まゆだま

ほんとおんがくと そのほかいろいろ。

3月25日

2010年03月25日 | Weblog
雨が続いて嫌ですねー
さすがの雨女もうんざりしてきましたよ。

さて
いよいよ来週から社会人ということで
来るべき研修に向けて荷物の準備をしている日々であります。
(私の内定先は宿泊研修なのですよ)

会社から送られてきた「事前準備」プリント片手に、スマートに、かつ抜かりなく。

【研修に必要なもの】
・筆記用具
・印章
・社員証
・×××資格対策テキスト
・はさみ
・その他必要なもの

…はさみ(´∀`)??

というか「その他必要なもの」って
それはちょっとアバウトすぎるのではあるまいか。

社会人になるのって大変だ。

3月21日

2010年03月21日 | 
強風で終日家に閉じ込められているので比較的暇でありますよ。



黒乃奈々絵  『新撰組異聞 PEACEMAKER』

最近活字が読めなくなってきた。

新撰組が好きというわけではないのですが、新撰組の本や漫画やゲームは結構持っているかも知れない。
それだけ新撰組が世に溢れているということなのでしょうか。
最近DSで「薄桜鬼」出たばっかりだしね。
個人的にあれはそれほど好きではないのだが。
なんか、主人公の女の子になりきる系は総じて得意ではないのです。(しかし一応やってみる)
でも、綺麗なゲームだよね。

『新撰組異聞 PEACEMAKER』は、数ある新撰組作品の中でも比較的脚色されているほうだと思うけれど
私はそれほど史実を気にしないので(頭が悪いのかもしれない)大丈夫です。
良い話だと思います。
あゆ姉とか明里さんとか、女の人に泣かされます。

しかしこの漫画は読後がものすごく疲れて困る。
新撰組の史実自体がハッピーエンディングとは言い難いものだから
小説にしても漫画にしても、かなしい終わり方になってしまうものが多いのだよね。
PEACEMAKERはまだ連載中だけど。
でも多分喪失感みたいなものとは切り離せないラストになるんだろうな。

「鐵」シリーズの5巻まで出たところで休載になっていたけれど
アニメ化の影響を受けてまた連載が始まるのだとかなんとか。
今度は全国放送だもんね。凄いね。
一体どこまでグロテスクに描かれるのだろうね。
あんまりキレイだと、それはそれで違う気がするんだよね。


…暇である。
この喪失感を引きずって、今度は『きみのカケラ』でも読もうかしら。

3月19日

2010年03月19日 | Weblog
卒業しました。



卒業式は袴、謝恩会はパーティードレスでした。
ほんとうは袴の写真を載せたいのだけれど、全部顔が認識できてしまうので。
頭は一日中同じセットでした。
「袴にもドレスにも合う感じで」とお願いしたら、これでもかというほど盛り盛にされました。
もともと長身であり、更に袴のときにはブーツを履いていたので(歩き易さ重視)
ほんとうにものすごく大女になってしまいました。

お世話になった先生に御礼申し上げる機会があったのですが
あまりに大女なので、どう頑張っても先生を見下ろすことになってしまいました。
女性ならまだしも、男性の先生だと、ちょっと気まずい。
仕方がないので終日斜め45度で生活していたら、今朝腰と臀部が筋肉痛らしき現象を起こしていました。
年はとりたくないのう。

長身であるが故にあちらこちらで差障りがあったものの、卒業式は楽しかったです。
やっぱり女子大は華やかで良いね。
目の保養じゃ。

普段可愛い子が可愛い格好をしていると可愛いし
普段俺様な子が可愛い格好をしているとそれもまた可愛いし
もうどうしようかと思うほどみんな可愛かったです。

可愛い可愛いと写真を撮りまくっていたら、いつのまにか一日が終わっていました。
高校の卒業式のように「卒業!」という感じはしなかったし、泣いている子もいなかったし
本当に自分卒業するのかなぁと、ちょっと不思議な気持ちになった卒業式でした。
なんか、卒業式っていうよりは何かのイベントみたいだった。よくわかんないけど。

多分社会人になってしばらくしてふと吉祥寺あたりを通りかかった時なんかに
自分卒業しちゃったんだ、と実感するのだろうなと思います。

3月12日

2010年03月12日 | Weblog
携帯電話の待受画像を



朽葉嬢にいたしました。

かべがみ専用画像を携帯電話画面サイズに切り切りしました。
若干縦長。しかも端っこちょっと切れてる。

ほんとうは初めこんこんにしようと思ったのですが、彼はいささか



セクシー過ぎる。

携帯電話をぱかぱかするたびに、こんなセクシーな眼で見つめられてはたまらんので。


個人的には露草が最も好きなのだがな。

3月11日

2010年03月11日 | 
携帯電話を替えてきました。
先日私をどうしても高校生にしたがったお姉さんに、手続きをしていただきました。

前の電話は赤でしたが、今度は桃です。
若干乙女色なのが気に入らなくもなくもないのですが、まあよい。
無駄に画面が大きいのが気に入らなくもなくもないのですが、まあよい。
ただ、画面が大きすぎて前の電話で設定していた待受画像が使えないのが、困る。
使えなくもないのだけれど、画面が大きすぎるから、ぼやける。とても困る。
今度気が向いたらまたデスクトップを切り取らねばな。




紅玉いづき  『ガーデン・ロスト』

初、メディアワークス。
このてのものはあまり読んだことがありませんでしたが、本屋でアルバイトしていた頃
やたらと補充していた記憶があるので、世間一般には読まれているのだろうと思います。
あまり読んだことがないのにこれを持っているのは、アルバイトをやめるときに購入したからです。
せっかくだから最後に何か買っていこうと思い皆様にオススメを聞いたところ
「じゃあ今日追加来たばっかりだしこれにしなよ~」と、軽いノリで買わされました。

軽いノリで買わされたのであまり読む気にならず、しばらく放置していたのですが
部屋の掃除に飽きたので、なんとなく読んでみました。

読んで少し驚きました。
勿論とてもナウい本には違いありませんでしたが、私はこの感じを知っているぞと思いました。
自分が高校生の頃放送委員で、高校生活3年間の大部分を放送室で過ごしていて(ほとんど住んでた)
同学年にはゲームマニアなお嬢がいて、頼れる姉御がいて、無駄にやたらと元気なのがいて
当番でもないのに放送室に集まっては、いつもだらだらしていたあの感じを思い出しました。

放課後や休日はそれぞれ部活ばかりやっていたから
実際に4人で過ごした時間は、いわば高校生活の隙間みたいな部分だったと思うけれど
試験があろうと入試があろうと、毎日4人で机を囲んで一緒に過ごしたあの放送室を
私は結構気に入っていました。

この放送室の空気!このぐたぐたとした怠惰な感じ!!若い!!!まさしく高校生!!!!
…というのが、『ガーデン・ロスト』の感想です。簡潔に言えば。

なんだろうね、懐かしいようなすごく近いような、そんな感じがしたよ。


最近進研ゼミ高校講座のCMソングであるYUIの「GLORIA」が密かなマイブームです。
私的に言うと、この曲には高校生エキスがぎゅっと詰まっています。
なんというか、高校生じゃないと似合わないというか。
まぁ、進研ゼミ高校講座のCMに洗脳されている部分が大きいのだろうけれど。

YUI好きな友人にダビングさせてもらって、ばりばり聴いています。
高校生どころか学生ですらなくなってしまうけれど、いつかCD買おうかしら。

高校時代って凄いよね。
周りには、大学で過ごした4年間が最も輝いていましたって言う人が多いのだけれど
自分は、高校生だった3年間が、いちばん楽しかったのではないかなぁと思います。
特にこれといって何も凄いことなんかしなかったし
自分が輝いていたかどうかもわからないけれど(多分輝いてはいなかった)
それでも、いちばん夢中だったかなぁと思います。


うう、なんだか社会人になりたくなくなってきた。

3月9日

2010年03月09日 | 
そふとばんくしょっぷに電話を見に行ったら
そそ、とにこやかなお姉さんが近付いてきました。

姉:新規ご契約ですかー?
私:機種変更を…
姉:そうでしたか。高校生の方でよろしいですかー?
私:いえ、大学生です。
姉:ええと…この春高校をご卒業される?
私:いえ、大学を卒業します

いささか、不快。

結局気に入る機種がなくてそのまま帰宅しましたが、近いうちに機種変更するつもりでいます。
電話しながら歩いているとパーツがぼろぼろ落下する生活にはもう耐えられないもの。
それに四六時中充電器につないでいたら、電気代がばかにならないもの。




川上弘美  『此処彼処』

あちらこちらに存在する「自分に属する」場所にまつわる連作エッセイ。
場所のエッセイなんて考えたこともなかったけれど、面白かったです。
小川洋子さんが「読んだ本について語ることは自分自身を語ることだ」みたいなことを書いていらしたけれど
自分に属すると考える場所を語ることも、その人の人生を語ることだなぁと思いました。


以前一緒に旅行した友人が、どうしても行きたい駅があると言っていました。
そこは私が小学生の頃住んでいた場所からそう遠くなく、何度か前を通ったこともありましたが
隠れた観光地でも有名人を輩出した地でもない、どこにでもある普通の駅でした。
なんであんなところに、と問うと、目の前に座る友人は
好きなひとが、小さい頃、住んでた場所なんです、と
いつになく真面目な顔をして、教えてくれました。

そのひとが、その駅を使って遊びに行ったり学校に通ったりしていた
その同じ場所に行ったんだ、っていう事実が欲しいんです。
やっぱり、変ですか?

変じゃないと思います。妙に改まってしまったと思いながら、私も改まって答えました。
それって多分、好きなひとがどこの本屋さんのブックカバーを気に入っているのか、とか
部屋のカーテンは何色なのか、とか、中学生の頃何委員だったのか、とか
そういうのを知りたく思うのと似ていると思う。

今自分の目の前にいるそのひとのことではなくて
自分の知らない場所で自分の知らない時間を過ごしていたそのひとのことを知りたいと思う気持ちが
いや、知りたいっていうよりも、何というか近くに立ちたいというか傍に行きたいというか
何と説明すればいいのかよくわからないけれど、わかる気がしました。

本屋?それもブックカバー?
気にならない?三省堂派なのか旭屋派なのか、それとも書泉や有隣堂みたいなのが好きなのか
どーでもいいじゃん
よくないよっ!
自分と好みが違ったら駄目とか?
そうじゃないけど、どんなのが好きかでそのひとのことが分かる気がする
わっかんねーよ!
わかるよー
わかんないよ、嫌だよ、ブックカバーで人柄判断されるとか
嫌かなぁ、わかり良いと思うけどなぁ
貴女だけです

行く?駅
今から行ってたら飛行機に間に合わないよ
駄目かー
駄目だね
何でもっと早うに言うてくれんかったん
だって何か勇気いるじゃん、そのひとの内部に立ち入る感じがして
内部ねぇ
何か、自分はまだ見ちゃいけないような、そんな感じがするんですよ
ただの駅やん
そうだけど!

彼女はこの春、その「好きなひと」と旅行に行くのだと言っていました。
駅行くん?と聞いたら、まさか、と笑われました。
あそこにはいつかひとりで行って、ひとりで泣いてきますよ。
泣くの?
多分ね。


九州にあるその駅は、私にとって彼女に属する場所です。
いつか自分の育った場所を再訪する機会があったら、あの駅にも行ってみようと思います。

3月5日

2010年03月05日 | Weblog


ディズニーに行ってきました。

この1年間苦労を共にしまくったゼミ員3人で、1泊2日のディズニー旅行に行きました。
人生初のディズニーランド&ディズニーシー。
パスポート2枚付きで1泊2日¥14,000というのは「かなり安い」とのこと。(母親談)
学生で、よかった。

初めてということもあり、結構楽しかったです。
こんなミラクルな建物どうやって作ったのかしらとか
こんなミラクルな人材どうやって育成したのかしらとか
こんなミラクルな来園者どうやって対応しているのかしらとか
こんなミラクルな着ぐるみどうやって動かしているのかしらとか
常にいろいろ思うことがありました。
だってショー観る場所取るために何時間も前から待っているなんて有り得ないと思ったのだもの。
それにチップとデールの足がすごく短かったのだもの。歩幅何センチなんだろう。

とりあえず夢の国はなんだかよくわからないけれどとりあえず凄くて
始終きょろきょろわひゃわひゃしていました。
でも、旅行自体はそんなに珍しい感じはしなかったんだよね。

3人で遠出するのは初めてのことだったのだけれど
互いの家に泊りに行ったことは何度かあったから(私の家に来てもらった事は無いけれど)
2人のすっぴんとかパジャマ姿とかお酒飲みながらうだうだしている雰囲気とか
四六時中3人で過ごすことには、すっかり慣れてしまっていたみたいです。

「旅行」とか「合宿」って、みんなと一緒に遠くに行ったり1日中一緒に過ごしたりする
どこか普段とは違う状況に、どきどきわくわくするものだと思うから
今回の卒業旅行は、そういった意味では全然旅行な感じがしませんでした。
超、普通。びっくりするくらい普通。

前回のサークルと違い、卒業の「そ」の字も考えなかった卒業旅行でした。
きっとこの2人との縁はまだまだ切れないってことなのね。

卒論提出も、謝恩会の入金も、何をするにも時間のかかるゼミでした。
卒業するのにも、他より時間がかかるみたいです。

3月1日

2010年03月01日 | Weblog


長崎に行ってきました。

2泊3日で長崎と福岡を巡る、サークルの卒業旅行でした。
しかし我々同期5人は、世間一般の“サークル”イメージとは程遠く
この4年間一度も一緒に食事したり遊んだりしたことがありませんでした。
同期がたった5人しかいないのに、ですよ。
もともと、週1回の集まりにすらロクに参加しないくせに与えられた仕事だけはとりあえずこなす
ちょっと風変わりな学年でした。
新聞サークルだから一応それでもやっていけるんだろうけど
でも、サークルの醍醐味って、記事書くことよりも友達なんじゃないですか?
…と、後輩に言われたことがあります。

そんな奇妙な同期5人が3日間も行動を共にした
大変貴重な卒業旅行でした。

しかし
初日からメンバーの1人が寝坊の為1時間遅刻しました。
出だしから不穏な空気が流れる、たいして親しくもない5人。

更に羽田空港周辺の濃霧の影響で飛行機が飛ばず(ニュースになったからご存知ですよね)
空港で9時間も足止めを食いました。
たいして親しくもない5人が、特に何をするでもなく、9時間。

更に翌日の長崎は大雨で
暴風雨の中折りたたみ傘を裏返しながらの観光でした。
たいして親しくもない5人が、ずぶ濡れになりつつ観光。勿論無言。

修行の如き卒業旅行でした。

でも、個人的には楽しかったです。
「協調」とか「団体行動」といった言葉をどこかに置き忘れてきてしまったような集団だから
みんな常にバラバラで自由人で、代表者の胃はボロボロだったみたいだけれど(本人談)
私はそんなバラバラな集団の中にいるのがとても居心地良かったから、楽しかったです。
だって無理して他人に合わせるよりも、それぞれが自分にとって楽しいことをしていた方が良いでしょ?
会話も少なく自由行動ばかりの卒業旅行でしたが、楽しかったです。

一緒に行動して、同調の「ど」の字も知らないようなみんなを見て
改めて、自分はこの子たちが好きやったんやなぁと思いました。
一緒に遊んでくれなくても、全員勝手気ままでも、私はこのメンバーが好きだったから
4年間このサークルに所属していたんだろうなぁと思いました。

今までに経験したこともないような滅茶苦茶な旅行だったけれど
いかにも私達らしい卒業旅行でした。


明日からゼミの卒業旅行です。
こっちはメンバー的に普通の「卒業旅行」になるんだろうな。
これはこれで楽しみです。