新山の記憶(百名山 二百名山 三百名山)パート2

 ブログを新しくしました。旧山の記憶も見れます。http://blog.goo.ne.jp/yukio-12

穂高涸沢と北尾根~北穂高~上高地 10月11日(火)

2016年11月04日 | 日記

10月11日 五・六のコルへ

 本来なら、紅葉真っ盛りの時期に登りたかった。今年は天気が安定せず「晴れたと思ったら降る」の繰り返しで、いつの間にか紅葉の時期は過ぎていた。それでもと思い出掛けた今回の涸沢。

 予想通り紅葉は終わり、もう晩秋の気配濃厚。涸沢のテント場から、カメラと水・行動食をザックに詰めて出発。北穂や奥穂に向かう人はいるが、北尾根のコルに向かう人はいない。しばらくは足場も悪いが、かすかな踏み跡らしきものを捜しさがしのぼる。10数年前の記憶をたどるが、忘却の彼方で何とも頼りない。確かあのときはもう少し残雪があったはずだ。今年はほんの少しだけで、その雪解け水が溜まりちょっとした池を作っていた。

                            素晴らしいガレだ。 残雪期のスキーには最高だが・・・。

             

 あえぎあえぎでやっとコルに着く。奥俣白の池が白く光り、遙か彼方に富士山が見える。この角度から梓川の流れを見るのもいい。徳沢や横尾も眼下に。北尾根5峰から頂上方向を見てビビる。よく一人で登ったものだ。

                                   梓川と徳沢園(右)

                       

                             五・六のコルから5峰方向。奥に吊尾根がみえる。

                       

 新しく気づいたことがある。コルには一張りほどだがテントが張れる。ここにテントを張って紅葉真っ盛りの涸沢を写したい。来年のことになるけど・・・。

                              全山が赤く染まる頃、ここに立ちたい。

                         

                          北穂や奥穂からの眺めも良いが、ここも負けずにいい。

              

                         北尾根の末端は、屏風の頭。奥は、蝶から常念の山脈。

              

                               涸沢を眼下に。私のテントも見える。

              

 明日は、北穂だ。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿