10/07 7:30出発、晴。
R448に乗り南下、東串良を走り抜け肝付町に入り波見から断崖の中腹のコースを行く、
左手は青い志布志湾に石油備蓄基地が朝日に輝く。対向車はほとんど無く小さなカーブを
繰り返し穏やかな勾配を快走、半島先端で南下して小串トンネルを抜けると目の前に内之
浦湾が広がる、その先の稜線上には大きなパラボラアンテナが見える。
志布志石油備蓄基地
内之浦湾
内之浦湾(2)
内之浦市街を通過して急勾配を走る、市街地から広く走り易いコースが続く、9%の勾配
を登り切った所が宇宙空間観測所、今日はパスして登りと同様の勾配を下り山間から海岸
線の断崖上に出る。左手には岸良の砂浜から断崖へ続く眺めが素晴らしい、崖上から海辺
に下り渚に沿って西進して岸良の集落に到る、岸良から南下して先ほど見えていた崖に
上る、岸良の砂浜にも断崖にも黒潮が打ち寄せ白波が砕ける。
岸良海岸
岸良海岸(2)
岸良海岸(3)
海を眺めながら崖上を行くとk74の分岐、k74を下りかけると通行止の案内、k74は辺
塚から先は山間部で面白みの無いコースだが辺塚までの海岸線は眺めの素晴らしいコース
で走れないのは残念。再びR448を走る、改修された広い快走路だが勾配は厳しい、左下に
は船間から戸崎への海岸線の眺めが素晴らしい。船間トンネルを抜け勾配が更に厳しく
なったコースを小カーブの繰り返しで登る、しばらく進むと迂回路の案内、林道のような
細道を少し入るとまたしても通行止の案内板、大浦までは走れるが肝付町境から佐多方面
は通行止とのこと。
船間海岸
船間海岸(2)
船間トンネル西方
仕方がないので再び国道に戻り今後のコースを検討、半島中央部の山地を南下すること
にしてR448を西進、対向車のほとんど無い快走路を行き錦江町に入ると田園地帯に下り高
原のような風景を走る。新田の集落から南西の花瀬方面へのコースが有るが山間コースは
不安、計画通りの経路を走ることにしてR448を更に西進、新田峠を越えシラス台地上の
長閑な農村風景を快走して田代の集落に到る。k68と出合い左折して南下、少し走り南大隅
町に入ると山間コースになる、k68は広域農道のように山間部を直線的に伸び大きなアップ
ダウンを繰り返す広い県道、交通量は結構有る。大竹野トンネルを通過するとアップ
ダウンに加えてカーブも連続する、しばらく南下して伊座敷の小集落川南でk74と交差
してようやく本来の計画コースに乗る。佐多岬へはk74方向に指示されているがそのまま
k68に直進して中央山地を南下、右手には風車の並ぶ丘陵地が広がりその先に開聞岳が
美しい。
川南南方k68より
しばらく南下するとコースは分岐する、直進方向に大きく佐多岬方面の案内表示が有り
迷わず直進、コースはすぐに大きく右にカーブして下り始める、佐多市街に向うコースの
ようなので分岐に引き返す。左のコースを下るとすぐにk68の道路標示、路面状況が悪い
下り勾配だが広く交通量皆無のコース、右手は風車の並ぶ尾根が続き左手には樹海が
広がる。これ程立派なコースなのになぜ車が走らないのかと不思議に思って進むと突然農
道にぶつかり県道は途切れる。案内表示の右は伊座敷・左は郡となっている、左折して林
間の細い農道を小カーブの繰り返しで下る、間違ったコースを走ったかと不安を感じる頃
小集落に出る、人家が点在する細い道を下ると2車線の道路と出合う。佐多岬方面は右の
案内表示、東海岸沿いからも行けるはずだが確証は無い、幸い近くに同年輩の男性が居る
ので尋ねる、親切な人で2車線の道路まで出て教示してくれる。この道路はこの先で海に
ぶつかり行き止まり、岬へは前方の山の中腹に見える道を行けば良い、少し先からあの
道を目指すようにと。k564を進むと前方に水平線が見える、教示に従い少し先から狭い農
道に乗り小集落に向かい民家の間を進み急勾配の細道を登る、勾配は15%ぐらい有るよう
でローギアーでも苦労する。山腹のコースに登りヘアピンを曲るとコースは更に狭まり遊
歩道のようになる、少し進むとやや広い農道と出合う、集落の裏山に出たようだ、農道に
左折して小集落を下ると立派な道路と出合う、k68のようだ。k68に左折して少し進むと古
里の集落を通過し更に進むと海岸に出る、小さな港に白波が打ち寄せ波飛沫が霧となって
流れる、圧倒的な景色にしばらく見とれる。波飛沫を浴びながら人気の無い竹之浦の小集
落を走り抜ける、集落を外れるとk68は1車線となり内陸に向い小さな半島の付け根を横
断、カーブを描きながら林間のかなりの勾配を登る、峠を越えると小カーブの繰り返しで
外ヶ浦の小漁村に下る。
竹之浦海岸
竹之浦海岸(2)
竹之浦海岸(3)
竹之浦海岸(4)
竹之浦海岸(5)
すぐに再び山間に入り小トンネルで峠を越えて大泊に到る、大泊から佐多岬道に乗り岬
に向う、5年前は有料だったが今は無料解放されている。半島中央部の山間をカーブと
アップダウンの繰り返しで南下、行程の大半は山間部を走りほとんど海は見えない、交通
量の少ない快走路を行き佐多岬の駐車場に、観光客の乗用車が十数台とバイクが数台停車
している。徒歩で岬を往復する、素晴らしい好天で開聞岳は美しく水平線上には種子島も
薄く見える。駐車場から往路を戻り大泊で再びk68に乗る、内陸部の山間をカーブと
アップダウンを続けて佐多の市街に到り休憩。佐多からR269に乗り錦江湾沿いに北上、左
手に開聞岳を眺めながら快走、見通しの良いフラットコースで交通量は少ない。
大泊海岸
佐多岬
佐多岬(2)
佐多岬より
佐多岬(3)
佐多岬より(2)
佐多北方より
根占を通過して更に北上、 根占から交通量はかなり多くなる、錦江湾の先に指宿の
街並が鮮やか、変化のないコースにいささか飽きて来た頃浜田に到り静かな街中でk73に
乗り換える。k73は広く整備状態の良い県道で交通量は結構有る、丘陵地帯を東に走ると
鹿屋方面にk540が分岐して行く。丘陵地帯から台地上の広々とした田園地帯を東進、吾平
の集落を走り抜けるとすぐに肝付町に入る、更に東に進み肝付の中心新富に到る。新富
から串良方面に北上するk73と別れk539に乗り更に東進、交通量はほとんど無く田園地帯を
快走して波見に到る、波見からR448に乗り北上してくにの松原に戻る。装備を降ろすと
キャンプ場から少し北方に向かい道の駅大崎に出掛る、隣接するあすぱる大崎で温泉に
浸かった後R220に乗り大崎町中心地のスーパーで食料を購入、上町の信号から広い農道を
走りR448に出て少し北上してくにの松原に戻る。