ウォッチ銘柄である電算システムの21年12月期決算です。
請求書作成代行サービス等を手掛ける情報サービスは、M&Aもあって二桁の増収増益でした。
コンビニ収納取扱い等を手掛ける収納代行サービスも、増収増益を維持したようです。
部門 |
2020 |
2021 |
増減率 |
情報サービス 売上高 営業利益 |
27,147 2,074 |
30,685 2,307 |
+13.0% +11.2% |
収納代行サービス 売上高 営業利益 |
18,604 772 |
19,670 899 |
+5.7% +16.4% |
売上高は、46億円増加した一方で、売上原価は34億円増、販管費は9億円増でした。
その結果、売上高総利益率は17.5→18.3%と改善、営業利益率は6.2%で横ばいした。
利益率は相変わらず低めながらも、今期も改善を果たしています。
資産は、現預⾦が131→137億円に増加しました。
他には金銭の信託も164→174億円に増加しています。
負債は、長期借入金が8→6億円に減少しています。
その他には、収納代行金が211→220億円に増加しています。
営業キャッシュフローが減少して、マージンも1ポイント下がりました。
一方で投資キャッシュフローが抑えられたことで、フリーキャッシュフローは増加しています。
株価は20年7月を頂点に下落が止まりません。
パッと目に付く強みが無いのが原因なのでしょうか。
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