初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

自己評価して発見する

2017年01月12日 18時50分37秒 | 本・執筆
このところ旧作の脚本を読み返しています。
習作脚本集をまとめたいと思っているのです。
結構な分量の紙が積み上がって、場所を占拠しているのです。
 
講師の評価や修正点を反映して、紙の脚本は処分したい。
コピー用紙五百枚束で、一冊半もあるのです。
机が傾いでいますからね。

データはテキストとWordなのです。
閲覧しやすいPDFも作って、無料クラウドにでも納めて置きましょう。
次のステップに活かせると思っています。

こうして自作の見直しをすると、記憶が蘇るのです。
あの頃何をしていたのかと、思い出すのです。

無思考で書いたつもりでも、思い返すと何かしら工夫をしています。
忘れた思考法や、技法が分析できます。
多分こうして作ったのだと、思い返せるのです。
冷静な自己分析です。

当事者の自分は、熱を帯びて書いています。
その時には自己分析なんてできません。
小説の推敲と同じく、頭を冷やして読み直すべき。
そう思うのでした。

それに忘れた情熱や、考え方も思い出せます。
今の自分と、過去の自分の差が見える。
多少なり上手になって、捨ててしまった思考法が見えます。
過去の自分を訪ねる旅でもあります。

これを自分探しと言うのでしょう。

読み返すのも、短編習作だからこそ。
中編、長編だと読み返す気分になりません。
時間が必要で、手間も掛かりますからね。