6月30日 8時16分頃に長野県中部(松本市、北緯36.2度・東経138.0度)を震源とする最大震度5強(M5.5)の地震(気象庁発表、松本市公式、市民タイムス号外)が発生しました。
信州松本は糸魚川静岡構造線に近接しており、牛伏寺断層や松本盆地東縁断層などといった活断層の存在が知られていますから、いずれは大きな地震が来る可能性が高いと認識していましたし、多少なりとも阪神・淡路大震災に触れる機会のあった身だけに、ある程度の地震対策は進めていたのですが、実際にこの目で様子を確かめるまでは不安なものです。
例によって金曜の仕事は終電近くまで残業になってしまったので、出稼ぎ拠点を出発できたのは丑三つ時。地方部の上限1,000円は無くなったもののETC休日特別割引の恩恵を受けて松本まで帰り着いた時には、既に明るくなっていました。恐る恐る本拠地の扉を開けてみるとしましょう。
どうやら想定していた最悪の事態には至っていないようですね。建物には特に目立った被害は無さそうです。でも、本棚に平積みしていたパンフレット等を中心に、一部が本棚から床に落ちていました。棚やタンス上にディスプレイしていた小物類や写真立ても軒並み倒れたり落ちたりしています。
幸いなことに PCラックまわりではプリンタも液晶モニタも転落防止対策が効いたのか、特に問題なし。ただ、床置きしていた NAS が転倒し横たわっていました。
カメラ等を置いているラックでもテーブルライトが落ちかけていますが、電源ケーブルを拘束していたので落下せずに済んでいます。また、液晶TVもラックに固定しているので、ラックが若干移動していた他は特に問題ありませんでした。
キッチンを見ると、冷蔵庫はかなり前へせり出しており、食器棚もスライド棚は全てフルオープン状態となっていますが、上段の扉は閉じており、その中でもグラスが一部倒れている程度で済んでいます。
基本的に背の低い家具ばかりの本拠地にあって、一番背が高いのがこの食器棚。そこで耐震用の突っ張り棒で天井に固定しておいたのが効いたのか、恐れていた食器棚の転倒はありませんでした。ただ、扉のない棚に置いていた急須とウイスキーグラス(2個、白州土産)がスライド棚に転落して破損。これらが今回の数少ない破損物品となってしまいますが、床に落ちることなくスライド棚に留まっていてくれたのは助かりました。
CD/DVDラックは辛うじて踏み留まり、鴨居コーナー棚に載せたテント類も安定して載ったままでしたが、突っ張り棚に載せていたティッシュボックスや浴室のシャンプー等のボトルは転落しており、どうやら置き場の方角や重量による細かな差異もあるのかもしれません。
概ね事前の地震対策が効果を発揮できていたように思います。
ただ、今後も続くであろう余震や、さらなる大きな地震の襲来に備え、今回の地震で気付いた弱点を補強しておくことにしました。
まずは食器棚のスライド棚への対処。乳幼児の悪戯防止グッズであるセーフティロックで半固定化してみます。
また、両側が開放されている本棚については、自転車の荷台ゴム紐を今回落下した部分に巻くことでストッパーの役割を果たさせ、落下防止用の暫定対処としたいと思います。
トラックバック先:
松本市の最近の・・・:2011/6/30松本市地震の記憶(2011-07-07)
関連記事:
あれから16年(2011-01-17)
阪神・淡路大震災の記憶 (追記あり)(2005-01-17)
地震連発 (追記あり)(2004-10-23)
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どうやら想定していた最悪の事態には至っていないようですね。建物には特に目立った被害は無さそうです。でも、本棚に平積みしていたパンフレット等を中心に、一部が本棚から床に落ちていました。棚やタンス上にディスプレイしていた小物類や写真立ても軒並み倒れたり落ちたりしています。
幸いなことに PCラックまわりではプリンタも液晶モニタも転落防止対策が効いたのか、特に問題なし。ただ、床置きしていた NAS が転倒し横たわっていました。
カメラ等を置いているラックでもテーブルライトが落ちかけていますが、電源ケーブルを拘束していたので落下せずに済んでいます。また、液晶TVもラックに固定しているので、ラックが若干移動していた他は特に問題ありませんでした。
キッチンを見ると、冷蔵庫はかなり前へせり出しており、食器棚もスライド棚は全てフルオープン状態となっていますが、上段の扉は閉じており、その中でもグラスが一部倒れている程度で済んでいます。
基本的に背の低い家具ばかりの本拠地にあって、一番背が高いのがこの食器棚。そこで耐震用の突っ張り棒で天井に固定しておいたのが効いたのか、恐れていた食器棚の転倒はありませんでした。ただ、扉のない棚に置いていた急須とウイスキーグラス(2個、白州土産)がスライド棚に転落して破損。これらが今回の数少ない破損物品となってしまいますが、床に落ちることなくスライド棚に留まっていてくれたのは助かりました。
CD/DVDラックは辛うじて踏み留まり、鴨居コーナー棚に載せたテント類も安定して載ったままでしたが、突っ張り棚に載せていたティッシュボックスや浴室のシャンプー等のボトルは転落しており、どうやら置き場の方角や重量による細かな差異もあるのかもしれません。
概ね事前の地震対策が効果を発揮できていたように思います。
ただ、今後も続くであろう余震や、さらなる大きな地震の襲来に備え、今回の地震で気付いた弱点を補強しておくことにしました。
まずは食器棚のスライド棚への対処。乳幼児の悪戯防止グッズであるセーフティロックで半固定化してみます。
また、両側が開放されている本棚については、自転車の荷台ゴム紐を今回落下した部分に巻くことでストッパーの役割を果たさせ、落下防止用の暫定対処としたいと思います。
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