92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

厨 十兵衛、Osteria Italiano Vin Vino、洋酒店 醇

2011-06-12 | 呑み (信州:松本市街)
 昨夜の雨はどうにか止み、日中は何とか曇り空を維持してくれましたが、夕方からはまた雨が降り始めてしまいました。

 昨日(土曜)は休日出勤でしたが、今日(日曜)はお休みです。そして明日は先日の休日出勤の代休と言うことで、何とか連休を確保できたので、ETC休日特別割引の恩恵を受けて黄昏時には松本まで帰り着きました。

 雑用等もあったので少し出遅れましたが、今夜も夕食がてら呑みに出掛けるとしましょう。と言うことで今夜の先発として向かったのは、普段は中継ぎエース的な存在である緑町の「厨 十兵衛」(松本食堂事業協同組合よりgooタウンページ)さんです。早速いただいた日本酒は以下の通り。

■「蒼空」(純米吟醸、山田穂、藤岡酒造関連ブログ

■「玉川」(純米吟醸 無濾過生原酒、雄町、木下酒造

十兵衛 外観 蒼空 玉川


 やや久し振りとなった「蒼空」は京都の小さなお蔵さん。ウチの実家から川を挟んだ向かいにあたる伏見のお酒で、蔵にも数回出掛けたことがあるので、何だか勝手に馴染み深く思えます。続いて「十兵衛さんでは見慣れない名前だなぁ」と思ってオーダーした「玉川」も偶然ながら京都のお酒。と言ってもこちらは丹後・久美浜なので距離的にはちょっと遠いところ。初めて呑むような、でもどこかで名前に引っ掛かるものを感じていたのですが、振り返ってみると前に部屋呑みの会でいただいたことがあるお蔵さんでした。そう言えば呑み仲間Mさんが高く評価していた覚えがありますよ。

 一方、お料理は「新玉葱と野菜盛り」や「馬さし」、「豚タンともやしの塩炒め」をお願いしました。

新玉葱と野菜盛り 馬さし 豚タンともやしの塩炒め


 このお店のメニューでは近年、野菜系が減少気味の傾向が感じられただけに、「新玉葱と野菜盛り」のような路線が復活登場したことは嬉しく思えますよ。ただ、メイン系のお料理の単価が若干上昇気味に思えるのは、仕入れの関係でしょうか。

 そんなことを考えていると、店主 Id さんが「思っていたより旨くてビックリした」という「佐渡銀鮭の刺身」を少し試食させて下さいました。なるほど余計な脂感が少なく旨味バッチリとあって、信州サーモンよりインパクトが大きいかもしれませんね。

 日本酒はその後、福島モードが入ったようで、以下をいただきました。

■「あぶくま」(純米吟醸 無濾過生、山田錦、玄葉本店・gooタウンページ

■「ハート天明」(曙酒造

佐渡銀鮭の刺身を試食 あぶくま ハート天明


 もう少し華やかなイメージのあった「あぶくま」ですが、これは思ったより落ち着いている感じ。でも、相変わらず福島酒らしい安心感があるように思えます。一方、「ハート天明」は地震で一部破損してしまった商品をブレンド後、再度火入れ瓶詰めしたという数量限定酒。1本につき 600円をあしなが育英会津波遺児基金へ寄付されるとのことでした。

ハート天明(裏ラベル)


 雨模様のせいか、入店時にはお店を貸し切り状態。遅い時間帯になってお馴染みさんらしいお客様がいずれもお一人様で男女1人ずつ来店されただけとあって、何だか静かな日曜の夜です。Id さんの話によると、昨夜は満席で大忙しだったとのことで「お客様が来られる時は集中して来るけど、来られない時はまるで来ない極端な傾向がある」と嘆いていられました。

 日本酒はその後、小説「神様のカルテ2」に名前が登場して以来ヘビーローテーション度が向上中の「信濃鶴」(特別純米、長生社・gooタウンページ長野県酒類販売より関連ブログ)で〆とします。

 一方、お料理のラストオーダーは「ぶっかけ冷しうどん」をお願いしました。炭水化物系が(裏メニューではなく)ちゃんとメニューに記載されているのを拝見するのは、何だか久々な気がしますよ。

十兵衛 店内には映画「神様のカルテ」のポスター 信濃鶴 ぶっかけ冷しうどん






 こうして程良くお腹を満たした&酔っ払ったところでセットアッパーとして向かったのが、松本駅前から今町通り方面へ歩いたところにある「オステリア・ヴァンヴィーノ」(松本経済新聞より関連ブログ)さん。こちらはワインがメインのお店と言うことで、店長 Ma さんのおすすめで以下のワインをいただきました。

■ イタリア 白ワイン「ヴィッラ・ビアンキ ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ」

■ スペイン・バルデペーニャス 赤ワイン「ディエゴ・デ・アルマグロ レゼルバ」(テンプラニーリョ、紹介サイト

ヴィッラ・ビアンキ ヴィッラ・ビアンキ ラベル ディエゴ・デ・アルマグロ


 途中、ちょっと道草くっていたこともあり、残念ながらフードはラストオーダーを過ぎてしまったのですが、美味しいお通しをいただきます。

VinVino お通し VinVino 店内 VinVino 外観





 すっかり酔っ払ったところですが、やはり呑みの締めにはバーへ寄りたいところ。そこで今夜の抑えの切り札としては、土井尻町(大名町と西堀の間)にある洋酒店「醇」(gooタウンページ関連ブログ)さんへ寄ることにしました。

 早速いたいたのは、レコメンド・メニューに載っていたエチゴビールの「ホワイトエール」です。「レッドエール」にも惹かれたのですが、生を先日いただいたところなので、今夜は「ホワイトエール」を選択したのでした。

エチゴビール・ホワイトエール 醇 お通し 醇 店内


 その後はモルトへ移行。小説「神様のカルテ」にも登場した「タムナヴーリン」(12年、スペイサイド)をお願いします。

タムナブリン(12年)ボトル タムナブリン 醇 入口


 すっかりのんびり深い時間帯まで過ごさせてもらってしまいましたが、ぼちぼちこのあたりで本拠地へ引き揚げるとしますかね~




 とか言いつつ、うっかりコンビニへ買い出しに寄って、夜食や明日の朝食等を調達した模様。

買い出し





前回訪問記録:
厨 十兵衛、SideCar(2011-06-02)
Osteria Italiano Vin Vino(2011-05-18)
招福、ジュレ ブランシュ、洋酒店 醇(2011-04-30)

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