LO(O)SE40!

緩く自由に色んな物をどんどん海に投げていく旅の始まり

そこまでやるか展とミッドタウンの根っこ

2017年10月03日 22時07分58秒 | Weblog

10月1日で終わった21_21designsightでやっていたそこまでやるか展。

淺井裕介さんのワークショップ、ミッドタウンの根っこに参加した時と、一昨日六本木アートナイトで滑り込み見に行って、2回堪能出来ました。

ミッドタウンの根っこは、淺井裕介さんと言えばマスキングプラント。淺井さんの泥絵の前からスタートして、各自が床の上、壁、手摺、窓ガラスへとマスキングテープの根っこや枝を伸ばして美術館を浸食して行きます。

一度参加してみたかったんだけど、思った以上に難しくて、体力使って、頭の中が真っ白になりました。
終わって集合したならば、こんなに?って位の張り巡らされよう。汗もダクダク、頭もぺったり。そりゃあ淺井さんも太らない訳ですよ。

で、興奮したのが片付け。夢の閉館後の美術館です。
張り巡らした根っこを一斉にペリペリ剥がして回ります。
そしてマスキングテープの塊。

作品に参加したような、ただ駆け抜けたような、あとに何も残らないのに、何この充実感?って、帰り道も凄い疲れてるのに楽しくて楽しくて「良かったね~」しか言わずの帰路。

ありがとうございました。

今回の淺井さんの泥絵は消えてしまうもの。昨年、静岡のヴァンジ庭園美術館に展示した壁画を解体、再構築し更に描き足した新しい作品。
全ての生きとし生けるものの、その後の生。
昨年までのぎっちりぎっちり描き込まれた小さな命の塊が、どんどん自由な線を手に入れてる最近の淺井さんのゆるやかな絵が加わって本当に生まれ変わってる。
もしかして、淺井さんにとって去年から今年にかけてって凄いターニングポイントだったのではないか?と立ち会えた事に嬉しくなる。
(見てるだけですけどね。)

他にも西野達さんのカプセルホテル、ヌーメンフォーユースの東京チューブ、入れなかったけど大きな風船のコンサート会場アークノヴァ。と、見て驚くだけでなく体験型の展示が多く、一体になれる興奮と視点が変わる刺激に満ち溢れて、会場は老若男女、キャーキャー言って普段とは雰囲気の違う美術館の楽しみ方が出来ました。

大変だろうけど、こういうのまたやって欲しいなあ。
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写真は重なる1度の奇跡、ジョルジュルース作品。

カプセルホテルから見たミッドタウンの夜景。

ヴァンジ庭園美術館制作映像。



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