団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

毛細血管が劣化すると

2018-02-22 09:33:35 | 健康・病気

血管は体中を巡り、その延長は10万キロ、地球を2周半する長さになります。その95%が毛細血管といいます。毛細血管の直径は0.005ミリで赤血球1個が通れる大きさです。細い血管でも0.1ミリありますから、毛細血管の20倍の太さとなります。

毛細血管は内皮細胞と外側の壁細胞から構成されています。加齢とともに、毛細血管は劣化し、60代では20代の6割程度に減少するとされています。加齢に加えて、血糖値の上昇、高コレストロールなど血液の質が悪くなったりすると、劣化が促進されます。

劣化すると、体の隅々に栄養や酸素が行きわたらなくなり、臓器などの体の機能が低下し、老化が進みます。毛細血管はリンパ管のないところでは、老廃物を回収する役目を果たしています。このため、毛細血管が劣化すると、顔や足のむくみが発症します。

むくみまで起こっていないまでも、毛細血管が劣化しているかどうか、を簡単に調べる方法があります。NHKラジオの健康ライフで、大阪大微生物病研究所の高倉信幸教授が「毛細血管を元気にして、健康で若々しくなろう」の中で、紹介していました。

爪床(そうしょう)圧迫テストです。どの指でもよいので、爪の根元を反対の手の指で押して、爪が赤みを取り戻すのに2秒以内なら正常です。5秒以上かかるようですと異常で、血液がきちんと巡ってこないことを示しています。

毛細血管の劣化が起こす病気と、その対策は次回に。

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