92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

林城(大城・金華山城)

2006-01-07 | 信州(松本市街・近郊)
 美ヶ原から松本市へ流れる薄川(すすきがわ、Wikipedia より)は、桜並木やドラマ「白線流し」のロケ地のひとつとして知られています。この薄川に沿って入山辺方面へ遡っていくと、林城があります。

 ここは南北朝時代の功績で信濃守護となった小笠原氏(だからファイターズの小笠原選手を応援する、というワケでもありませんが)の根拠地の一つとなった山城で、それほど綺麗に整備されているとは言えないものの、ちょっとした史跡公園となっています。

 地形的には北アルプス~松本市街地の眺望が期待できる場所なんですけど、文字通り林の中になっているので、それほど豪快な眺めというワケにはいきません。特に葉が茂る夏場だと、殆ど見えないのではないでしょうか。うちも秋~春にしか来たことがありません。


(写真をクリックすると、案内板の拡大写真が別ウインドウで開きます)


 橋倉の集落からクルマで登ることができ、その途中には割と眺望が開ける場所があります。ただ、ここも昔はもっと眺めが良かったのですが、植林された木が随分と成長してきたので、(勝手な言い分なのは承知の上で言うなら)眺めとしては少し残念な状態になってきました。



 東の空を見上げると、美ヶ原をかなりアップ(左下の写真)で見ることができます。ただ、今日はちょっと雲が多い上に、既に随分と陽が傾いてしまったのが残念ですね。

 集落の入口あたりまで降りてくると、松本の市街地ごしに北アルプスを望む(右下の写真)ことができます。ただ、これまた今日は雲がかかっているのが残念です。

 
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)


 この集落の入口にも、案内板が立っています。信州の歴史を後世にうまく伝えられるようにしたいものです。

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