実際にあった話を題材に書かれた物語です。
市の財政破綻で、売却して最もお金になるから名画を売り払い、年金支給に充てよう。
それを、当然だと思う人もいれば落胆する人もいる。
その落胆した一人の老人のささやかな思いは、大河に落ちる一滴のようなものでした。
お気に入りの一枚の画。亡き妻が私の友達と呼んだ画。
通称DIAと呼ばれている美術館は、その友達の住む家。
何とかして守りたい。。。
けれど、アフリカンアメリカンの自分の年金ではどうしようもない180億ドルの負債額。
絶対に実現させたいと思っている何かがあるのなら
思っているだけじゃなくて、行動してごらんなさい。
作中に出てくる言葉、母親が息子に語り掛けた言葉です。
4つの短編で構成された一つの物語。
読んでいて、あちらこちらで、しみじみとした気持ちになり、
100頁程の物語なのに、途中何度も目が潤んでしまいました。
とてもとても心があたたかくなる物語です。
お時間なくても、ササッと読みやすいです!
元キュレーターさんだけあって、色や情景の描写も見事で、
頭の中で描きながら読みやすいです
いろいろ、長々書いていたのですが、ネタバレしないように
相当削りました!
よかったら、読んでみて下さい!お薦めです!
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