スケッチブック

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アトリ

2017-01-12 13:14:43 | 野鳥観察




アトリ   数千、数万羽の大群で大陸から冬鳥として日本全国に飛来する。
東京都羽村市で見た群れは20~30羽だった。スズメほどの大きさで、
「図鑑日本の野鳥」によれば、ナナカマド、ズミなどの実を食べるそうだ。
私の観察では、枯葉をひっくり返して小さな種を食べているようだった。
アトリはアトリ科の筆頭で、それに属する鳥としては、カワラヒワ、
ハギマシコ、ベニマシコ、オオマシコ、ウソ、シメなどで
なんとあのイスカ、イカルも同属だ。
アトリ科の鳥の共通点は、(あくまでも私見だが)おっとりしていることだ。
驚かさない限り、カメラが近寄っても平然としている。
外見上の共通点は、クチバシが根太く頑丈なことだ。















K氏にはひとかたならぬ世話になっているので、ここで謝意を表したい。私なんかは観察ポイントの近くへ
車で乗り付けて、必要な機材を運び込んで、鳥が来そうな場所で椅子に座って待つというパターンだ。
ところが、このK氏は、なんと自宅から徒歩であちらこちらのフィールドを回って撮影をしておられる。
普通、例えば冬一番にベニマシコを撮ったとしよう、この場合あまり他人には教えませんね。
競争相手が増えるからです。しかし、彼は仲間に毎日メールで鳥名と撮影場所を書いて配信するのだ。
誠に稀有な人柄の人物である、と私は思う。

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