tokyo ひとり通信社

小さな出来事も取材中
食・インテリア・花・音楽に加え、日々いろいろなジャンルへ興味を拡大!

初節句

2007-05-11 | 子育て
先週GW中、ベビーKの初節句を終えました。

両方の両親に揃ってお祝いしてもらい、なんて幸せな子でしょう。鯉のぼりは元気よくたなびき、兜はどっしり構えてベビーKをあたたかく見守っている。お宮参りもそうだったけど、周囲からうながされるような感じでなんとなしにやろうと思い始めたお節句。やっぱり古来から伝えられてきた日本の風習をしてあげることができてよかったと思う。

鯉のぼりを見ていると元気が出るし、兜はとても美しい。「和」の色って体の奥までしみいる感じがしますね。朱色とか濃い紫とか、鯉の柄とか。

そしてまた大事なのはみんなで囲むごちそう。今回はお赤飯にちまき、柏餅(ここぞとばかりに狙っていた「ちもと」で購入)と端午の節句にちなんだものに加え、鯛や煮物、煮豆を家族でいただきました。息子よ、元気に大きくなるんだよ~!!

ラ フォル ジュルネ

2007-05-05 | 音楽・芸術
子供がいると、預けて行かないかぎりはなかなか気軽に行けないコンサート。ゴールデンウィーク中の4日、東京国際フォーラムや丸の内周辺で開催されていたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出かけてみました。ラ・フォル・ジュルネとはフランス北西部の港町ナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭だそうで、今回は日本での開催。事前にチケットを取っておいたのですが、45分ほどの短いコンサートなうえに気軽に聴こうという計らいもあり値段が1500円ほどだというのも魅力。

約300公演ほどあるらしいのですが、そのうち 「0才からのコンサート」という企画があり、乳幼児が一緒に聴けるプログラムがある。子供がいてもクラシックコンサートを聴きたいという両親にはなんとも嬉しいプログラムですよね~!

朝9時45分からという、ちょっとお寝坊さんにはつらいスタートながら国際フォーラムに着いてみればバギーを押す親子の数にびっくり!!まるで動物園の門に向かう人だかりかと思ってしまう客層でけっこうおかしい。入場ゲートの手前にはクロークならぬ、「バギー置き場」もあり、ずら~っと並んだバギーも圧巻、、、そういえば写真とっておけばよかったなぁと思うぐらいの光景でしたよ。

いざ会場に入ると、おんぎゃあおんぎゃあ、ワーワー、ニャンニャン(あ、ネコはいないか)、子供の声で既ににぎやかリラックスムード。ステージにむらがって演奏前の状態を見学する親子なども見受けられる。なんだかもう楽しいっ!

で、そろそろ公演開始、という時に「たけしの誰でもピカソ」でおなじみの作曲家、青島広志氏が解説として登場してきた。くにゃくにゃっっとステージに現れてきて、変な動きを交えて子供にもわかりやすく楽しく楽団や曲目の紹介をしてくれた。子供のため、とかこつけて、とっつきにくいクラシックを聴いてみようと来た大人も多いかもしれないし、そんな場合には何よりの親しみやすい青島トークでおもしろい。

我が家が聴いたのはビルバオ交響楽団 でフアンホ・メナさん指揮の演奏。
 グリディ:サルスエラ「農場」より第2幕への前奏曲 (スペイン)
 ラヴェル:ボレロ
 ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第2組曲 (スペイン)
といった演目。なにしろボレロは有名すぎる曲だけど生演奏で聴けるのは嬉しかった。

クラシックコンサート初体験の息子はわかってるのかわかってないのか、一応おとなしくしていた。人マネがブームでここ数週間というもの拍手をよくするので、会場の人が拍手をすると息子もマネしてパチパチと手をたたく。あやー、かわいいじゃないか(親バカ)。何にせよ生の音を聞かせることができるのは本当によい機会。0歳だからといって敬遠しないで親のエゴだろうがなんだろうが連れてきて良かった。演奏時間が45分程度で短く、大人にとってもクラシックコンサートにありがちな途中の中だるみや眠気、無理して味わっているそぶりをする必要もナシナシ。かなり適度なクラシック浸り具合!これはオススメ。来年もちゃんとスケジュールチェックして足を運ぶつもりで~す。公演が終わり外に出ると、新緑がまぶしいこと!いろんな屋台も出てお祭り気分もばっちり、GWらしい一日を過ごして満足満足。