったり「建干し」だったり。そういった表記で検索してみると、同じような遊びが各地にあることがわかります。大分は国東半島、それから愛媛、岡山辺りで伝統行事として行われていたようです。特に今治藩では藩主が建干漁を行うために、禁漁となっていた水域があるなんて記述があったりします。

そこで、ふと気付いた訳です。藤堂高虎って津藩主になる前は今治の藩主だったんですよね。藤堂家と関連の深い愛媛と三重に同じような藩主の遊びがある、というのは何か繋がりがあるような気がします。また、愛媛から国東や岡山は海路ではとても近いので、交流も十分あったでしょう。また、彼らは水軍を持っていた。いずれかの土地で行われていた行事を見たか参加した藤堂さんが、遠く三重に戻ってきてそれを広めた。あるいは逆なのか…妄想が広がります。

いずれにせよ、海に飛び込んで魚を追っかけまわすと老若男女問わず童心に帰り、はしゃぎまわるもんです。かく言う僕も明日「たてぼし」へ行ってきます。アジを沢山獲りたいなあ。そして、願わくば穏やかな晴天でありますように。



(画像は「上総国建干網之図」三代目歌川広重作…ってことは千葉でもやられていたんですかね!仮説が…)

次のブログはしづかさんです。
お楽しみに!

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 先取り!日本の夏をしのぐ! | トップ | 夏の楽しみ♪花火大会色々☆ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

中勢」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。