60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

東日本縦断 2016 ( 3 )

2017年04月18日 | 北日本


 9/03  7:15出発、曇。
 夜明け前から小雨が降っている、昨日の予報では雨ではなかったはず、ラジオで天気予報
をチェックすると青森の降水確率は低い、この周辺のみの雨と判断して出発。雨は弱いが
シールドは絶えず拭わねばならない、完全雨天装備で出発したため蒸し暑く不快、昨日の往
路k4を戻る、交通量の少ないコースだが視界が悪く慎重に走る。大畑からR279に乗る、
通勤者らしき車両が結構走る、後方チェックを絶えず繰り返し大きなカーブをこなして木野
部峠を下ると雨はかなり小さく霧のようになる。更に走り風間浦村の中心新町に到ると雨は
上がる、路面も濡れておらず雨は降っていなかったようだ、更に北上すると大間港の白い灯
台が陽に輝く、薄日が射しているが北海道は今日も見えない。

大間崎


 車の流れのままに進み大間町境の手前から案内に従い地道に乗り大間崎に到る、大間崎
から市街地を走りR338に乗り南下。大間原発建設現場を大きく東に巻いて再び海岸沿いに
出て南下、交通量は少なく天気は晴れとなり快適、雨具は大間で脱いでいたので爽快。案内
に従い佐井の集落に入市街地を走る、しかしk46のつもりで市街を走るとR338に出てしま
う。引き返し村役場を周回する道路に乗ると川沿いのコースとなる、散歩の老人に確認する
と川内へのコースとのこと、しかし1.5車線で少し狭いようだしメンテナンスも行われて
いない印象、左手の川の対岸を見ると車が走っている。少し進むと橋が在り対岸に渡る、本
来のk46で二車線の立派な道路、走り出すとすぐに電光掲示板に通行止めの案内、佐井から
3kmの地点から引き返す。k46を戻るとk46の案内の有った郵便局のすぐ傍に出る、狭い
路地がk46の入口、先行車に続いて走っていると絶対に見落としてしまう入口。R338を南
下、台風の影響は少なかったのか海は青く白い漁船が浮かぶ、願掛岩の上りを越え右手の
海を眺めながらしばらく南下すると長後の集落に到る。ここから集落背後の崖上に向けての
ヘアピンコースが見える、かなり厳しそうな上り。ヘアピンの繰り返しで崖を上ると崖上の
コースを行く、林の中を走るため海は見えない、しばらく走ると福浦の漁村に下る。集落を
抜けると再び厳しい勾配で崖を上る、濃い霧が流れる大小のヘアピンを上り八柄間山の山腹
を巻いて走ると深い林間を行く、海岸沿いのコースとは思えない景観が続く。

仏ヶ浦展望台より


 仏ヶ浦展望台から仏ヶ浦への入口を通過して樹林帯を下る、大小のカーブを繰り返す急勾
配の長いコースを下り牛滝に到る、牛滝からコースは牛滝川に沿って内陸に向かう。少し
走るとコースは林間の上りとなりヘアピンや大小のカーブを繰り返し進むと分岐に出合う、
直進はk253で川内・右折はR338で脇野沢方面の案内表示、一面に濃霧が広がり北海岬の
眺望は期待出来ない、直進して川内に急ぐことにする。k253に乗り野平高原の荒れ地を
走る、牧草地とキャンプ場以外は何も無い、ほとんどフラットの直線路を進むとかわうち湖
沿いに出て湖畔を走る。少し湖畔を行くと道の駅かわうち湖、小さな小屋のような建物が
林の中に見えるが営業しているのか不明。湖畔を更に東進して川内ダムを通過すると渓谷
沿いの崖下を行く、いたるところに落石注意の警告板が立つ、右手には深い谷が続く、もち
ろん交通量は皆無。川沿いから離れ林間をしばらく進むとk46と出合う、k46は少し北に湯
野川温泉が在るためか交通量は結構有る、路線バスや観光バスも行き交う。林間を進み海岸
に出て川内の中心地に到りR338に乗る、霧は晴れ薄日が射すが海上には靄が広がる、津軽
半島も夏泊半島も見えない。海沿いのフラットコースを走り海自の大湊航空隊基地を巻いて
内陸を進む、再び海沿いに戻ると大湊の市街を走る。中心街に入ると流れに乗って進みk272
に右折して南下、このコースも交通量は多い、地元の車が中心だが大型トラックも交じり緊
張する、流れのままに進みR279に乗り継ぐと更に南下、古い国道で路肩は無く狭い、その
上交通量はかなり有るため後方チェックは怠れない。道の駅横浜で休憩後再び南下、左右に
は原野が続く直線フラット、吹越でk24に乗り換え東進、風車が並ぶ丘陵地を越え原燃PR
センター前を通過してR338バイパスに出合う、乗り換えて少し北上して再びk24に乗り東
進。六ヶ所村の南端に到り給油後R338に乗り南下、沼や原野が続く荒涼とした中を走り
むつ小川原港を通過してk170に乗る、今日のk170は交通量が少ない。ゴボウや山芋の畑
地を走ると三沢基地航空際の案内が並ぶ、まさか明日かと注視する、しばらく走ると市民の
森の案内に従いキャンプ場に到る。キャンプ場は漕艇大会が開催されておりサイトはかなり
混み合う。設営後k170に乗り食料調達に出かけるが市街のスーパーまで行く気がしない、
近くのサークルKで購入してサイトに戻り寛ぐ、サイトでは夜中まで騒ぐ連中も多く閉口。

 9/04  7:20出発、曇。
曇天だが小さな雨が降っている、今日は八甲田・十和田は断念、大きな峠越えはしないで
田代を目指すことにする。雨具は着ずに出発、走り出すとシールドはすぐに水滴で見えなく
なる、しかしk170に乗り市民の森から離れ南下すると霧は少し収まる。サークルKを通過
して少し走るとk10に出合い乗り換え東進、すぐにR338にぶつかり右折して南下、海岸地
帯に到ると再び霧は濃くなる、これならなら内陸部を南下するべきだったと後悔。R338は
この附近では古いままの国道で狭く市街地では地道かと思うほど狭い、集落は連続して緊張
も続くが幸い日曜の朝のためか交通量はかなり少なく後方への不安も少ない。南下するに
従い霧は薄れ空は明るくなる、百石に到ると薄日も射し気温は21℃となる、百石の市街を
走り抜け八戸市に入るとすぐにk15に乗り換え西進。広く立派なコースで稲田の中を走るが
新幹線を潜ると狭くなる、農道と間違うようなコースが稲田の中を行く、集落内ではセン
ターラインも無くなる、交通量は少なくフラット直線。五戸の東部から市街への案内に従い
k113に乗る、河岸段丘上に展開する五戸の街並に入る、住宅や商店の軒先に提灯が下がり
今日は祭のようだ、商店街ではもう多くの店が開き買い物客の姿も、朝から活気の有る商店
街だ。市街を狭い道路で抜けR454に直進、黄金に色付く稲田の中を走るほぼ直線のフラッ
トコース、前方の山は霧に包まれ雨が降っているようだ。戸来の集落で停車して今後のコー
スを検討、やはりこのままR454で十和田湖に向かうのは無理なようだ、三戸から十和田湖
の南を巻いて大館に向かうことにする。戸来からk45に乗り換え南下、かなり厳しいアップ
ダウンで谷を幾つか越えて行く、小カーブやヘアピンも多く走り辛い、交通量は少なく人家
も少ない。町境を越えて三戸に下るとR4を渡り市街地に入る、静かな盆地の街三戸も町中
で祭の準備をしている、k134で市街地を通り抜けるとR4を潜りR104に直進。R104は
狭い国道、稲田の中を行くフラットコースをしばらく走ると田子の集落、青森ニンニクの里、
小さな集落なのにGSが5~6軒も在り驚く。田子を通過すると広い谷間の農地を行く、左右
には稲田やニンニク畑が続く、谷が狭くなった処に関の茶屋が在りここから山間コースと
なる。

田子北方


 熊原川に沿った穏やかな登りコースをしばらく進み川から離れるとヘアピンの厳しい
上りが続く、高度が上がると再び霧に包まれる、林間で何度かヘアピンを繰り返すと高原状
の広い場所に到る。白萩高原との表示の有る霧の高原をアップダウンで走り抜け来栖峠を通
過して秋田に入る、来栖峠は峠のイメージは無く高原の中の高所でしかない、秋田側はほぼ
直線の下り勾配、少し下ると川沿いのコースとなり穏やかに快走。R104の交通量は田子を
過ぎるとかなり少なく大型車は皆無、川沿いにしばらく走るとR103と出合い乗り換える、
十和田湖から下って来たR103はさすがに少し交通量が有る。R103で谷間の緩やかな下り
を快走、コース状態もR104より良好で走り易い。谷間の10km強を走り大湯の街並を通過
すると山間から出て稲田のフラットを進み毛馬内の市街に到る、毛馬内を抜けると更に西進、
交通量は増加して大型車も走る。米代川に沿ったR103からは川の中に立つ鮎師の姿が見ら
れる、交通量は若干多いがフラットで見通しの良いコース、平地に下ると晴天で気温が高く
なり不快。秋田は青森と異なり快晴かと思う晴天、山館でR285に左折して米代川を渡り比
内市街に入る、気温は28℃で暑い。比内からk52に乗り田代に向かう、稲田の広がる中を
行く直線路はほとんど車と出会わない、秋田自動車道を潜り再び米代川を渡ると川口でR7
に乗る。少しR7を走り田代で給油して田代スポーツ公園に到る、受付を済ませサイトに
行くと昨年と同じ場所に見慣れたタープが張って有る、昨年出会った盛岡の鮎師が来ている
ようだ。食料調達で早口に出かけた後温泉に浸かりサイトで寛ぐ、3組ほどの同宿者が居る。

 9/05  6:55出発、晴。
 起床すると周囲の空を見回す、北東方面は快晴、他方角は雲が広がる、十和田湖に向かう
ことにして出発。公園から東に向かいk68に乗り北上、赤川の集落を出ると左に迂回する
k68から稲田の直線路に直進、しばらく直進すると左折してすぐにまたk68に乗る。マイ
ナーなルートだが地元の通勤者には活用されているらしく対向車は有る、山瀬ダム方面への
分岐を通過するとコースは東に向かい山間に入ると小さな川に沿って林間を行く。時々正面
から木の間越しの太陽が目を射しカーブが辛い、速度を落とし慎重に走る。小さな峠を超え
花岡に下り島内の信号を直進、近道かと思ったが方向違いで国道には出られない、年配の男
性に確認して信号に引き返す、再びk68を走り白沢からR7に乗る。交通量はこのコースに
しては多くないが大型車や通勤者の車がかなりの速度で走る、気温は24℃でかなり蒸し
暑い。道の駅矢立で休憩、今後のコースを確認して再び北上、道の駅碇ヶ関を通過してしば
らく進むとR454の分岐、案内に従いR454に右折、すぐに踏み切りを渡ると狭いコースで
かなりの勾配を上り東北道を跨ぐと更に上る。リンゴ畑などの果樹園をカーブを描いて上る、
行き交うのは地元の車のみ、更に上り林間に入ると狭いコースで小カーブを繰り返す、途中
で男女二人組みのライダーとすれ違ったのみ。林間を更に上ると平川市に入る、ここからは
かなりの勾配での下り、小カーブとヘアピンの連続で下り小国の小集落に到る。稲田の中を
小カーブの繰り返しでしばらく進みR102に出合う、広い国道で数台の乗用車が走る。右折
して東に向かう、広い谷筋の穏やかな勾配をゆったりとしたカーブで走る、右折する時に出
会った車以外ほとんど車両は見掛けない。川に沿って快走すると谷が狭くなりブナやナラの
林間を走る、勾配が厳しくなり小カーブの連続にヘアピンが交じると滝ノ沢峠の分岐に到る。
左折して外輪山をR102で行く、ブナ林帯のかなりの勾配を進む、林で湖も景色もほとんど
見えない、林の切れ間に時々見える樹海の彼方に岩木山が見えるが私のカメラでは写らない、
7km程走ると急勾配をヘアピンの繰り返しで上る、勾配が緩くなると御鼻部山展望台に
到る。広い駐車場には一台の乗用車が停車しているのみ、十和田湖は無風で鏡のような水面、
しかし雲が多く鮮明な景観ではない。

十和田湖御鼻部山より

十和田湖御鼻部山より

102より西北 岩木山が肉眼では見える


展望台を出発する時なにわ№のライダーが二人やって来る、往路を戻り滝ノ沢峠の分岐
からR454に乗る。すぐに急勾配を小カーブとヘアピンの連続で下る、路面状況は悪く特に
トンネル内や履道内は酷い、灯りは無く路面は凸凹で慎重に手探りで進む。湖畔に下るが樹
林に妨げられ景色は全く駄目、木の間越しに時々見える湖は穏やかで美しい、僅かな隙間
から湖畔に出て御鼻部山などを眺める。

十和田湖西岸

十和田湖西岸より

十和田湖西岸より


十和田湖西岸のブナ林を快走して発荷峠に上る、雲は多いが風は無く湖面は鏡のようだ、
しかし全体的に靄が広がり鮮明さに欠けるのが残念。発荷峠を更に上るとk2に乗り換える、
すぐに紫明亭展望台で停車して十和田湖を眺める、更にk2をしばらく走ると笹森展望台、
草が繁り一人で上まで行くには少し勇気がいるコース、断念してk2を下る。

発荷峠より

発荷峠より

発荷峠より

紫明亭展望台

紫明亭展望台


 昨年下ったコースを快走し道の駅をパスしようとして左手の滝が目に入り急停止、七滝を
撮影して更に南下。小坂も今日はパスしてk2を更に走り大館に到る、気温は34℃で物凄く
暑い、市街のGSでバイク屋を尋ねるとすぐ傍に在る。このバイク屋ホンダハートもマニ
アックな店、オイルとプラグを交換して若い職人と話す、大館にも馴染みのバイク屋ゲット。
R7で田代に戻り給油と食料調達をしてサイトで寛ぐ。

 9/06  雨天停滞。
 雨が小康状態の内にローソンに出掛け食料を調達、10時過ぎから温泉に浸かり寛ぐ。


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