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ひのきスピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。 (管理人:カノン5D)

[S-051] スピーカー再生技術研究会(21日)に発表する作品の紹介 2

2015年09月20日 11時19分30秒 | オーディオ
21日のスピーカー再生技術研究会OFF会では、なんと2台のスピーカーを発表します♪

一つは、先日お知らせした「S-050」。
そしてもう一つは、今日紹介する「S-051」です。



DigiFi誌 Vol.19(15年8月号)の付録、8cmフルレンジユニットを使った作品です。

カノン5Dの作品としては、珍しい密閉型で、
強固なエンクロージュアによる、素直な低音、粒立ちの良い中高音が特徴です。


内部は、逆ホーン構造が組み込まれていまして、
無駄な中低音を吸収し、クリアで明快な重低音再生を狙います。





板厚の影響を甘く見ていて、想像よりエンクロージュア内容量は小さいかと思います。(3L程度かな?)
それでも、比較的振動板が重い本ユニットは、十分な低音再生を実現してくれました。


<周波数特性(軸上1m)>


<周波数特性(ユニット直前)>


300Hz弱~1kHzのところに、ピークディップがあるのは、内部の逆ホーンの影響でしょう。
これを吉と考えるか、凶と考えるか・・・(汗)

<インピーダンス特性>



発表は、いよいよ明日なので、
いまから試聴曲&プレゼン内容を考えます!

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スピーカー再生研究会オフ会にて (mimihana)
2015-09-22 02:02:17
21日のオフ会にてお相手していただきましてありがとうございました。
S-051は内部の板に平行な対向面が少なく定在波の少ない素晴らしい音質だと思います。S-050と聞き間違いもアリだと思いました。
またよろしくお願いします。
返信する
コメントありがとうございます (カノン5D)
2015-10-03 09:37:19
S-051は、小型ながら好ましいサウンドを奏でてくれました。自分では初の密閉型だったので、良い経験になりました!
返信する
インピーダンス特性 (磨仏)
2015-10-10 23:24:32
キャビネットに入れてfoが下がるのは理解できるのですが、Qoが下がるのが理解出来ません。
キャビネットの構造によるものなのでしょうか?
返信する
Unknown (磨仏)
2015-10-10 23:26:58
申し訳ありません、間違いました。
>キャビネットに入れてfoが下がる
キャビネットに入れてfoが上がる・・・
でした。
返信する
コメントありがとうございます (カノン5D)
2015-10-11 07:59:04
磨仏さん

コメントありがとうございます。
Qtsの算出式を参考にすると、Qtsの変化は余りないように見えますがどうでしょうか?
http://kanon5d.web.fc2.com/audio/note/note_005.html
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