かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

旧江戸城(忘備録・2009年3月末に訪問)

2014年04月09日 | ぶらっと散策
<この記事の写真は2009年3月末に訪問した際のものです>
現在は変わっている可能性があります。


皇居乾通り一般公開の記事を書いていて、ずっと以前に江戸城を訪問した記憶が蘇りました。
皇居乾通り一般公開の様子などはこちらでご覧ください。
2014年4月 皇居乾通り一般公開・坂下門まで
2014年4月 皇居乾通り一般公開・乾通り
2014年4月 乾門から北の丸公園

昔の写真を探したところ、2009年3月末に訪問した写真を発見しました。
関連した内容ですので、忘備録として残したいと思います。

写真の流れから、
桜田門→二重橋→坂下門→大手門→百人番所→天守台→北桔橋門→北の丸公園→田安門
と移動したようです。

まずは、外桜田門の渡櫓門。いわゆる桜田門です。

国の重要文化財です。
外桜田門は、外側の高麗門と内側の渡櫓門の二重の門で構成され、その間の空間が桝形と呼ばれる空間となっています。
枡形虎口と言われる城を攻めにくく守りやすくする構造です。
枡形内からの渡櫓門。

外桜田門の高麗門外側から。

外桜田門の高麗門外側から凱旋濠。

日比谷方面です。

正門石橋。

手前の二重アーチ構造の橋は二重橋ではありません。
奥にある鉄製のこちらの黒い橋が二重橋(正式名称は「正門鉄橋」)です。

右奥に伏見櫓が見えます。

正門石橋からつながる門。

旧西の丸大手門です。

大手門方面に、二重橋濠を進むと、蛤濠に突き当り、左手に坂下門が現れます。

右手奥に宮内庁の建物が見えます。

蛤濠に沿って進むと、桜田二重櫓(巽櫓)があります。


さらにお濠(桔梗濠)に沿って進むと大手門が見えてきます。

大手門も桝形虎口となっていて、手前の高麗門から入ります。

大手門の櫓門


大手門を入り進んでいくと、右手に同心番所があり、
さらに進むと開けた場所に出て、左手に百人番所があります。


百人番所の目の前に、本丸中之門の石垣があります。

見事な切込みはぎの石垣です。
右奥に見える建物は、大番所です。

大番所からなだらかな坂をくねくね上っていくと、本丸跡にでます。

広いです。奥に天守台が見えます。

左手には富士見櫓があります。


天守台です。

切込み接ぎの布積が美しいです。

天守台から本丸跡方面。

裏側は打込み接ぎでした。

北桔橋門から見た石垣。

天守の北から外部に直接通じる門で、重要地点だったことから、石垣は最も堅固雄大なものとなっているようです。

北の丸公園に移って、清水門。

国の重要文化財です。
やはり桝形虎口となっていて、高麗門と櫓門で構成されています。
一方が濠というのも面白いです。

清水門の櫓門と桜。


北の丸公園の北西の出口の田安門の渡櫓門。

現存する旧江戸城の建築遺構のなかで最も古いものだそうです。
国の重要文化財に指定されています。
田安門も桝形虎口となっていて、高麗門と櫓門で構成されています。
高麗門

田安門の高麗門の外は桜並木となっています。