アスリートKのひとりごと

アスリートKが、社会情勢の変化に対する評論をするぞ~!

鳩山退陣

2010年06月04日 | Weblog
ご存知の通り、先日民主党政権になってからの最初の首相である鳩山さんが退陣を表明された。

普天間基地移転問題が引導を渡すきっかけになったことは間違いないが、昨年夏の衆議院議員選挙で掲げたマニフェストがうまく実施出来ずに、徐々に支持率が低下した影響が大きい。例えていうならば、徐々に疲労が蓄積し、ついにギックリ腰になったような感じともいえる。

個人的には、以前首相だった麻生氏、小泉氏、森氏などと比べればお坊ちゃまだったかもしれないが一生懸命取り組んでいる姿勢はよかったと思う。長年の自民党政権で溜まった垢を落とすことは並大抵のことではない。
就任時の期待感が大きかっただけに、失望感はあるかもしれないが大統領制のように権限を高く持たせない限り、首相の動ける範囲は自ずと決まってしまう。
そもそも日本という国はいろいろなことに対しての法律での縛りが多く、また国民が多様なことを望むようになっただけに、短期間の政策転換で急激に世の中が変わるとは思えない。
私は2年間くらいは様子を見てもよかったのではないかと思う。そうでなければ、誰が首相をやっても一年もたないのではないか。