神様のカルテ スタンダード・エディション【DVD】 | |
クリエーター情報なし | |
東宝 |
美しい自然に囲まれた松本に暮らす栗原一止は、本庄病院に勤めて5年目になる青年内科医。慢性的な医師不足に悩むこの小さな病院で、厳しい地方医療の現実と日々格闘し、迷いながらも、有能な同僚たちと力を合わせて懸命に激務をこなしていた。そんな一止にとって、同じアパートに住む個性豊かな仲間たち、そして最愛の妻・榛名の存在が、疲れた心を癒し元気を与えてくれる何よりの支えとなっていた。そんな中、最先端医療を学べる大学病院への誘いを受けた一止。だが、本庄病院に毎日やって来る大勢の患者のことを思い、心が揺れていた。そこへ、大学病院で手遅れと見放され、なぜか一止を頼ってやって来た高齢の末期ガン患者・安曇さんが現われる。
WOWOW ★★★
櫻井くんって・・・めちゃ「なで肩」(笑)
先日「あなたへ」の高倉健のスイングトップの着方にツッコミを入れましたが、この映画でも櫻井くんはずっとスイングトップを着ています。ちなみにスイングトップって和製英語らしいし、現在は死語かもしれないなぁ・・・。個人的にはジャンパーやブルゾンとはちょっと違うと言いたいんだけど(笑)
それにしてもなんだか変な映画でした。
この夫婦はまるで70代を迎えた老夫婦のように、その関係には「性」を感じさせません。なんなんだろう?
もうすこし夫婦の葛藤とかがあってもいいとは思うけど、なんだか冷めてるというか、変な距離感っていうか・・・
なのでラストシーンが取ってつけたようでめちゃ変な感じです。
実際の櫻井くんが高学歴で、年齢も30歳なので、この病院に努めて5年目の青年医師としてもおかしくはないんだけど、どうみてもインターンにしか見えない辛さがあります。砂糖を入れすぎる同僚役の要潤や池脇千鶴、吉瀬美智子などは普通に見えるんですが、主人公夫婦がやっぱどこか変です(笑)
ただ、「研究したくさんの命を救おうとするか」「今眼の前にいる患者さんを救おうとするか」この選択は本当に難しいと思います。多くの医療ドラマは後者を選びますが、本当は前者を選ぶべきなのかもしれません。
彼は、安曇さんのような患者がいなくても後者を選ぶタイプだとは思います。が、やはりこの映画では安曇さんを演じた加賀まりこにつきると思います。いろんな役を演じてきた彼女ですが、こういった役どころは初めてかも。いわば「汚れ役」なんだけど、ほぼすっぴんの彼女はとても美しかったです。
しかし・・・気に入らないのは「神様のカルテ」というタイトル(笑)
現役の医師でもある原作者の奢りじゃ?なんてイケズも言いたくなります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます