S&P格付けAAAを誇るMicrosoft(MSFT)の22年6月期決算です。
少し鈍化したとは言え、今年も全部門で増収増益を果たしました。
特にAZUREを扱うIntelligent Cloudは、売上高と営業利益共に部門トップに躍り出ました。
上段:Sales、下段:Operating Income
事業 |
2021 |
2022 |
増減率 |
Productivity and Business Processes |
$53.9B $24.4B |
$63.4B $29.7B |
+18% +22% |
Intelligent Cloud |
$60.1B $26.1B |
$75.3B $32.7B |
+25% +25% |
More Personal Computing |
$54.1B $19.4B |
$59.7B $21.0B |
+10% +8% |
売上高は$168B→$198B、営業利益は$70B→$83Bと増収増益でした。
コロナ明けでも減速することなく、成長の傾きも鈍っていません。
資産は、現預金が$14Bでほぼ横ばいでした。
その他に、Goodwillは$$50B→$68Bと増加しています。
負債は、長期借入金が$50B→$47Bと減少しています。
一方で留保利益は、$57B→$84Bと大きく増やしています。
営業キャッシュフローマージンは、今年も40%台半ばを維持しています。
営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローの伸びも素晴らしく、文句の付け所がありません。
これだけの業績で、株価は21年11月をピークに下げています。
相場に惑わされず、買い増す気力が欲しいところです。
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