スーパー特区にみる ”水虫医療”

2017-10-01 17:38:33 | Weblog

 スーパー特区(先端医療開発特区)の、じゅうらいの特区とのちがいは、地域性にとらわれないところにあります。同特区は、'08年春にスタートしましたが、騒がれた割には格別の成果があがっているようにはみえません。
 一つおぼえを繰り返すことになりますが、国民病のどれひとつ、治せないのは、スーパー特区が名前倒れである、なによりの証拠だとはおもいませんか。あれから10年弱。これほど時間を費やしているのに、"革新的バイオ医薬や機器の開発"など、影もみえないのはどうしたというのでしょう。10近く経つのに、スーパー特区の現状ははなはだお寒いかぎりです。例えばリウマチ一つをとっても、AMTやOT医療は90年も前から、これを治してきています。が、スーパー特区での医療では未だに治せない! 単にお寒いお粗末にとどまらず、担当の研究者は含羞をおぼえないのでしょうか。

 「医のたけくらべ」により科学的検証をしたら、現行医療で、AMT等に勝てるものがないため、無視の一手しかないのでしょうが、科学者をもって任ずる医療者の名が泣きはしませんか。ただ、iPs細胞療法は、文字通りノーベル賞ものゆえ、無視もならず、一抹の危惧や不安はあっても、これには異論反論はできない・しない! 

 しかしその他の無名医とその医療は、優れていればいるほど、無関心を装おい関わらない! これが医界の現状といって大過ないでしょう。それゆえ、AMT・OT・iPS以外、あらためて明治いらいの医療を、"水虫医療"と酷評せざるをえません。じっさい、脳外科内臓外科をふくむ外科領域・ウィルス性疾患に対するワクチンを除き、いずれの疾病も治せないではありませんか。

 通常の特区すらみとめられなかった、AMTは、上記各種疾病を90年にもわたり治してきています。実質は世界に冠たる医療といえましょう。対して、スーパー特区承認以前から研究を重ねてしてきていながら、そして承認以後10年近くも経ち、加之、何百億円の国庫補助をうけながら、なお糖尿リウマチ等の患者一人すくえない、スーパー特区の医療研究とはなんなのか? とする所以ではあります。
 スーパー特区にえらばれた大学や研究機関等は、積年の無力失態を、すなわち頭痛水虫歯槽膿漏ガン脳卒中心臓疾患リウマチ肝疾患ぜんそく痛風パーキンソン等を駆逐できなかった汚名を、これから挽回できますか。外科の手術や再生療法にたよらないで、AMT等を凌ぐ大成果を挙げていただきたい と願ってやみません。患者国民のためです、がんばってください。