業界3位につけるコスモス薬品の22年5月期決算です。
店舗数増の1/3を関東圏が占めます。
いよいよ本丸へ攻め込む姿勢を鮮明にしています。
店舗 |
2021 |
2022 |
増減 |
関東地区 |
25 |
63 |
+38 |
中部地区 |
73 |
98 |
+25 |
関西地区 |
171 |
185 |
+14 |
中国地区 |
183 |
190 |
+7 |
四国地区 |
118 |
126 |
+8 |
九州地区 |
560 |
582 |
+22 |
合計 |
1,130 |
1,244 |
+114 |
売上高は、290億円増加した一方で、売上原価は227億円増、販管費は97億円増でした。
その結果、売上高総利益率は20.0%で横ばい、営業利益率は4.6→3.9%で悪化しました。
来期は原価高騰も懸念されるだけに、販管費増が先行しているのが気掛かりです。
資産は、現預金が551→374億円と急減しました。
また、建物及び構築物は2,092→2,406億円に急増しました。
債務は、長期借入金が41→30億円に減少しました。
利益余剰金は1,621→1,820億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは4%で低迷しています。
投資キャッシュフローが嵩んだため、フリーキャッシュフローはマイナスに転じました。
歯を食いしばって2強を追いかけているようです。
九州から攻め上がって関東圏でも知名度を上げられるか、ここが正念場です。
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