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絵画通し憲法学ぼー作家・弓手さん講演 作品交え解説「毎日」

2017-04-27 07:11:03 | 地域での活動

 憲法を表現した絵画を通して憲法について考えようと、「『憲法を名画で表現』講演会」(憲法の心を名画で学ぶ実行委貞会主催)が葛城市竹内の当麻文化会館であった。憲法の前文や条文ごとのイメージを絵にした同市の洋画家、弓手研平さん(46)が作品に込めた思いなどを語った。

 弓手さんは「日本国憲法の心を描く」をテーマにした作品制作を2006年に始め、5年かけて計110点を完成させた。知り合った弁護士から「日本人の根底にある憲法を表現できないか」と言われたのがきっかけで、「憲法を変えるのでも守るのでもない、足元にある当たり前のもの、とのスタンスで描いた」という。

 講演会では、実物も展示して制作意図を解説。「生存権」を記した25条をイメージした作品は、当麻寺の東塔と西塔を背景に農夫婦が種まきする姿を描く。「法の下の平等」

の14条は雪の積もった風景を絵にし、「初雪が降ると大人でもわくわくする。法の下の平等は美しいことだと考えてほしい」と説明した。

【藤原弘】

「毎日」奈良版4/27付

 


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