紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

怪しげなブツ。その名もテスラクランプ

2008-09-17 11:31:54 | その他の音楽機材
先日、テスラクランプという、ものすごく怪しげな名前のブツを仕入れてみました。

外見は電源タップのような感じ。
某オークションで3000円くらいでした。

なんでも、2ピンのコンセントからアースを取ることで電磁波を除去する機械らしいです。

元々、パソコンなどから出る電磁波に対して用いることを想定して開発されたもののようです。
しかし、2ピンコンセントからアースを取れるため、オーディオの電源対策に使う方もいらっしゃるようです。

私は、これまで機器のアースを取っていなかったので、前々から気になっておりました。
ということで、テスラクランプをSTAXのSRS-3030とCDプレーヤーのCD-52に使ってみました。

この2つの機材に付けてある電源コードは、某Procable製の非メッキ3ピンプラグのコード非メッキ2ピンメガネプラグのコードです。
どちらも中古で購入。

Procableさんに関しては賛否両論あるみたいです。
個人的には『ケーブルに関しては』決して悪くないものを取り扱っていると思っております。

上記2本の電源コードと、mogami2534しか使ったことがないので、
他のケーブル、プレーヤー、アンプなどについてはなんとも言えませんが…。

ちなみにProcableさんの言説によると、
ipodはCDプレーヤーよりも音質上優れているということですが、
私はお金がなく、ipodが買えないので検証できません。(悲)

まあ、音の傾向というのは好みですので、
一概に優れているとかいないとかを言うのは難しい面もありますよね。
誰かが良いと言ってみても、本人にとって好みでなければどうしようもないわけですし…。

STAXさんの社員の方も、『イヤースピーカーであれば、プレーヤーを変えてもそれぞれの良さがわかって楽しめるのではないか。』というようなことを言っておられたような気がします。
私もSTAXの社員さんの意見に同感します。

『評論家は、『良い悪い』と『好き嫌い』は分けて考えるべき。』だとおっしゃる方もいらっしゃいます。
確かに一理ある考え方だと思います。

しかし、私などは素人ですから、
音楽など趣味の世界に関しては『良い悪い』と『好き嫌い』は遠慮なくごっちゃにさせていただきます。
といいますか、そうならざるをえないです。

ですので、たとえ3000円のプレーヤーで、他の人から見たらどうしようもなく悪いと思われるものでも、
私好みの音楽を美しく奏でてくれればそれで満足です。

趣味ですので、あまりお金をかけず(といっても結構つぎ込んでるか…)神経質になりすぎず、
まったりと楽しんでいきたいと思っています。

余談になりますが、政治などについては完全に別。
『良い悪い』と『好き嫌い』はできる限り混同すべきでない。
そういう現実的な事柄に関しては、国民は『評論的』であるべきだと思います。
なぜなら『良い悪い』が直接、全国民の利益、不利益にかかわる場合であるからです。

話が脱線いたしました。
テスラクランプのほうに戻しましょう。

ちなみに私のテスラクランプのプラグは、松下の安い非メッキプラグに交換してあります。
また、テスラクランプの使い方に関してですが、アース線だけを機器に繋いで使っていらっしゃる方が多いようです。
しかし私は普通の使い方、つまりテスラクランプに直接電源プラグを挿す使い方で聞いてみました。

私の環境では、好みの方向への変化、好みでない方向への変化の両方の変化がありました。

まず、好みの変化についてです。

音の響きが整理されて暴れなくなるような感じがします。
そのおかげで音が締まって、音に実体感が出たように思える。
音場も綺麗に広がるようになり、定位もはっきりしたように感じます。

さらに、細かい音が埋もれず聞こえるようになります。
全ての楽器の音が、完全に鳴りきっていくような感じで気持ちがいいです。抜けが良いというやつでしょうか。

次に、好みでない方への変化です。

どうも高域の方に、僅かに妙な付帯音が付いたような気がします。
よって、少し聴き疲れするような感じがします。

あと、音が若干おとなしくなるように思います。
しかし、この変化については、一概にに好ましくない変化とはいえないところがあります。
曲によってこの変化がいい方に作用するものと、そうでないものがありますね。

ノリのいい曲ですと、テンションの高さが減殺されてしまうような気がします。
音色の美しさを味わうような曲ですと、その味わいがより深くなるような感じがして、好ましく思えます。

このように、様々な変化がありますが、私は一応採用しております。
飽きるまで使ってみようと思います。

しかし、使う人の環境によって変化の傾向が変わったり、全く変化がなかったりするようです。
そこが難しいところですね。

私の環境では、細かい音がよく聞こえるようになったため、
今まで買いためてきたCDを片っ端から聞きなおしています。
やっぱりワルターの田園は、音がしっかり鳴りきってくれると描写が映えますね。

リーフル ダージリン 2nd 2008 タルボ農園 クローナルティッピー DJ-366

2008-09-10 10:20:37 | ダージリン
どうも、屋形です。ここ数日のアクセス数を見て感じること。
それは時事系記事の反響の大きさです。

先日の記事を公開した後、アクセス数が以前の4倍近くになってます…。
私としては嬉しいことです。

しかし、時事系の記事は書くのが辛いのが難点(?)です。
とはいえ、今後は総選挙もありそうですし、多少そちら系の記事が増えると思います。
気張って書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

ということで、今日はダージリンのセカンドのレポートをさせていただきます。
こういう記事はアクセス数的には不利なのですよね。(爆)
(まあアクセス数が減ったからといって、私が虚しくなるだけで、他に不利益もないのでいいのですが…。)

好きなことをだらだら書いているだけなので、当たり前といえば当たり前ですね。
こちらは趣味と割り切りましょう。

『タルボ農園クローナルティッピーDJ-366』

リーフルさんのお茶。
50g1312円と、リーフルさんの茶葉の中では非常に安価な部類に入ります。

以下、斜体字部はリーフルさんの紹介文です。(一部略)

細くきっちりと撚られた黒褐色の茶葉に、ベージュがかった芯芽を含んでいます。
湯を注ぐと甘く濃密な香りが匂い立ち、熟した果実味とともに、コクのある重厚な味わいが、深く長く余韻を残します。
存在感溢れるタルボ農園の夏摘みの逸品です。


茶葉は、よく撚られて形が揃ったもの。
シルバーチップもちらほら見受けられます。
茶葉からも非常に甘い香りがたっています。

3g300ccを5分の蒸らし時間で淹れてみました。

水色は、少し濃いオレンジ色。
ブランデーのような、重厚かつ芳醇で甘いフルーティーな香り。

味の方もそれに違わぬもの。
南国系のフルーティーな味わいが、甘みと渋みの中に溶け込んでいる。

甘みは必要十分にある。
渋みはじわりと染み込むまろやかなもの。
味わいが力強くありながら、舌への引っかかりがほとんどない。

こっくりした旨みがあり、飲んでいて心地良く、満足感が大きい。
後味は完熟したフルーティーなマスカテル。
非常にバランスよくまとまった、筋の通った味わいがある。

冷めてからは味わいがしっかりしてきて、飲み応えがあるお茶になる。
厚みのあるマスカテルの余韻を残してくれます。

総評:ブランデーのような甘い香りに、非常にバランスの整った、甘み、渋み、コクのあるフルーティーな味わいがある。
全体的に力強い味わいだが、飲みやすいお茶。


個人的には非常に素晴らしいお茶だと感じました。

非常にコストパフォーマンスに優れていながら、
他の上の価格帯に属する茶葉と並べても『存在感』がある茶葉だと思います。
この値段でこれだけの味が実現されることは、滅多にない事ではないでしょうか。

リーフルさんを利用したことがない方も、
リーフルさん初体験には良い茶葉ではないかと思います。