紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

フォション セイロン ブロークンオレンジペコー

2010-06-04 10:56:02 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
『セイロン ブロークンオレンジペコー』

フォションさんの紅茶。100g2000円くらいの値段。高島屋さんなどで取り扱っていると思います。
ブロークンタイプで茶葉は割と細かめです。(2mm~3mmくらい?)

5g420ccを2分蒸らしで淹れました。

<水色>
濃い目の茶褐色。

<香り>
針葉樹のような爽やかな香り。
若干マスカットのようなフルーティーなニュアンスもある。

<味>
杉のような爽やかな味わい。
さらに、フルーティーでジューシーな甘みが割と強めに出る。
ミルクを入れても十分耐えられるコクがある。

渋みも旨みに変わるような感じで、心地の良いもの。
どこかに物足りなさを感じることもなく、バランスが良いと思います。
後味はスッキリとして清々しい。

ミルクティーにしても、もちろん美味しいです。

「さすがフォション。いい茶葉を出しますね。」という感じです。

ウェッジウッド ピクニックティー

2010-02-14 08:10:06 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
『ウェッジウッド ピクニックティー』

洋食器で有名なWedgwood(ウェッジウッド)さんのお茶。
Wild Strawberry(ワイルドストロベリー)シリーズの一つだそうです。

ウェッジウッドさんの紅茶缶は、洋食器風の色合いで凄く綺麗だと思います。
名古屋だと、松坂屋さんなどに置いてあると思います。

価格は100g1260円とまずまずのところ。
茶葉は結構細かめ。1~2mmというところでしょうか。

水量380cc茶葉5g蒸らし時間1分で淹れました。
水量と蒸らし時間は、試行錯誤の末こうなった次第であります。
(私の環境では、メーカー推奨時間だと酸味と渋みが強く出すぎてしまいました。)

水色は紅茶らしい茶褐色。
香りはオレンジのような柑橘系のもの。

少し変わった風味のお茶。
甘みは少なすぎず多すぎずといったところ。
ストロベリー系のフルーティーな味わい。

強めの酸味がある。

渋み若干あり。ざらつきほとんどなし。
コクはそこそこ。
酸味と香りのせいか、すっきりとした味わいに感じられる。

後味はベリー系の甘やかな風味。

ミルクと砂糖を入れると、酸味も多少和らぎ、さわやかな感じがしておいしい。
若干、いちごミルクに近い感じの味わいになる。


ということで、酸味がお好きな方にはお勧めできるお茶です。
それがあまりお好きでない方は、手を出さない方が無難かもしれません。
個人的には、この酸味がかなり気になってしまい、今ひとつでした。

リッジウェイ ブレンド HMB(ハー・マジェスティー・ブレンド)

2010-01-25 11:14:44 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
久しぶりに紅茶レポートです。

今回はリッジウェイさんのブレンドティー、HMB(Her Majesty's Blend=女王陛下のブレンド)です。
割と有名なものらしい。140g1680円とまずまずの価格。

茶葉の原産地はスリランカとインドらしいです。(セイロンとアッサムとダージリンでしょうか?)
茶葉は一応フルリーフのように見えます。(OPくらい?)

5gの茶葉に420ccのお湯、2分30秒蒸らしで淹れました。


水色は、深い橙色をしている。

香りは、ダージリンのような華やかで、フルーティーな感じ。香水のようです。
この香りは結構好み。

口に入れると、ゆったりした柑橘系の風味。
甘みの量はまずまずといったところ。
舌へのざらつきはほとんど感じられない。

渋みは、少し引っかかるような感じ。
飲み応えがあるとも言えるかもしれません。

全体的にかなりダージリンっぽい感じです。
さっぱりとしたコクがある。
後味はすっきり爽やかに仕上げてあるように感じましたが、割と強く残る方かもしれません。

個人的には、もう少し味に厚みというか、重厚さがあるといいと感じました。
すっきりしていますが、少し薄いような印象で、若干バランスが良くないような気がします。
重めのテイストが苦手な方にはいいかもしれません。

蒸らし時間を延ばすと渋みが出てくるような感じで、厚みを出すのが難しいお茶だと思いました。

ちなみに、濃い目に出してミルクティーにすると、上品で美味しいのが出来ます。
香りはダージリンのように華やかなのに、味はアッサム系の仄かなココア風味という特徴的なミルクティー。
これはハマる人はハマるかもしれません。

茶イイナ キームン 超級(最高位)

2008-10-04 10:47:43 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
油断しているとなぜか更新がストップしてしまいます…。
巷ではアメリカの株価777ドル下げの話題で持ちきりですね。
金融市場にとって「信用、信頼」というのは非常に重要なものです。
(逆に言えば金融市場とは、そういう危ういものの上に乗っかっている、脆いものであるともいえる。)
何かあっても政府が支えてくれるという信頼があるからこそ、証券取引やその他の取引を円滑に行うことができるという所があるからです。
そういう観点からすると、政府の対応が二転三転するというのは、やはり好ましくないことであると思います。
救済があるのか無いのかが不明確な状況では、取引の円滑が阻害されてしまいます。
リーマンやAIGの救済の件しかり、緊急経済安定化法案の議決の件しかりです。
一般取引などでも、取引の安定性や明確性を重視して、諸私法上、様々な制度が用意されています。
しかし、金融取引においては、多数人の利益に多大な影響をもたらすことから、さらに安定性を重視する必要性が大きいでしょう。
よって、国家は金融政策を行う際、迅速かつ一貫した行動をとることが肝要であると思います。
経済のことについて、全くのど素人で、深いところには色々あるのかもしれません。しかし今のところ、私はそのように考えております。


さて、話は全く変わりますが、久しぶりに紅茶のレポートをさせていただきます。

『キームン超級(最高位)』

前々から、キームンに興味があったので買ってみました。
スモーキーな香りはあまり好きではないので、それが少なそうなこの商品を購入しました。
茶イイナさんの茶葉です。一説によると、茶イイナさんは元キームンジャパンらしいと言われていますが、確認していないので不明です。
50g2150円と高価なお茶です。

茶葉は撚られて形が非常に良く揃っている。ここまで形が揃っている茶葉は始めて見ました。
ゴールデンチップがちらほら見受けられます。

ホームページに載っている割合、3g350ccを5分蒸らして淹れました。

水色は紅茶らしい赤みのかった橙色。
最初は、僅かに鰹節のような香りがあって辟易します。
しかし、飲んでみると、蘭のようなフラワリーな甘みが口に広がります。
蜂蜜のような独特のコクがある。しかもまろやかです。雑味は皆無でひたすらに滑らかな舌触り。これほど舌触りが滑らかなお茶は初めてです。
渋みはとことんまろやか。甘みが強く雑味が少ないお茶は、物足りなく感じる事がありますが、このキームンに関しては十分な満足感を得られます。
渋み、コク、甘みが非常に高いレベルでバランスしているためでしょう。
そして、鰹節のような香りは全く気にならなくなります。というより、フラワリーな香りに変わるという感じですね。
余韻も非常に素晴らしい。蘭のようなフローラルな後味が口いっぱいに残ります。

冷めてからもまろやかさは変わらず、おいしく飲めます。

総評:最初はかすかに鰹節のような香り。しかし、飲んでいくうちにフラワリーな甘い香りに変わっていく。
味わいは、ひんやりとした蘭のような風味のある甘さと、蜂蜜のようなコクと旨みのあるもの。
ひたすらに滑らかでしなやかな舌触り。


個人的には、非常に素晴らしいお茶であると感じます。かなり高価ですが、値段なりの価値は十分にあるのではないでしょうか。
しかも、3gで2杯分入りますので、5gで2杯分淹れる茶葉よりも相対的に安くなります。
煙くさいとキームンを敬遠する方も、この茶葉なら大丈夫なのではないかと思います。

レピシエ、えいこく屋へ行く

2008-07-31 10:30:11 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
たまにはレポートじゃない記事もつらつらと書いてみます。
というよりテイスティングが追いつきません!難しいものですね。
という事でお茶濁し…。

まず、今年のセカンドが入ったという、レピシエさんのお店に行きました。

大体ホームページに載っていたものが出ていたのですが、
私の狙う低価格帯(1000円台)のものが全て入荷待ちになっていた…。
試飲もできなかったので、いつ入荷するかだけ聞いて店を後にします。
8月4日くらいには入荷するそうです。

個人的な狙い目は、タルボDJ-196、サングマDJ-143、リシーハットDJ-144辺りでしょうか。
飲んでみないとなんともいえませんが…。

話が少しそれますが、個人的には10日分で1000円台を超えない茶葉を買うようにしています。

これでも十分高いですが、フォションさんのダージリンを基準にすると(『100g3000円』10日で1500円)、
それ位までなら許せるかなと。

というのも、どこかで線を引かないと無限に高いものを求めてしまうからです。
フォションさんも十分高額ですけどね…(悲)

しかし、レピシエさんについていつも思うのは、
なぜファースト仕入れ量がセカンドのそれと比べて、圧倒的に多いのかということです。(またムダ話)

基本的には、『ファースト生産量<セカンド生産量』だと思うので、
仕入れ量もそれに比例しそうなものです。
やはり日本人にはファースト好きな人が多いからなのか…どうなのか…。

セカンド好きな私にとっては、少し悲しいところではありますね。

さて、次にえいこく屋さんへ行きました。
そうしたら覚王山店に行く人しかわからない、ダージリンの某セールコーナーに去年のファーストがどっさり!
キャッスルトン、マーガレッツホープ、ジャンパナなど名だたる名園のダージリンです。

それを眺めていたら、店長のA氏が出現。そして、
「うちのキャッスルトンを買っておけば、外れを引く事はまずありませんよ。」
不敵な笑みでそういい残して、去っていった…。(どこかへ出かけるところだったらしい…。)
ということで、3つ買ってきました。全て去年のファーストです。

キャッスルトン EX-1 SFTG-FOP1 China 30g
マーガレッツホープ WHITETEA SFTG-FOP1 China 30g
マーガレッツホープ DJ-7 SFTG-FOP1 Ch.SPL 30g

う~ん…これだけ買って『1???円』とは、バーゲンにもほどがありますね。
気になる方はえいこく屋覚王山店にどうぞ!(宣伝口調?)

まあ、味の方は飲んでみないとなんとも言えませんが、
もともとは30g1500円とかで置いてあった物ですから大きく外す事はなさそうです。
去年のものなんでレポートしても仕方ありませんが、
ちょっと触れることはあるかもしれませんのでよろしくお願いいたします。


…番外編
その後友人らと、某マウンテンという料理店へ行きました。いろいろな意味で激しいところでしたね。
しかし、隣の友人Mは赤いワンピーススパ(激辛)を完食。
左斜め前の友人Nは甘口抹茶小倉スパ(激甘というより変甘)を完食。二人とも凄すぎるよ…。

紅茶レポートのスタンスについて

2008-06-25 18:41:40 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
Googleで『バダンタム dj-5』と検索すると、なぜか私のブログが1番上に来る(2008年6月25日現在)ことに驚きを感じている屋形です。
(リーフルさんのサイトより上に表示されるというのは大変恐縮なのですが…。)

最近は閲覧数も上がってきて、書けば読んでくださる方もたくさんいるのだなとしみじみ感じております。
なるべく、皆さんの参考になるように書いていきたいと思いますので、
今後ともひとつよろしくお願いいたします。

『参考になる』ということで思い出したのですが、
紅茶の評価を星の数で表したりしている所もあるみたいですね。
確かに一目で見てわかりやすいので、その点は素晴らしいと思います。
私自身、そういうやり方もアリかなと思ったこともあります。

しかし、私は紅茶はそれぞれ個性的で、それぞれが違った良さを持っていると感じています。
人間と同じですね。
たとえ私が気に入らなくても、誰かが気に入ってくださるかもしれない。
そんな出会いを妨げたくはありません。

ですので、私のスタンスとしては、
紅茶の特徴をそのような数字で表すことはしないでおこうと思います。

その代わり、紅茶の特徴(個性)を貧弱な語彙の中からではありますが、
できる限り詳しく説明できたらいいなと感じております。

しかし、私の価値観からの主観的な表現であることを念頭においていただいて、
あくまで参考という事でお願いいたしますね。

私のレポートも含め、様々な意見を考慮して、
いい紅茶との出会いをしていただけたら幸甚です。

というわけで、次は引き続き、今年のファーストのレポートをしていきたいと思っています。

フォション『モーニング』

2006-06-16 21:14:18 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
最近『読むクスリ』という本がマイブームです。

この本は、人のさまざまな逸話を集めたものなのですけれども、なかなか興味深い。
人間が強い信念を持ってした行動は、他人に少なからず影響を与える。そんな事を思いましたね。
それがいい影響か悪い影響かはまた別ですけど。

いつも暗い話ばかりすることでおなじみの(?)このBlogですが、この本は読んだあとに悲痛な気持ちになることはないです。
ほのぼのとした話から、ちょっぴり笑える話、なるほどと思う話など、結構楽しく読めます。
『プロジェクトX』とか、『ガイアの夜明け』なんかが好きな人は、気に入ると思いますよ。

私はオンラインの古本屋で買いました。この本はシリーズ物なんで、全部買うとなかなか高くついてしまうからです。
私がよく利用する古本屋へのリンクを張っておきます。結構お安いです。読書家にはオススメ。「古本市場」さん

全く貧乏性な私ですが、これは前紹介した『シンブーリのファーストフラッシュ』が原因というのは否めません。

そんなわけで、ブレンドティーを買ってみました。

『ブレンド』というのは、不揃いになりがちな茶葉の品質を、
いろいろな産地の茶葉を混ぜる事によって安定させ、一定の味を作り出すというものです。
よって、値段としては、よりリーズナブルになります。

しかも、味もそれなりという私にぴったりのモノであるわけです。
今回買ったのはこれです。

「フォション モーニングティー 100g1400円」

その手の業界では有名な『フォション』が朝の朝食用に(?)ブレンドした紅茶です。
『ダージリン』『アッサム』と『セイロンティー』をブレンドしたもののようです。

全然関係ないですが、缶のデザインが変わってましたね。
こちらの方が上品な感じですが、あの目立つ金色の缶が変わってしまったのは、ちょっと悲しいところです。

茶葉の香りはものすごいです。

『すごい』だけじゃ、何を見てもかわいいと言う人と同様、芸がないので、特徴を述べますと、
ダージリンのようなマスカテルフレーバーに、りんごのような香りが混じっているような感じです。
嫌味な香りではないと思うのですが、かなり強い香りなので、敬遠される人もいらっしゃるかもしれません。

淹れ方ですが、最初は『6g400cc』の割合で『3分』の蒸らし時間をおいて入れてみたのです。
しかしこの茶葉は、いつものダージリンと違って非常に細かく砕かれているためか、3分では渋みが強くなってしまいました。
(おそらく等級は『F』かなぁ・・・。)

ミルクティーにするなら、これ位でもいいと思うんですけどね。
なので今回は、割合は同じで、蒸らし時間は『1分』でやりました。

お茶から立ち上る香りは、茶葉からの香りと同じ傾向です。
ただ、ブレンドした茶葉の性質が出ていて、りんごのような香りに『アッサム』の洋酒のような香りと、
『セイロンラトナピュラ』独特の杉のような弱い香りが複雑に混ざり合っているようないい香りです。

味にも甘みがあって、コクも抜群。ブレンドされた各茶のいい特徴が出ています。
ミルクティーとストレートティーの両方に対応できます。これは非常にありがたい。
パンと一緒に飲むには、ダージリンのような繊細な紅茶はあまり適さないと個人的に思っていたところだったものですから。

しかし美味しいお茶ですね。かなり気に入りました。
万人受けしそうな紅茶でありながらも、値段的にも納得できる紅茶ですね。

そんなこんなで満足なわたくしでありますが、ニュース記事を書こうと思うと、とたんに萎えてしまうのは相変わらずです。
でも、訴えていきたい事はたくさんあるので、時事系記事を書いた時の反響をバネに、騙し騙し書いていきたいと思います。

2006年ファーストフラッシュ(レピシエにて)

2006-05-12 18:36:05 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)




「もはやこれは『日記』じゃなくて『週記』ではないだろうか?」



どうも。新しい言葉を生み出しそうなくらい、相変わらずの屋形でございます。



レピシエに行ってきましたよ。

というのも、ダージリンのファーストフラッシュを毎年買っているので、今年も買いに行ったわけです。
ファーストフラッシュのダージリンというのは春に摘まれるもので、日本茶で言うところの新茶ですね。

が、個人的にはあまり好きじゃないんです。(爆)ファーストフラッシュは薄く感じるのです。
夏に摘まれるセカンドフラッシュの方が飲みごたえがあって好みなのです。
それにレピシエのは高いし・・・。ですけど、季節を感じるためと思い、毎年買いに行って飲んでるって訳です。


比較的お値打ちな『グレンバーン』という茶園の茶葉(50g1500円)を目的に行ったので、とりあえず試飲を頼もうとしたんです。

が!私の目を釘付けにした茶葉がありました。


『シンブーリ』茶園っ!!


良質なダージリンを産出する、知る人ぞ知る、名茶園です。
もう何がすごいって、普通は茶色っぽい茶葉が白いのよ~!
そして形も整っていて、素晴らしいっ!

そして値段も大変なものになってます。(50g3300円)
いつも100g1000円位のを買ってる私は到底買う事の(でき)ない価格帯ですよ。


まあ試飲だけならタダと思って飲んだのが間違いでした。

なんて言うんでしょうね。
飲んだ瞬間、春の草原に寝転んでいるような香りに包まれ、その後に滑らかな口触りの甘さが広がります。
もちろん渋みなんてものはほとんどなく、穏やかなコクもありました。



これがファーストフラッシュの真髄なのですね・・・。
薄いなんてとんでもない話です・・・。
後から飲んだ『グレンバーン』のものが見事に蹴散らされてしまいました。かわいそうに・・・。

でも当然買えないわけです。そりゃそうですよ。ただでさえいつもの価格の2倍の茶葉を買おうとしているのに、とてもじゃない・・・。


屋形「この『シンブーリ』と似たような感じで、もう少しお値打ちなやつはないですかね~?」

お姉さんA「そうですね・・・『シンブーリ』自体がかなり特殊なものなので、なかなか・・・。」

屋形「確かに茶葉を見ただけでも、差を見せつけてる感じですもんね・・・。」

お姉さんB「はい・・・あえて、あえて言うならこちらの『ピュグリ』(50g2800円)か・・・『チャムリン』(50g1300円)でしょうか。
でもやっぱり『チャムリン』は全体的に風味が落ちますね。
(ちょっと冊子をぱらぱらめくって)そうですね、『チャムリン』はちょっと違うかもしれません。やっぱり『ピュグリ』ぐらいですね。」


丁寧に説明してくれたのはすごくありがたいのですが、『ピュグリ』でも高いのですよっ!
最終的に何かの縁だと思い、(謎)試飲なしで『チャムリン』のを購入してきました。


屋形「今度は『シンブーリ』を買えるくらいまでお金を貯めてきます。」

お姉さんA「(笑顔で)はいっ!お願いします。ですが、できればお早めに買われたほうがいいと思います。一応限定品なものですから・・・。」




・・・や、ちょっと無理かも・・・。

と、結局買えそうにない屋形でありました。次回は買ってきた『チャムリン』茶園のファーストフラッシュのレポートになるでしょうか。
私を憤慨させるような、変な事(ニュース)がなければ・・・ですが。
っていうか、今自体が憤慨だらけで、今いくつか記事をまとめている最中(さいちゅう)なので、そちらが先に来るかもしれません。

レピシエ セイロン ラトナピュラ 『ぺティアガーラ』

2006-03-24 15:28:40 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
・・・・・・
な、な~んということだあぁあっ!!

『CLANNAD』が映画化だってぇ!!ソース→東映関連イベント

冗談じゃないよまったく・・・。
あの劇場版『AIR』の二の舞になる気なんでしょうか。
あれ自体がダメとは言わないけど、『AIR』という名前をつけて上映するのは、納得できないんだよな。

だいたいあの壮大な物語を、2時間でまとめられるわけない・・・。
私自身『CLANNAD』を高く評価しているので、大変なことにならないか・・・。
と、はなはだ心配なわたくし屋形でございます。

さてさて、今日ご紹介する紅茶はレピシエで購入した

『ペティアガーラ』OP 50g 550円(100g 1100円)

典型的なセイロンブレンド。レピシエのお姉さんの推薦であります。
いつも通り『6g 400cc 3分』で淹れました。

なんというか、とにもかくにもスタンダートな紅茶です。
それを狙って買ってきたんですが、ほんとにそんな感じ。

香りの質は悪くないです。控えめではありますけれども、甘い香りが漂います。
渋みもそこまで強くないもので、刺すような渋みはなく穏やか。
後からやってくる感じですね。

けっこう美味しいです、はい。すごく紅茶らしい紅茶だと思います。

ダージリンを飲みなれている私にはちょいと物足りないかなぁ。

でも、これお客用にいいかもしれません。
これが嫌いな人はあんまりいないと思いますから。
そういうことで、良い意味でオールマイティーです。

こんな感じでしょうかね。

レピシエへGO

2006-03-22 20:02:40 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
いやぁ・・・最近風が強い!

これを『春一番』と言うんですかね。
もうとにかくすごい風で、自転車に乗ってても大変だし・・・。
皆さんはどうお過ごしでしょうか。

わたくし屋形はと言えば、日ごろの行いからか、周りからの風当たりが強くなっているような気がしてならない今日この頃でございます。

さて、今日は名古屋初の開店になる『マリアージュフレール』に行ってまいりました。
紅茶がついに、というかやっとなくなったんで、セイロンティーを買いに行ったのです。
でもやっぱりちょっと高い・・・。

私的にはマリアージュの茶葉の品質は素晴らしいと思ってるんですけど、値段がちょっと高めなので、
ちょっと購入をためらってしまいますね。
(大体、100gにつき1000円前後がデッドラインなのであります。)
量り売りも100gからだそうで・・・50gから買えたらよかったんだけど。

そんなことを考えつつ、レピシエに行きました。
セイロンティーは種類がいろいろあって、どれを買ったらいいものか迷うものです。

でもレピシエではなんとタダで試飲ができるのです。
タダより高いものはない。タダ働きほどひどいものはない。ってくらいのもんですよ。
ですから、味を確かめながら茶葉を選ぶのには最適なお店なのです。

ただ(?)、ここの茶葉も高いというイメージがありまして・・・。
(何回かダージリンを買ったのですが、50gで3000円とかするものがあったりとか。)
でも、今日行ってみたら結構リーズナブルな値段のものもあるではないですか!

特に、ブレンド物は50g400円~1400円位とまあ普通な感じ。
そんな風に品定めも兼ねていろんなのを見ていたら、なぜかレピシエのお姉さんが、
「これ、さくらティーですがよろしかったらどうぞ!」
そう言ってさくらティーを出してくれたのです。

丁重にお礼を言って、お茶をいただきました。
煎茶にさくらの葉をブレンドしたような風味でした。
私の心にも、まあ違う意味で春の息吹が吹き込んできたかのような気持ちになりましたね。

話が大きく逸れましたが、最終的に購入したのは、お姉さん推薦の『ぺティアガーラ』というブレンドに相成りました。

念のために言っときますが、別に『贔屓目で見た』というわけではないです(断)。
比べたほうは、試飲してみて若干渋みが強く感じられた。とそういうことです。
今回はとにかく癖のない誰でも飲めそうな紅茶を購入しようという腹がありましたので。

次は久しぶりの紅茶レポートやりますよ~。

ノリタケの森へ行ってきました

2005-10-27 21:16:54 | その他の紅茶(メーカーブレンドなど)
今日は『ノリタケの森』に行ってきました。
『ノリタケの森』というのは、名古屋在住の人以外には馴染みがないかもしれません。(名古屋の人にも馴染みないかも・・・)
まあ名古屋が世界に誇れる洋食器の会社『ノリタケ』の博物館兼お店みたいなものです。

なぜ行こうと思ったかというと、いいティーポットが欲しくなったからなのです。
ノリタケのものだったら誰も文句は言わんだろう(というかノリタケのデザインとか色使いが好きなのですけど・・・)、ということで『ノリタケの森』へ~。

まずノリタケプレステージショップというところに行きました。
名前からして嫌な予感(?)がしたのですが入ってみると、じゅうたんが敷いてあって・・・ホントに食器の博物館みたいな感じでした。
色使いやデザインはやっぱり美しいのですけど、値段が・・・。ティーポットの値札を見てみるとやはり軒並み高価で・・・庶民には到底手が出ないっすよ・・・。
他にすごいと思ったのが、ボーンチャイナで『ペルセウス』とか『はやぶさ』といった像を形作ってあるものです。
まあ、数10万数100万の世界ですが・・・、はっきり言ってここの食器や像の半径50cm以内には近づけなかったですよ。

気を取り直して(?)普通の物品販売専門のショップへ行きました。
ここはわりと普通な雰囲気のお店で、人も平日にしては結構いたように思います。
さて、早速お目当ての品を物色。さっきさわれなかった分、堂々とおさわり開始です。
ここでは、生産中止品なんかを結構値引きして売っているのです。
さっきよりはかなりフレンドリーな価格とはいえ、やはりボーンチャイナは高い・・・。5000円はゆうにかかります。
デザインと色で気に入ったものがあったんですけどね。5000円はやっぱりちょっと考えなきゃいけないということで、何も買わずに帰ってきました。
店からしてみりゃかなり迷惑な客ですよね。こりゃ。

まあこんな感じで、行ってきたわけなんですけど、洋食器に興味のある方は名古屋にいらっしゃった時にはぜひ寄ってみて下さい。なかなか素晴らしかったです。
私は時間の都合で行かなかったのですが、お金を払って、実際に食器を作っているところなんかも見られるようです。
そんなに高くないです。

ってここまで書いて気が付いたのですが、私は『ノリタケ』の回し者ではありませんよ!でもこれは完全に宣伝だよな・・・。