小保方さんの論文に、疑義が呈されています。当欄がおもうのは、短兵急な評価判断は、これを忌避すべきであるということです。iPsでも、すでに7年が経ちます。しかし、臨床実験が緒についたのは、まだ1件にすぎません。今日(H26、2、28)の新聞では、iPsのパーキンソン病への適用応用がとりざたされているとか。しかし、ここでもまた、そんなに急がなくても、との思いをつよくします。
iPsは、夢の医療ともて囃されてきました。それは、これまでの医療が、あまりにも無能であった、その裏返しにすぎません。高血圧ひとつ、糖尿ひとつ、喘息ひとつ、歯槽膿漏ひとつ、どのひとつをとっても、治せないのは、駁論不能の事実ではありませんか。
しかし、事実でいえば、これらは、いずれも90年もまえから、治されてきています(AMT)(OT)。私は、iPsにせよSTAPにせよ
副作用なく真に効いて治せるといえるまでには、相当年数を要する、とおもっています。短兵急な結論は、つつしむべきです。
マスコミは、小保方論文によらず、ニュース性の高いものをとりあげます。また、時事芸能スポーツ評論解説啓蒙etc.の分野でも、登場させるのは、斯界一流人(王長島マー君イチロー真央ちゃん習朴オバマ安倍プーチンetc.)にかぎられます。情報の世界は、そうゆうものなのかもしれませんが、そこには、かならず落し物忘れ物があります。
それは歴史です。歴史は、非凡なる凡人たちの作品です。けっして、非凡な人間の独力で形成されたものではありません。
iPsにもSTAPにも、海面下にはたくさんの方々が、海面上の山中・小保方をささえてきているはずです。小保方さんも、チーム
のみなさんと実験の初期化と検証につとめてください。
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