森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


鴻巣市 生出塚神社

2012年02月12日 | 空色の休日 2012 

鴻巣市の誇る女子高校「県立鴻巣女子高校(通称=のすじょ)」の北隣に鎮座する「生出塚(おいねづか)神社」に参拝。
中山道を走っていると、ちょっと新しめの社殿がチラッと見えますね。

生 出 塚 神 社 由 来
 当社は、もとの生出塚村の鎮守として信仰されてきた神社である。創建の時期は不明で、元来は天満宮と称し、菅原道真公を祀ってきたが、明治四十年(1907年)に社号を生出塚神社と改めた。
生出塚(おいねづか)という地名の由来は定かではないが、日本書紀安閑天皇元年(534年)に記述のある武蔵国造の乱において当地の豪族笠原直使主(かさはらのあたいおみ)と争った同族の、笠原小杵(かさはらのおきね)と関わりのあることが推測される。この小杵を葬った古墳がこのあたりにあり、小杵塚(おきねづか)と称していたのが、いつの頃よりか「おいねづか」となり、現在の「生出塚」という字をあてるようになったのではないか。当社にまつわる古文書類がなく、その由来を確かめることもできないが、古墳の上に社を祀る事例は各地にあり、このことからすると、この小杵塚が削られて畑地になった後に社が残り、その社が後に天満宮となったのではないだろうか。
この近辺からは埴輪窯跡や、その他多くの遺跡も発見されており、古代からこの地域の人々の生活の場であったことがわかるが、当社も、古くからこの地域の人々に崇敬されてきた社であったのではないたと思われる。
 平成十七年四月吉日 宮司 伊藤千廣



そう、ここ鴻巣は「武蔵国造の乱」の「笠原小杵」縁の地でもあったんですね。でも、この生出塚神社の場所は鴻巣市天神。生出塚は中山道を渡り天神4丁目の先。さらに北へ上谷総合公園の東が笠原の地なんですね。


神社前は改装工事(?)が行われていて、石灯籠も一時避難している様子です。

:ここです→ Googleマップ
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鴻巣市びっくりひな祭り 2012 初日

2012年02月12日 | 空色の休日 2012 

今年も鴻巣市役所が雛人形でいっぱいとなる季節がやってきました。「鴻巣市びっくりひな祭り2012」本日初日に行ってきました。
11:00からのオープニングセレモニーも終わり、さて順番での入場となります。庁舎前のイベントブースも早くから賑わっています。


庁舎ロビーには、昨年の30段・高さ6.7mをさらに大きくしたという巨大なひな壇に雛人形がびっしり並んでいます。


内階段もいい感じのひな壇となっていますね。


もう天上に届きそうです。


等身大享保雛


開催は3月3日(土)まで。期間中の土日にはイベントが開催されます。

>森の中の恍惚:鴻巣市びっくりひな祭り 2010

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