近代建築撮影日記

日本全国の近代建築を
大判カメラ、一眼レフ、デジカメなどで
撮影した写真で紹介していきます

古河の近代建築

2009-11-08 16:07:17 | 関東(東京以外)
2009/10/31撮影分の1回目です。
今回はシノゴノ会の第9回撮影会。
以前、第6回シノゴノ会として6/7撮影分の写真を紹介しましたが、第7、8回はどうなったのかというと・・
真夏は機材を持ち歩くのがしんどいので、35mmフイルムカメラでやろうということになり、結局ブログにはUPせず終いでした。

今回のシノゴノ会撮影は、車で水海道、古河、佐野、栃木と廻りました。水海道は同行者に撮影してもらい、私は古河から撮影開始です。

※クリックすると大きい画像がご覧いただけます


表題写真は
旧土信田内科医院
(不詳/大正期?/木2/文化財指定なし)
既に失われた建築で、2006年に訪れたたときの写真です。
屋根はトタン葺きのように見えますが、元々はスレートかもしれませんね。裏手には煉瓦の別棟があり、関東大震災以前の建築と思われます。
旧土信田内科医院の裏手

(表題写真とも、カメラ;Nikon F・2006/10/15撮影)


旧飯島家住宅
(棟梁:谷部貞雄/S10/木2/登録文化財)

(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6x9判・1/30秒・f16 2/3・ライズ+シフトアオリ)
シフトアオリをしているのは、三脚を据えた位置から見て一番格好よく見える角度に合わせてから、横方向にシフトして画面中央に被写体が入るように調整したためです。


旧古河町役場
(不詳/S3/RC2/文化財指定なし)

(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6x9判・1/30秒・f22・ライズアオリ)
東京・麹町区役所がモデルといわれています。
外壁保存ですが、ご覧のように右側から撮影すると元の建築の印象が伝わってきます。
現在は専門学校の校舎となっていますが、どのような経緯で外壁保存の役場建築を利用することになったのかは不明です。

古河には他にも近代建築がありますので、以前のブログ「古河の近代建築など(OLYMPUS OM-1N/PEN-FTで撮影)」を併せてご覧ください。

次回は、佐野です。


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