トゥルルル…ン、ン…。
手に汗握って覚悟を決めて発信ボタンを押したが応答してくれずに切られたようだ。
ん~もしかして仕事中かな?
実は今までのユリとの会話の中で、店をあがったら友達が経営してるブティックで働かせてもらうと言っていた。
今は15:00。
まだ仕事中なのだろう。
何かが吹っ切れたのでメールを送っておいた。
着信はオレの表示が出るから気にせずメールも送れる。
「ユリ、元気してるか?」
たったこれだけだが元気にしてるかだけ知りたかった。
まぁ当たり障りない内容だから返事もくれるかもしれんしな。
夕方くらいには返事くれるかな…。と淡い期待を持った。
ピロリロ…
むっ?オレのスマホからメール受信の音が。
すぐ確認したらなんとユリからだ!
「お久しぶり!元気してるよ!」
お…おぉ。
声を聞けなくともとてつもない喜びが込み上げてきた。
今、この瞬間は完璧にユリと繋がっているからだ。
と言うことは今は休憩中か帰宅途中だろう。
今すぐ声が聞きたい。
即ダイヤル発信!
しかしまた切られた。
「今電話できないの?」
いらぬ事かもしれないが聞いてみた。
「今バスやけ、電話できんけね」
なるほど、そういうわけか。
「じゃあもう暫くしたら電話するね」
こう返信しておいた。
が、30分後に電話したがやはりまた切られた。
何かがおかしいな。
その後もう一度かけてみたが同様だった。
改めてこの件をユリにメールで聞いてみた。
「うち彼氏いてるから他の男と電話できんよ。」
思わせぶりな態度を示してたのに結局はバスどうこうじゃなく、「オレ」だから電話に出ないだけだったのだ。
「電話帳登録してない人からは拒否するように設定してるけ。だからだよ」
どうやらオレはユリのスマホから登録抹消されてるみたいだ。
じゃあなんでオレのメールだとわかったのだろう?
いちいちメアド覚えてるのだろうか?
まぁだいたいわかるけどだ、電話帳登録者以外は拒否って事はある琴が推測される。
オレ以外にも連絡とりにくる男がいるという事だ!
でないとオレ一人を拒否するためにこんな事をするのは考えにくい。
一件や二件どころじゃないと思う。
まぁユリの立場になって考えれば風俗で知り合った男達と縁を切るためなんだろう。
もうユリは普通の女に戻ったのだろうから。
そうか、オレは数ある男友達(?)の中の一人だっただけか…。
などとくだらないことを考えていた。
手に汗握って覚悟を決めて発信ボタンを押したが応答してくれずに切られたようだ。
ん~もしかして仕事中かな?
実は今までのユリとの会話の中で、店をあがったら友達が経営してるブティックで働かせてもらうと言っていた。
今は15:00。
まだ仕事中なのだろう。
何かが吹っ切れたのでメールを送っておいた。
着信はオレの表示が出るから気にせずメールも送れる。
「ユリ、元気してるか?」
たったこれだけだが元気にしてるかだけ知りたかった。
まぁ当たり障りない内容だから返事もくれるかもしれんしな。
夕方くらいには返事くれるかな…。と淡い期待を持った。
ピロリロ…
むっ?オレのスマホからメール受信の音が。
すぐ確認したらなんとユリからだ!
「お久しぶり!元気してるよ!」
お…おぉ。
声を聞けなくともとてつもない喜びが込み上げてきた。
今、この瞬間は完璧にユリと繋がっているからだ。
と言うことは今は休憩中か帰宅途中だろう。
今すぐ声が聞きたい。
即ダイヤル発信!
しかしまた切られた。
「今電話できないの?」
いらぬ事かもしれないが聞いてみた。
「今バスやけ、電話できんけね」
なるほど、そういうわけか。
「じゃあもう暫くしたら電話するね」
こう返信しておいた。
が、30分後に電話したがやはりまた切られた。
何かがおかしいな。
その後もう一度かけてみたが同様だった。
改めてこの件をユリにメールで聞いてみた。
「うち彼氏いてるから他の男と電話できんよ。」
思わせぶりな態度を示してたのに結局はバスどうこうじゃなく、「オレ」だから電話に出ないだけだったのだ。
「電話帳登録してない人からは拒否するように設定してるけ。だからだよ」
どうやらオレはユリのスマホから登録抹消されてるみたいだ。
じゃあなんでオレのメールだとわかったのだろう?
いちいちメアド覚えてるのだろうか?
まぁだいたいわかるけどだ、電話帳登録者以外は拒否って事はある琴が推測される。
オレ以外にも連絡とりにくる男がいるという事だ!
でないとオレ一人を拒否するためにこんな事をするのは考えにくい。
一件や二件どころじゃないと思う。
まぁユリの立場になって考えれば風俗で知り合った男達と縁を切るためなんだろう。
もうユリは普通の女に戻ったのだろうから。
そうか、オレは数ある男友達(?)の中の一人だっただけか…。
などとくだらないことを考えていた。