欲しかった言葉

待ちに待った給料日。欲しかった本まとめ買い。
村上龍「オールドテロリスト」
真山仁「スパイラル～ハゲタカ外伝」
垣根涼介「狛犬ジョンの軌跡」
北康利「最強のふたり～佐治敬三と開高健」

フー。三連休天国だ～っと思っていたのに面白くて面白くて止まらずもう四冊目の半分。
まだ初日ですがな。

オールドテロリストは連載中も読んでいたけど、一気に読むと流れを強く感じて激流に翻弄される主人公と一緒に呑まれそうな気分。
村上龍は色んな小説を出していて、どれも面白くはあるけど、たまにもう凄い影響受けて転機という程では無いけど、
あれを読んでからこういう事を考えるようになったな、という自分には衝撃的な本がたまにある。
コインロッカーベイビーズ、愛と幻想のファシズム、希望の国のエクソダス、で、今回のオールドテロリスト。

読んだ後、自分はこれでいいのかと焦らせる。

希望と絶望はワンセット。絶望する事から逃げて目を背ければ希望も無い。

村上龍のエッセイ「ラストワルツ」と「希望の国のエクソダス」の三冊セットで読む事をお薦めします。

そして四冊目も、この文を打つ合間にクライマックスですが、今回の四冊には繋がりがありました。
結局、自分の欲するものを手に取るね。面白い。