一人だけMajority

NO MILK, NO LIFE.

9.10

2010年09月14日 05時51分20秒 | 鳥の頭の中
2010年9月10日。
世界自然遺産屋久島。
樹齢2000年。
高さ23・7メートル。
幹回り12・6メートル。

翁杉、倒れる。


2009年11月。たった、10ヶ月前に僕が訪れたときにはこれでもかというくらい堂々と君臨していた翁杉。
屋久島を訪れた際、おそらく二十は超える数の~杉と名のついた杉を見た。
もちろん、殆ど名前は覚えていない。
ただ、この翁杉に限っては、名前も、場所も、その場のイメージもはっきりと思い出せる。



何故だかは分からない。ただ、はっきりと覚えている。

2001年9月11日。
アメリカ合衆国。ニューヨーク。
ワールドトレードセンター、倒壊。

この事件が起きる何年か前、僕はエンパイヤステートビルの屋上に立っていて、ワールドトレードセンターを見ながら
「あれが出来るまで、今このビルが世界一高かったんだなー。」
そんな事を思っていた。

翁杉もエンパイヤステートも、僕の記憶の中では未だはっきりとそこにたたずんでいて。
堂々と。堂々と。堂々と。


社会人としての生活とかそんなの関係なく、もっとずっと前から。
なんとなく、明日のおおよそは想像がついて。
もちろん全てが予想通りではなく、想像外の何かが少しずつ起きて。
でも、大体想像と一緒な明日。

学校行って、研究室行って、サークル行って。
会社に行って、汗流して、物作って。働いて。

毎日、それなりに新しい発見なり気づきなり感情なり、新しい何かがあって。
単純に汗流して、物作って、仕事して。楽しい。
まがいなりにも、自分が何かの役に立っているんだと実感できて。うれしい。

ただ。ただ。
「なんとなく想像が着く明日から、トリップしたい。」
そう思うことがある。

僕が知らないバショへ。
僕を知らないバショへ。

もちろん、トリップなんてしなくて、
なんとなく想像が出来るこの日々の幸せなり楽しみに浸かる僕なのだけど。

そんな僕にとって、翁杉のような大木は、
そこにたって、根を張って、日々着々と変わることなく、日々着々と成長してきた、
その姿がとても堂々として、とても美しく、とても耀いて見える、
金字塔のような存在。

「トリップなんてしなくて、まっすぐその毎日を生きれば良い。」

そう思わせてくれる金字塔。

そんな翁杉だからこそ、このニュースを見たとき無性に凹んだ。
すごい悲しかった。不安な気持ちを感じた。

ただ、きっと。きっと。
翁杉の幹には今もたくさんのコケが、菌が、虫が生きている。

ただ、きっと。きっと。
翁杉はこれからも、たくさんのイキモノの。

ただ、きっと。きっと。
僕はなんとなく想像が出来る明日を。
僕は少し想像と違った明日を。

ブログランキング←未だに、翁杉もエンパイヤも僕の中では堂々と立っているのだけれど、いつか自分の目で必ず見に行こうと思う。こんばんわ。ちきんでした。

一年後、三年後、十年後。

2009年04月30日 23時55分36秒 | 鳥の頭の中
 面「で、君の長所って何かな?」
 ち「はい!私の長所はどんなに時間が掛かっても一つの事を愚直にやり遂げる所です!」
 面「うん、それはとても大事な事だね。で、具体的には?」
 ち「はい!10ヶ月以上前のベトナム放浪記を冷ややかな目に負けず、未だに書き続けています!」
 面「・・・。うん、そう。がんばってね。」

どーも、こんばんわ。お久しぶり、ちきんです。
と言うわけで、
3月は3月で27日にあった学会とうんちゃらシートに追われ、気がつけば4月。

という件で、

僕の就職活動の状況に関して面白可笑しい感じに調子に乗って原稿用紙10枚分程度に書き綴り、人知れず4日程前にココに上げたのですが、
 ・ふざけて書きすぎて、色々と誤解を招きそう。
 ・気分を害する人がいそう。
との理由から、消しました。
ほんとは、UPするのをやめただけのつもりでしたが、人知れずなぜか記事も消えていたので、きっとそんな運命だったのでしょう。

僕が将来の職業について漠然と考え始めたのは、2年前の7月。
約1年間考えて出した結論は、結局最初に思った業界と一緒でした。
その業界にした理由はそれなりに色々とあるのですが、ほんとの所はただ“直感”に任しただけなのかもしれません。
今までの進路も理由を後付けをしながら、結局は“自分の感覚”に舵をとらせて来ました。

僕が就活において、注意した点は
 ・自分の足で稼いだ情報をコアにすえる。
 ・第一志望業界の取引先の業界に対してもアプローチする。
 ・とにかく積極的に質問し、社員と話す機会を作り出す。
 ・自分が感じたこと・思ったことを分析し、論理性を持たせて組み立てなおす。

の4点でしょうか。 
後は、考え方人それぞれなんでしょうが
 ・第一志望業種は作れど、第一志望企業を作らない。

ほんとの所、僕もなんだかんだ第一志望企業を作ってしまっていましたが、あの時全身全霊を込めたうんちゃらーシートで、良くも悪くも真っ先にバッサリ祈られました。
そんな初めてのお祈りメールを第一志望から受け取った当時、僕は学会に追われていたこともあり、割とすんなりと気持ちを切り替えられたこともありました。

最初の方の面接はとにかく熱くなってしまいっていたが、なんだかんだで学会以外にも自分の考えや意見を人に話す経験も増えてきていたため、「よし、とりあえず自分の考えは伝えられただろう。」と単純に思っていました。

面接が一つ終わるとひっそり聞かれたことやら反省点、思った事をメモ帳にしたためながらそれなりに場数を踏んでいくと、今まで伝えられたと思っていた表現が「あー、ちょっとわかりにくいな。」、「こーいう、話にした方が良いんじゃないか。」

ほころびを発見しそのほころびを縫い直し、そんな作業を繰り返すと、随分と面接も落ち着いて話せるようになり、話しながら色々と修正・調整出来るようになった気がします。
あー、これが「面接は場数を踏め。」とか言われる所以なのかと一人で納得したものです。

就職活動って奴もやってみると意外と楽しいこともあるモノで、
と言うか、若干無理にでも楽しみながらやっていた就職活動。

名古屋に夜行バスで行ったり、漫画喫茶でシャワーを浴びて面接に行ったりするのも、
見方を変えればちょっとした旅行気分ですし、
なんだかんだで、他の就活生とか社会人のおっちゃんとの話ができるのも楽しい。

ただ、研究と就活の2足のわらじを履かなけれいけない時は、睡眠時間もろくにとれず、食生活も乱れ、体の節々が重くなったり、
また、お祈りメールをもらったり、最終面接の結果を待ってたりするときは、どうしようも無い不安に押しつぶされそうになったり、寝れなかったり。
そんな時に、「内々定もらったー。」って話を耳にしたり、すでに就活を終えた友人から「就活決まったー?」とか聞かれた時に、多少なりとも嫌悪感を抱いてしまう自分が、惨めになったり。
正直キツイ。

そんな、シュウカツ。
納得のいったシュウカツ。とは言えないのかもしれない。
モヤモヤっとしたモノが全く無いとは言えない。今も残る。 
 「他の企業の方が、自分に合うんじゃないか。」

でも、結局合うか合わないかなんて、入ってみなければわからない。
“今やりたいこと”は大事にするモノではあるが、拘り過ぎるモノではない。
“今やりたいこと”って、結局ステージの外からしか見ていない中で得たモノであって、
それに拘り過ぎてステージに立ったときに見えるモノが見えなくなることの方が僕は千倍怖い。

そんなわけで、僕ちきんはココでリクルートスーツを脱ごうと思います。

冒頭で挙げた、僕が注意した4つのポイント、特に3番目と4番目。
そのポイントがキーとなって、とあるメーカーさんとご縁があり、就職活動を終えることにしました。

最後に、
心配してくれて声をかけてきてくれたにも関わらず、無愛想に当たってしまった友人。
ネガティブオーラを浴びせた、周囲の人々。
本当に申し訳ない。

色々と話やアドバイスを聞かせてくれた先輩。
お互いふざけたり、まじめに相談したり、当たったり、励ましあったりしてる同期。
しょっちゅう愚痴っても、いやな顔一つせず聞いてくれたシュウカツ仲間。
本当に有難う。

           シュウカツ仲間のみんなに、吉報がありますように―。

ブログランキング←と言うわけで、バイバイ関東!関東のみんな、ちきんと遊ぶなら今のうちですよ!
院生ランキング←GWはひっそりと神奈川にいます。本気で声かけてください。(涙

僕のエーハチ。【修理編】

2008年04月25日 00時02分40秒 | 鳥の頭の中
靴はやっぱりスニーカー派の僕ちきんです。
ちょっくら東京さ出る機会があったのでホワイトレザーのスニーカーが欲しいなと思い買いに行ったら、何を思ったのか、僕もまさかの新色、シルバーのスニーカーを買っていました。即決で。
茨城の片田舎で、足元光らして歩いてるやからがいたらきっと僕です。

さて、そんなこんなで、見事に断線し、右からの音を失った僕のイヤホンA8。
修理に9000も払ってられるか!ってコトで、自分で直してみることにしました。
その模様を6部構成で、お送りします。
基本的に構造は変わらないと思うので、部屋の片隅にお気に入りのイヤホンがある方は挑戦してみるのもいいんじゃないかと思います。まぁ、もちろん保障も効かなくなるので、もちろん自己責任で。

【その1】
イヤホンの断線でもっとも多いのはジャック部。
このジャック部をグイグイ押したりして音が聞こえるようなら、ほぼ間違いなく断線部はココ。
僕のA8もココでした。まずはココをカッターやらニッパーやらを使って気合ではがします。
最初は頑張ってきれいにはがそうとしましたが、むかついてきたので完全に破壊しました。


【その2】
ほいで、破壊したものがこちら。
見事に緑の線が断線してました。
プラグ部は使うので、線をはがした後、その辺に転がってるハンダゴテやハンダ吸い取り機とかを使ってきれいにしときましょう。


こうしてあらわになったプラグ部の概略は↓な感じです。
ここに線をちょちょいろくっつけりゃーオッケーなはず。
うん、たぶん。



【その3】
今度は線の黒い被覆をむいて、中の4本の線を出します。
イヤホンによってこの線の色は色々、人生色々のようですが、僕のA8の場合多分
右側
 緑→R
 緑&赤ミックス→GND

左側
 赤→L
 銅色→GND
と思われます。どなたかわかる方いたら教えてください。


で、厄介なのがこの赤とか緑の色の付いた線。これはリッツ線と言うものらしく銅線をエナメルかなんかでコーティングされてるらしい。
なので、このままじゃ電気が通れません。
というわけで、ハンダごてあてて溶かすなり、ライターで燃やすなりしてはがしてください。
その後は、なんとなくキレイに拭いておきましょう。


【その4】
ここまできたら、線をそれぞれ【その2】の図のところにハンダ付けしてつないでいきます。
ぶっちゃけ、ちっちゃいわ、細いわでイラっとしますが気合でつけます。
とにかく頑張ってつなぎます。つなげたら、一旦試しにプレーヤーにつないで見ましょう。
ステレオになってるかわかりやすい曲かなんかでチェックします。
ハンダ付けがかなり汚いのはさておき、意外とあっさり音出ました。
ここでしっかりと直ったか確認するの大事。これマジ。
さぁ、あとちょっと。


【その5】
この状態を見ればわかる通り、このままじゃまたすぐ断線します。
僕は、この状態で聞きながら伸びをしたら、全ての線を切りました。
ブチって聞こえました。涙が出ました。
そこで使うのが、ちまたで大ブームのグルーガン。またの名をホットボンド。
写真の後ろにちらっと写ってる奴ですね。
気になるかたは調べてください。これ何かと便利。
僕は天下のダイソーにて、400円で買ってきました。
ハンダ付けした部分を、このグルーガンを使って樹脂で固めます。どうせ削るのでがっつりいきましょう。
透明な樹脂なので見にくいですけどこんな感じ。


【その6】
最後に、固まった樹脂を削って削っていい感じの形に整形します。
カッターとかで簡単に削れます。
そしたら、カバーつけて修理完了!!
ぶっちゃけ、どんなに汚くやってもカバーかけちゃえば見えません。(どーん



というわけで、グルーガンさえ買ってくればなんとかなります。
9000-400=8600円ういた!
ってか直った!A8直った!

・・・。
と思ったのですが、もう一度プレーヤーにつないだらちゃんと聞こえませんでした。

というわけで、【その4】の確認をしっかりしてないと、僕みたいに樹脂で固め全て終わった後にちゃんとくっついてないことが判明したりします。。。
固めたそばから、またはがしてやり直しすることになります。
スタートに戻るの気分を味わいます。
やってられない気持ちになりましたが、やり直して無事A8は復活しました。

←まぁ、予想はしてたんだけど。
←反応の薄さに全米が泣いた。

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←いいんです。いいんです。
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僕のエーハチ。【問題提起編】

2008年04月20日 10時48分19秒 | 鳥の頭の中

こんばんわ、ア〇ラックダック、いえ、毎度ちきんです。
今回のひとマジョは、きっと興味のない方々が殆どだと思うのでスルーしちゃってください。
えっ?
「いっつもキョーミなんてねーよ。」
あー、そーですか。そーですか。

さて、高校の頃の同級に僕ちきんのモノマネをさせたらきっと

こんな感じになることでしょう。

そんな僕も、気づけばカセットウォークマン→MDウォークマンと渡り歩き、まぁぶっちゃけ、1年前くらいまでしつこくMDウォークマンを愛用していましたがついに壊れ、私ちきんも時代の流れに乗り昨年i-pod シャッフル第1世代に乗り換えました。

気づけば、あいつもi-pod、あいつの彼女もi-pod、僕の姉貴も大塚娘。
アップルにしてみればシテヤッタリなこの時代。
その流れにしっかり乗ってきたのがSHURE E3C、KOSS THE PLUG、などなどによる高級&高音質イヤホン市場。

そして僕ちきんが愛用するのが、こちらデンマークの老舗音響メーカーBANG&OLFSENの“A8”。

独特の外観と、バランスの良さ、キレイな高音。
そんなことから、僕はA8大好きなんですが、こいつら高級イヤホンの最大のネックはそのお値段。イヤホンのくせに、1万を軽く越えやがる。
A8なんて最近また値上げされ、中古で買った僕のシャッフル3つでもお釣りきます。

まぁ、それでも一度奮起して買ってしまっらたこっちのもんです。
あと、はどんなにお気に入りのイヤホンでお気に入りの音楽を楽しんだってタダ。
楽しんだ時間、プライスレス。


が、しかし

イヤホン(ヘッドホンも)の最大の天敵は、そう断線
これは、安かろうが高かろうが程度はあっても避けられない天敵。

きっと誰もが、こんな経験をしたことあるに違いない。
「あれ?イヤホン片方が鳴らない・・・。」って。

そして、誰もがすでに察しているに違いない。
「あっちきん、こいつ断線したな。」って。


うん、断線した。(号泣

これまで、5,6個のイヤホン、ヘッドホンとの仲を“断線”により引き裂かれてきましたが、A8の場合はショック倍増。
さすがにあきらめられず、修理代をネットで調べたらまさかの¥9000。。。



けっこー良いイヤホン買えんじゃんっ!やってられるか!
断線?
線が切れただけでしょ?
つなげば良いんでしょ?!

ってことで、案の定グダグダになってきたので次回。
僕のA8にメスが入るっ!

←なんか今回書いててちょっと新鮮。
←こっちのほも大学院生に移ってみました。

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←9000円とか正直ぼった栗としか思えない。
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5回目の桜

2008年04月04日 23時34分04秒 | 鳥の頭の中
18年間住んでいた実家が“帰る場所”ではなく“帰省る場所”になることに気づく間もないまま慌ただしく現在住むこの地にやって来た4年前の春。

この土地での生活もまさに“光陰矢のごとし”、気がつけばあっという間で、もう丸4年が経過しました。
4年前まさに右も左も分からなかったこの地に、なんの覚悟もする間もなくやってきて流れに身を押されながら始まった僕の大学生活。

同世代の友人の多くが、“社会”に向かい進む中で“進学”という道を選択しました。その辺で「就活したくないから院に進むわ」なんてコトをほざいているこの僕ですが、さすがにそこまでアホなわけではなく、自分なりに考え、自分なりに意味を見出し、自分なりに悩み、最終的に自分なりの理由を“後付”して行った選択なわけです。

“就職”と“進学”で、金銭的にも数百万という大きな差があることは紛れもない事実で、プラス2年間両親にさらに多くの面でスネをかじらせていただくわけですが、ほんとに一言も何も言わず、自由に選択させてもらった両親には心から感謝するばかりです。

そんなわけで僕は進学し、2年間の院生生生活を送ります。
そんなわけで先日、無事大学も卒業したらしい。
“卒業”はしたらしいが、実際肩書以外には殆どなにも変わることがないためか、“卒業”なんて実感は殆どわくこともなく、卒業式もなんかの舞台を見ている気分で過ごしてました。

そんななんの実感もないまま、誰かに背を押され卒業し、また誰かに背を押され入学という儀式を通過していくもんなんかななんて思っていた中、目に映ったのは大学の桜。



満開の桜。
この桜見んのも、もう5回目なんだなと。
そんなことを考えてだしていると、浮かんでくる4年間。

ホームシックを感じるまもなくはじまり、あっという間に過ぎていったこの4年間ですが、気づけばこの辺の土地は18年間過ごした地元より身近なものになっていました。


学校にサークル、バイトやらなんやら僕の大学生活はいつも何かに押されていたのようにあっという間でした。


ほんとに変な同期たちと出会いました。
すごい頼もしいのに、意味不明に愉快な先輩たちに出会いました。
わけの解らない後輩達にも出会いました。
ほんとにイロイロなヒト達に出会いました。
入学式当日に、今のサークルに見学に行き、3日後には練習に参加し、気づけば入部してました。
海の魅力に取り付かれました。そこで見た光景は、不思議と鮮明に今でも思い出せます。
2,3発の恋もしました。
気づいたら部長になってました。心の底から苦悩しました。心の底から笑いました。
宮古に渡り、泊り込みでダイビングショップでバイトもしました。
大好きな水で、死にかけもしました。ヒトの暖かさを改めて思い知らされました。
免許も取り、愛車に出会い、今まででは考えられない機動力を手に入れ、イロイロな土地にも行きました。
またそこで色々なヒト達と出会いました。

結局、生きていくていうのはそんなもんなんだろうなと思います。
“就職”しても“進学”しても。

僕は、考え、悩んで、泣いて、笑って、笑って、自分の意思で一歩ずつ前へ進んで行くんだと。

そんなことを考えたり、考えなかったり、そんな春のある1日。
←慣れないこと書いてたらこれのっけ忘れた。

←別になくっていいんじゃね?って思ったそこのあなた。

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←僕もそう思います。
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“13年前のキミへ。”

2008年02月16日 05時05分08秒 | 鳥の頭の中
毎週火曜日の夕方6時、僕は幼馴染と一緒に自転車を走らせ学校に向かっていた。
当時の僕を魅了した、土星の輪、すばる、そしてへールボップ彗星。
今でも大好きな、帰りに先生が「みんなには内緒だぞ。」そう言って買ってくれた紅茶花伝。
学校が終わり一旦家に帰り、日が暮れてからが僕らの天体観測だった。
そんな、いろんなことを教えてくれた僕の恩師。

そんな恩師に僕が出会う、約1年前。

まだ9歳の僕。ほんとのヒヨコな僕。
そんな僕が、図工の時間に作ったもの。

~10年後のオレヘ~



そんな約束の年から3年も過ぎ、僕も気づけば22。
今年の正月に思い出して実家のベッド下から引きずり出し、持ってきたのにまた忘れてた9歳の僕からの手紙。
半分酔っ払った僕がそんな手紙の存在を思い出し、ハンマー片手に13年前の僕が紙粘土で作ったぷよぷよを壊し、ちょっとドキドキしながら瓶の蓋を開けた。
この瓶の中の空気は、13年前の小学校の空気なのかなとか考えながら開けた。

『この日は日直だ。 平成七年五月十九日』
と書かれた水色の折り紙の切れ端(成の字が間違ってるけど。)と一緒に中から出てきたモノ。
当時本当に出張が多かった親父が帰ってくるたびにもらっていた、外国のお金。
きっと姉貴からもらったんだろう、におい玉。
大事にしてたのか、銀色のBB弾。
ランボルギーニ カウンタックLP-400の刻まれたメダル。

そして

“十年後のオレヘ”
そう書かれた一通手紙。
ひらがないっぱい、相変わらす成の字が間違ってる手紙。

ごめん、もう13年後なんだ。
そう思いながら開いて、読んだ13年前の僕からのメッセージ。
思わず噴出した、13年前の僕からのメッセージ。

『  十年後のオレヘ

  十年後のオレはげんきにしている。
  もしげんきじゃなかったらこれからげんきにいきていくんだ。
  もしげんきだったらこれからもげんきに生きていくんだ。
  バーイ

                   平成7年5月19日   』



  

  『  十三年前のオレへ

  元気で生きていますよ。
  元気でやっていますよ。
  これからも元気に生きていきます。
 
                   平成20年2月16日   』







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NOT FOUND

2007年06月08日 02時38分08秒 | 鳥の頭の中
昨日探し当てた場所に、今日もジャンプしてみるけど、なぜかノット ファウンド。
昨日赤ギョサンと出会った場所を、今日も通ってみるけど、なぜかノット ファウンド。

『あの、一年前のあの日が、俺らの一期一会だったんだ』 by 西門

というように、人生とは一瞬一瞬を生きることが大事。
そして、たった今この一瞬は、いままでの一瞬一瞬の積み重ね。
そんな多くの一瞬は、楽しい一瞬や、感動の一瞬、涙ちょちょぎれる一瞬、忘れられない一瞬、忘れたい一瞬、後悔いっぱいの一瞬、そして忘れてしまった一瞬などなど千差万別。
でもね、いま僕はこう思うのです。 『無駄な一瞬なんてない。』
いいこと言った。うん、俺いいこと言った。どーも、今夜もいい事言った僕ちきんです。

そんな一瞬一瞬を21年間とちょっと重ねてきたわたくし、ちきん。

気がつけば、実家を出て一人暮らしを始めて早4年目。
気がつけば、おかげさまで独り身になって早1年。

思い起こせば、一人暮らしを始めてから気づかされたことはビックリするほど多く、会う機会も少ないばあちゃんにまで「ちきんは、一人暮らしをしてから変わった。」と言わせるほど。
確かにちょっと変わったかもなと、自分自身ですら少し思うほど。

特に、この1年は本当に悩み、考え、苦しんだ瞬間の積み重ねでした。

その瞬間、瞬間は本当に逃げ出したいというか、普段はマスオさんなちきんが信じられないくらいピリピリと張り詰めていたりというか、
言葉にしてしまうと、ただただキツかったとしか僕のコンタクト並の語彙では、なんの重みもなにもない言葉でしか表せないわけですが。

そんなコンタクト並の語彙をひっくり返して言ってみれば、一つの部屋。



明かりも何もなく薄暗くてなにもないそんな部屋。
ただ、壁一面に無数のドアがあるだけのそんな部屋。

気がつけばそんな空間の中にタダ一人。
不安になった僕は、部屋の中を必死で行ったり来たりするのですが、ナニモナイ。

あるのはただ、無数のドア。

とてつもなく怖くなり、不安になった僕は恐る恐る一つのドアノブを手に取り、びくびくしながらも手に取ったドアノブをひねってみると



アカナイ。

より一層余裕がなくなり、焦った僕は、次々と他のドアノブをひねる訳ですが、
アカナイ。。。



そんな、一瞬一瞬の連続だった気がします。

今でも、その一瞬一瞬や、その一瞬一瞬での自分を「なんでだよ」とか「今ならこうするのに」とか色々と思うことも多く、後悔していない一瞬なんかそれこそ富士山のごとく山のようにあるわけですが。

その時かけらも納得できなかったこと
なんでもっと頑張らなかったのかとおもってしまうこと
こうしたかった、ああしたかったそんなこと。
今ならこうするのに、今ならできるのにとか思ってしまうこと。


でも、それでも、それはその時の自分が、まわりとかが見えてなかったにしろ、その時の器で、その時の力で、どうにかしようと四苦八苦した一瞬なわけで。それがその一瞬での自分のポテンシャルだったわけで。出来なかったじゃなく、こうしなかった、ああしなかったもそれは、その一瞬でのポテンシャルだったわけで。

たった今、そんんあ四苦八苦した一瞬のことを考えてそう思えたのなら、もっと広い視野で多くのことに気づけたのなら、四苦八苦したその一瞬は本当にかけがえのないステキな一瞬ではないのだろうかと。

そんな“ドアの部屋”から、自分で出たのか、どの手が出してくれたのか、どこから光が差したのか、どのドアを進んだのか、僕はどうやってそのドアをぶち破ったのか、一体いつ僕はその部屋を抜け出したのか。

そして、本当に抜け出したのか。
それは、全く持ってわからないし、いつ、何がきっかけで変わったのかは、
いくつかの思い当たる一瞬、中々その部屋では見えにくかったたくさんの伸ばしてくれた手があるわけですが、どれかがそうなのか、もしかしたらどれでもないのかはわかりません。でもきっと、その思い当たる一瞬、伸ばされた手と、今の僕ではまだ思い当たれない一瞬、手、そんなのやこんなの全てなんだなと思うわけです。

その部屋で失ったものは確かにいっぱい、いっぱいあるわけで、そのいっぱいの中には本当に失いたくなかったものもあるわけですが、最近気づいたことは

もっとたくさんのことに気づき、もっと失いたくない大事なものがもらえた。

そして何より、その部屋での一瞬一瞬を大事に思えるように、ちょっとだけ大きくなったちきんの羽根

この羽根をちょっとずつでも成長させながら、ちょっとでも前へ飛んでいけたらな。
そうやって飛んでいけるように、そうやってもっとステキな空へ飛んでいけるようにたった今、この一瞬を精一杯飛んでいくのです。

飛“ば”ない鳥は、ただの鳥とはよく言ったもので、白鳥みたいに優雅に飛べなくても、鷹みたいに速く飛べなくても、ちっちゃくても、すごいがむしゃらでも、遅くても、風が強くて前が見えなくても、その空を心で楽しんで、些細なコトで心を満面の笑みにしてこの一瞬一瞬、必死で羽根をばたつかせてたいですね。


たまには気分を変えて、深夜特急な感じでお送りした今夜のひとマジョ。
アップするのが、なんか素直にこっぱずかしい。そんな今夜のひとマジョ。

オトナでも、コドモでもない、なんとも言えないこんな空だからこそ、必死で悩んで、必死で苦しんで、必死でもがいて羽根をばたつかせてる、そんな自分のまわりの人たちand自分を見ていたら、ちょっとこんな深夜特急みたいな感じで今日は行こうかなと。
まぁ、たまには良いじゃない。

さー、明日研究室案内するフレッシュ1年生6人(の中の女の子2人)はどんな子かな?☆(全て台無しどーん


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←そろそろ2222羽目が飛んでくる気がします。
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僕の中の地球。

2007年03月15日 08時32分14秒 | 鳥の頭の中
まだまだ僕が小さかった頃、小学生とかで純粋無垢で可愛らしかった頃。


今、自分が生きているこの地球は、でっかいイキモノの体の中のほんの一部で、宇宙はその生き物の体の中で、自分はその一部に寄生している微生物みたいなもんなんじゃないかと。
そのでっかいイキモノは、馬鹿でっかいイキモノの体の中の一部なんじゃないかと。

自分の中には、ウチュウが広がっていて、その中にはホシがあって、そこにはたくさんのちっさいイキモノ達が生きていているんじゃないかと。

そのちっさいイキモノ達の中には、またウチュウが広がっていって、めっちゃちっさいイキモノ達がいきているんじゃないかと。

今僕が、生きているこの地球は縦(x軸)、横(y軸)、奥行き(z軸)の3次元で描くことが出来るけど、僕というものは時間(t軸)とか、僕が知る由もない軸とかで描くことが出来るチキュウなんじゃないかと。

その中で
めっちゃちっさいイキモノ達が、何万、何億、何兆とかものすごい数のめっちゃちっさいイキモノ達が、一生懸命人生を全うしていて、そいつらたちが生きることによって
そのちっさいイキモノ達が、何万、何億、何兆とかものすごい数のちっさいイキモノ達が、生きていて、そいつらがまた一生懸命生きることによって
今、こうして自分が生きているのではないかと。

ということは今自分が、笑ったり、泣いたり、怒ったり、ボーっとしたり、悩んだり、そんなことしていることの全てが
でっかいイキモノの生き方、人生を動かしちゃっていて、
馬鹿でっかいイキモノの生き方、人生を動かしちゃってるんじゃないかと。

じゃあ俺も、ただ適当に生きてちゃだめだなと。一瞬一瞬、一つ一つを。


そんなことを考えていたことがあったのを、久々に最近思い出しました。

そんな今、僕はこう思うのです。

僕が一生懸命生きることによって、生きているそのでっかいイキモノが










「猫ひろしみたいな感じだったらやだな」と。






ごめんにゃー!とか言ってたらやだなと。

←32位とかもう昔の話。
←『ちきんと遊ぼう係』まだまだ募集中です。(切実


カウンター
←そろそろ、こいつらも千羽になります。

AX

つよがり

2006年09月30日 00時26分26秒 | 鳥の頭の中
ある日の休日。

僕は、高校時代の旧友とともにどこかの総合スーパーに来ていました。
久しぶりに再開した旧友となぜか来た総合スーパー。

僕らは、エスカレーターを使い2Fの靴売り場へ。

そこで僕はアレを見つけてしまったんだ。





ギョサン


そう、ギョサン。

漁業サンダル(通称ギョサン)

はい、そこのアナタ。違いますよ?勘違いしないで下さい?決してベンサン(便所サンダル)じゃありません。


ギョサンには鼻緒があります。形的にはビーサンです。しかし、ビーサンとは大きく違う!!

まず、ビーサン。滑りますよね?特に水場は。
ええ、滑りませんよギョサンは。ビックリするくらいのグリップ力。

サンダルって、運転しづらいよね?なんかアクセルとかの感覚がちがくて。
運動靴のような感じでアクセルを踏めるのだよ、ギョサンは。

足疲れますよね?ビーサン。特に長時間は。
ギョサンはね、厚めの発泡ウレタンのおかげで疲れにくいです。

ビーサンて走りづらいよね?ってか速度激減ですよね?
ギョサンはね、ほぼ全力疾走できます。優れたグリップ力の
おかげでピタッと止まれます。ピボットターンだってお手の物です。

そう、そんなすばらしいギョサンを見つけたのです。そこにいた女性店員が話しかけてきました。

女性店員「最近、これ売れてるんですよ~」
俺「知ってますよ!!って言うか僕愛用者ですよ!」
女性店員「マジですか!!最近ギョサン熱いですよね!」
俺「前までは一部の島でしか買えなかったんですけどね~今じゃ、ダイバーの間で大人気ですよね」
女性店員「らしいですね!」
俺「やっぱギョサンはPearlブランドですよね。」
女性店員「お客さん、分かってますねぇ~カラフルな色も出てきましたしね!唯一の欠点であるデザインもこれで・・・」
俺「ちがうんすよ、こないだ載ったんですよ。ギョサンが。アレですよアレ、メンノンに!!」
女性店員「ま、まじっすか!!」

そんな感じ。

そんな感じの”夢”を見るほどまでにギョサンユーザーの僕。
そんな僕は、こんなカラフルなギョサンが登場する前、八丈島で購入したためもちろん愛用のギョサンは肌色。

ええ、言われます。よく言われます。

「ベンサンじゃんっ」て。

もちろん語りますよ。ベンサンとギョサンの違いについて。でもね、言われるんです。

「一緒だよ」って。

そのうち黒買おうと思います。

一ヶ月の沈黙のあとに俺は、何について書いてるんだか・・・

でもね、バリお勧めです。ギョサン。


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