極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ロスト・バケーション(2016) THE SHALLOWS 86分

2017-04-07 19:15:18 | 外国映画(DVD・TV)
ロスト・バケーション(初回生産限定) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント



 医学生のナンシーは、亡き母が教えてくれた地元のサーファーしか知らない秘密のビーチで休暇を満喫しようとしていた。美しいロケーションと理想の波に、時が経つのも忘れてサーフィンに興じるナンシー。すると突然、何かにぶつかり脚を負傷してしまう。慌てて近くの岩場に避難したものの、傷口からは大量の出血が。しかし何よりも彼女を恐怖のどん底に陥れたのは、目の前を悠然と泳ぐ巨大なサメの影だった。岸までの距離はおよそ200メートル。しかも徐々に潮が満ち始め、岩場の面積はみるみる狭まっていく。それでもラッシュガードで何とか止血し、生き残るための方策を必死で考え抜くナンシーだったが…。


WOWOW ★★★★

 とても簡潔なお話と、その美しい映像と、ヒロインの意志の強さと美しい肉体美で満足できる作品です。これ以上長くする必要もないですし、悪いことをしたら天罰が下るという設定もナイスです(笑)またなんといってもカモメがめちゃ良いです(笑)86分中、65分位は緊張の連続なので、めちゃ疲れる映画でもありますが。

 監督はスペインの鬼才ジャウム・コレット=セラで、2005年の『蝋人形の館』、2009年の『エスター』、2011年の『アンノウン』、2014年の『フライト・ゲーム』、2015年の『ラン・オールナイト』と佳作も多い監督です。やはりセンスが良いのでしょうね。リーアム・ニーソンを主演に迎えることが多く、新作も彼の主演です。

 ヒロインを演じたのはライアン・レイノルズの嫁でもあるブレイク・ライヴリー。彼女の出演作は「ザ・タウン」「グリーンランタン」「アデライン、100年目の恋」と見ていますが、なかでも「アデライン、100年目の恋」とこの「ロスト・バケーション」の役柄が全く違うところも素敵です。

 原題の「THE SHALLOWS」は「浅瀬」という意味らしい。こちらのほうが簡潔でいいんだけどなぁ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黄色も咲いた♪ | トップ | ゴースト・イン・ザ・シェル... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シウ)
2017-04-15 22:14:48
シウもこれ大好きな映画です。
たしかに“浅瀬”っていうタイトルの方が高級感がありますよね。
ブレイク・ライブリー、本当にブレイク中ですね~
返信する
Unknown (しんちゃん)
2017-04-15 23:35:50
★シウちゃん
アデラインの時とは全く違う役どころなのがよかった。
けっしてグラマラスなバディでもないんだけど、しなやかで鋼のような強さを感じるのもある種セクシィでした。
返信する

コメントを投稿

外国映画(DVD・TV)」カテゴリの最新記事