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もう「サビ猫」なんて呼ばないで。

2019-12-17 12:21:21 | ネコ

「錆」(サビ)と聞くと、いいイメージが湧く人はあまりいません。
見た目も悪いし、「身から出た錆」など、悪い結果を表す言葉でもあるからです。

そして、侮辱的なあだ名をつけることは、いじめの一種です。
日本では、「サビ猫」という言葉が一般的です。
確かに柄は錆に似ているかもしれませんが、
そのせいで「サビ猫」は人気がなく、もらい手が少ないそうです。
いじめが自殺につながる危険性があるように、
「サビ猫」という呼び方が、殺処分の割合の増加につながるのです。
それで、今日は「サビ猫」のイメージアップを図るべく、文章多めで記事を書きたいと思います。


まず、英語圏では「サビ猫」のことを「Tortoiseshell cat」(トーティシェル キャット)と言います。
つまり「べっ甲猫」です。
べっ甲は、古代から装飾品に用いられ、とても価値が高く、美しく貴重なものです。
今でもべっ甲は、アクセサリーやネイルの柄でもで人気があります。

このブログでは今後、「サビ猫」のことを「べっ甲猫」と呼ぶことにします。

うちはアメリカンショートヘア♀と、べっ甲猫♀の2匹を飼っています。
どちらも本当にかわいいのですが、飼いやすさの点を比較していみたいと思います。

①トイレの失敗の数。
アメショー→数知れず。わざとキッチンマットにおしっこをする。
べっ甲→0回。

②ごみをあさる。
アメショー→数知れず。生ごみだけでなく、魚のにおいがついたラップも食べる。
べっ甲→0回。

③脱走。
アメショー→数知れず。網戸を破壊して脱走するため、柵を設置。
べっ甲→1回だけ玄関を開けたときに。すぐ戻ってきた。

④ひっかく、猫キックをするなどのDV。
アメショー→数知れず。
べっ甲→0回。嫌なことをされたときは、暴力に訴えず、優しく「ニャニャニャ」と鳴くのみ。

⑤人の食べ物を猫ババする。
アメショー→数知れず。常に見張る必要あり。
べっ甲→0回。放置しても問題なし。

⑥お膝抱っこ。
アメショー→大好き。こっちが忙しくても乗ってこようとする。かまってちゃん。
べっ甲→嫌い。自立している。

このように、べっ甲猫は成績優秀です。
うちのアメショーのほうが問題児なのかもしれませんが。
とっても賢くて空気を読み、飼いやすい猫なんです。
自立しているので、忙しい生活を送っていて、あまりかまう時間がない人にもお勧めです。
抱っこが苦手と言っても、控えめに甘えてくるので、
駆け引き上手で、いつの間にかとりこになります。

もちろん、べっ甲猫全部がこのような性格とは限りませんが、
飼いやすいという意見は割と一致しています。
ちなみにべっ甲猫は三毛猫の一種なので、全員♀です。
ぱっと見かわいい猫ではないかもしれませんが、
一緒にいればいるほど、かわいさがあふれ出てくる猫です。
柄も印象派の絵画のような美しさで、ずっと見ていて飽きません。
おしゃれな猫です。
もし、猫を飼いたいと思っている方、ぜひ「べっ甲猫」を検討していただけないでしょうか。

「わたしたちを見捨てないで」


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