『待機晩成!』

ひょうひょうと颯爽と♪オオナミの気持ちです。

忍び寄る現実

2006年11月28日 | column
「限界集落」という言葉を知っていますか?
その定義は、
65歳以上の高齢者が、人口比率で住民の50%を超えた集落のことを指します。
中山間地や離島を中心に、過疎化・高齢化の進行で急速に増えてきており、このような状態となった集落では、生活道路の管理、冠婚葬祭など、共同体としての機能が急速に衰えてしまい、やがて消滅に向かうとされています。共同体として生きていくための「限界」という意味で限界集落と表現されています。
だそうです。
とあるニュース記事にこの言葉を見つけて妙に気になってしまって。
調べてみると上述のようなことらしいのです。
なんだかこの言葉、怖くないですか?
目から入ってくる文字の印象も、言葉、音としての響きも・・・。

いま、世はいざなぎ景気を超え戦後最長の好景気だそうです。
なんだか実感がわかないまま。

世の中は、日本の風景は確実に変わりつつあるんだなと。
富む者がいれば切り捨てられていくモノがあり。
これが不公平なんだとは思わないけれど、なにもなかったように見過ごすこともできなさそうで。
やっぱり、引っかかってしまうのです。

「限界集落」の記事ですが、こんな内容。

65歳以上の住民が半数を超え、共同体としての存続が危ぶまれる「限界集落」について、京都府綾部(あやべ)市は、山間部の5集落の振興を目指す「水源の里条例」の制定を決めた。
 公共交通の確保や移住者向けの補助制度の新設などを行う。消滅か存続かの岐路にある集落を切り捨てず、支えて元気にすることで、市全体の活性化を目指す。限界集落に限った振興条例は異例で、この10年間に全国で5000集落が消える中、過疎に悩む自治体から注目を集めそうだ。
 福井県境に近い由良川水系上流の5集落(計95人)を対象に指定する。5集落の人口は、ピーク時(1965年)の4分の1にまで落ち込んだ。最小集落は7人だけで、2集落は全員が65歳以上。大半は農家だが、出荷などの重労働はできず、自給のための野菜作りをしており、「主力産業は年金」とさえ言われる。市の調査では、8割に後継者の見通しがなかった。


光明が見えたとは決して言えないけれど、
なんとかしなければという思いと行動があることが少しだけ嬉しいのです。

B-WAVE Makoto

またぞろ振り返りなど・・・

2006年11月20日 | theater
11月の公演が終わって10日以上たった。
燃え尽き症候群のようになっていた心も体もようやく実生活のリズムに戻り始めた。
今回の公演、なんだかハードでディープだったなと改めて思ったりしています。

①キャラ設定
 やっぱり「高校生」ってのがキツカッタみたい。体力的にも精神的にも。
 それに加えて珍しく「引っ張っていくキャラ」だったし。
 気がつけば肩に力が入りすぎていたのかも、と。
  
②観客動員 
 今回は個人的にものすごく頑張った。最後まで猛チャージで。
 結果、全動員数が約1000名とまずまずの集客だった。
 これがね、やっぱり今後「ひらり」を続けていく上での絶対的な条件になるから。
 遊びでやってるわけじゃないもんね。だから、相当気張ってやったところが正直あった。
 
③制作会社の参入
 これから「ひらり」がビッグになって行くためには、ビジネスとして成功していく為には、仲間内だけでこじんまりとやっていっててもしょうがない。
 明確なビジョンを持って、新しい風を入れながら運営していかなくちゃいけないことに我われ5人は気づき始めた。
 そんなこともあり、今回から制作を外部の会社とともにやっていく運営にしてみた。
 まぁこれはこれでいろいろと調整が大変だったりするんだけどね・・・。
 でも、しっかりと仕事としてやっていくという意識が持てたように思える。

といった具合にね、今回は気合入りすぎたところもあって終わった後にぐったりしてしまったかも・・・。コンガって楽器も初めてで演奏に苦労したし。

 次はもっと楽な気持ちで望まないとね、いかんいかん。

 プログレッシブにアグレッシブに!
 おっ、これいいね(笑)

B-WAVE Makoto