初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

昔からの因習について

2017年02月15日 17時52分55秒 | 驚いたことなど


昔はこうだった。
このところニュースで年寄りが口に唾しています。
昔話は昔の事です。
今のことではありません。
遠い過去の事例でしかありません。

自分は苦労したから、今も苦労しろと言っても誰も耳を貸さないでしょう。
苦労したければすればいい。
本人が苦労好きならそれでいいのです。

そんな人は居ないと思いがちですが、世の中には例外が多数あります。
デジタル的に白黒判断がつきません。
だから生物多様性なのです。
それは人間界にも当てはまります。
 
時代の常識も法も、人がより良く暮らせるためにあるのです。
誰かが特権的に独り占めするものではありません。
ほんの少しだけ優越感を得られればいいのです。
多くを望めば角が立つし、恨まれるだけ。

自分が苦労してのなら、次世代が苦労しないような仕組みを作るべきです。
苦労を体験的にして、見識が広まるなのなら可でしょう。
自分の価値観を、一方的に押し付けるのは良くありません。
他人の価値観を、一方的に拒否しては怒りを買うだけです。
意見集約と擦り合わせが不可欠です。

昔はどうあれ世の中は定まりません。
価値観なんて場合に寄れば邪魔なだけ。
諸行無常であり、執着を排除する。
唯一の苦しみから逃れる手立てです。