「ＰＰＡＰ」

そりゃあ、Ｙｏｕ ｔｕｂｅ でのシリーズ再生回数が６億回を超えたとか、
音楽業界誌 「ビルボード」 の１００位以内にランクされたなどと、
史上に残る記録を作ったのですから、
ピコ太郎とやらが歌う楽曲 「ＰＰＡＰ」 が今年の流行語大賞のベストイン入りしたぐらいの話題性は認めましょう。

でも私は、
あの楽曲のどこが良いか、どこが面白いのか、
さっぱりわかりません。
っていうか、大嫌いです。

だって、
あの曲には一切のユーモアもエスプリ （機知・才知） も、ペーソス （哀愁） も社会風刺も、
それらの欠片 （かけら） すら感じられないからです。

あんな馬鹿げた思い付きだけに対し、
おそらく何億円、いや何十億円という大金が生まれ、動いたであろうと思うと
日本の文化水準の低さ、底の浅さを、
ただただ 情けなく思うばかりです。



近所のお気に入りのパン屋さんの店頭に 「ＰＰＡＰ」 が登場しました。↑

「パイナップルとドライアップルをのせた旬なデニッシュ」 だそうで、
「パン　パイナップル　アップル　パン」 と、元歌？の 「ペン」 を 「パン」 に変えてあるところがミソです。


私は、
こうした小規模事業者の一生懸命なアイディアと商魂には、
拍手です。
それに、
こっちの 「ＰＰＡＰ」 は美味しかったし。