オメラスから歩み去る自分

許しを請う祈りではなく、
感謝の祈りを捧げながら、
出来る事するしかないのかも。

『臨湖亭奇譚』 倉橋由美子著①

2017年07月15日 | 読んだ本
「臨湖亭奇譚」は、作家・倉科由美子が
サントリー(株)のPR誌『サントリークォーター』(1979年創刊、2009年6月休刊)に
「Cocktail story酔郷譚」として1996年から
全22回にわたり連載された作品の内、
第13回目に発表した物である。

『KAWADE道の手帖 倉橋由美子』142ページに
記載されているが、
当初、倉橋自身は「お酒が飲めず、
すぐに酔ってしまうのでお酒のエッセイは
難しいです。

しかも体調が良い時と悪い時があるので、
斉藤さん(サントリー広報部のスタッフ)に
ご迷惑をおかけしたくないのです」と
連載を断っているが、
前出の斉藤氏の熱意により、
連載を受諾することになったのである。

また、「Cocktail story酔郷譚」と
言うタイトルは、
倉橋由美子自身が決めたとも記載されている。

同書の172ページから記載されている、
「倉橋由美子全著作解題」に記載されている「Cocktail story酔郷譚」全22回連載の内、
「臨湖亭奇譚」を含む15回分を収録した単行本『よもつひらさか往還』の解題を確認すると、

「東西の古典を下敷きとした冥界との
往還は、夢幻能(夢幻能とは:能の分類の一つ。
亡霊・神・精霊など,超自然的存在の化身が
旅人の前に現れて,人の身の上やその地の故事
を語る曲目。夢や幻という設定であるところ
からの命名。)的な世界を繰り広げており、
著者の本領が遺憾なく発揮されている。」と
記載されている。


『臨湖亭奇譚』 倉橋由美子著②
 へ続く


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