VOICE from YUKO

『今、書き残したいもの。』感動/歓び/哀しみ/愛。コラム+Lyricで綴る自分の生態表現。

こんな生き方もある事を知って欲しい。

2011-03-31 12:49:38 | Weblog

我が家から一番近いコンビニ、ローソンが今日の18:00をもって閉店する。

 

ローソンの店長ご夫婦は、我が家がココに越して来た10年前、

初めて話せた近所の方で、実はYUKO個人的には

約20年前からお世話になっているコンビニだ。

 

震災時には、この地域にも震度5強の揺れがあり

そこから今日に至るまで、この地域の人々は休む暇も無く働いている。

もしくは、働きたくても電車が止まったり、計画停電の影響で

地域の企業が休業に追い込まれる中

会社を休まざるを得ないご主人に変わって、家計を支えるべく

パート時間を、震災以前より増やして働いている主婦が大勢いる。

 

憤りを抱えながら混乱の中で、逃げる事も出来ず職場に立っている。

中には、否応無しに幼い子供を家に1人留守番させなければならず

計画停電で真っ暗の家で1人、余震に怯えながら布団にくるまる我が子に謝りながら、

それでも次の日も次の日も職場に向かうお母さんもいる。

 

つまり、都内近郊のこの地域では、それだけ

『共働きでなければ生計が成り立たない』のだ。

つまり、『どうしよう。怖い。』などと

立ち止まって悩んでいる暇も、考えている暇も無いのが現状だ。

 

そんな中、ローソンのご夫婦と、10年来お店を支えて来た従業員さん達は

世の中が、ニュースに右往左往し放射能に怯えていても

いつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれていた。

震災後、10分で店の棚を元に戻し、今の今まで、24時間、休まず、ずっと。

 

一方で、震災後、日に日に店内には商品が少なくなっていった。

周りのコンビニでは、世間の動きに比例して一時的に少なくなる種はあっても

日を変えれば補充され、通常の様相を取り戻しているにも関わらず

どうして、このお店だけ品薄が加速して行くのか...。

 

その理由が『被災地への支援を最優先にしていたから』だと言う事を

今日、初めて知った。

 

余震があっても計画停電があっても

テレビを見る暇もなく働きながら、その笑顔の裏で

お店に出せば売れる商品を変わりに被災地へ送っていた。

無論、節電もいち早く行っていた。

(都心の店は、この状況にあって何故あんなに明るいんだ?

店頭のモニターを消してなんのアピールだ?)

 

そして、

ローソンは今日、閉店する。

この街が、まだ何も無かった30年前から

街を見つめ、発展を見守り、地域に貢献し、

子供達の行事に尽力し、

しかも、私たちと10才しか離れていない店長ご夫婦にも

まだ学生を含めた4人ものお子さんがいる、

そのローソンが無くなる。

 

こみ上げるのは、感謝なのか切なさなのか。

 

今、言える事は、彼らから学んだ多くを無駄にしてはいけないと言う事だ。

 

働け。

稼げ。

人々のために。

日本を潰ないために。

 

ローソンのご夫婦が黙って、笑顔で示してくれた「道標」を

ちゃんと歩くんだ。

 

さいたまスーパーアリーナに行って来ます。

しっかりとレッスンをして来ます。

WINTER LIFE SONG <English ver.>

2011-03-31 02:33:36 | Weblog

http://www.myspace.com/borg169

lyrics:YUKO/song:Ichiro/arrengement:Ichiro

 

Dear my friend, Sun rises I feel

(親愛なる友よ 陽が昇るのを感じるよ)

A coolest season we spent together

(僕らが共に居た最も冷えた季節に)

I look up the sky where you past away

(君がいなくなった空を見上げる)

 

See, all of the lights from sparkling curtain

(見てよ きらめくカーテンからの光の全てを)

A saint or an angel dances

(聖者や天使もダンスしてさ)

In this brightened nature such creation

(こんな輝かしい自然の創造物の中でさ)

 

I promise you, I'll live my life and sing out to proof you

how I care for the moments you lived

(約束するよ 生きてくってね そして唄い、

僕がどれほど君が居た時間を想っているかを証明するよ)

Winter life song

 

Life, though the wind blows some how I feel

(人生、風に吹かれるとなんとなく感じるんだ)

your warms around my cheek or even at my ear

(頬や耳元にまでも、君の温かさを)

Hands up and let me reach your breath once again

(手を上げて もう一度 君の呼吸に届かせてよ)

 

I'm missing you, I'll live our lives and sing out I realize

what your smile give in me, can you hear me?

(寂しいよ 僕は僕らの人生を生きて行くよ そして唄うんだ

君の笑顔が与えるものに気付いたから。聞こえる?)

Winter life song

 

Reality, Gravity, Imagine, The day is passing while you slept away

(現実、重力、想像して、君が消え失せる最中でも日々は過ぎて行くんだ)

I walk along the frustration, a thousand of the confusion

(欲求不満に沿って歩き、数えきれない混乱を)

had daily swallowed as I'm resisted, so...

(日常的に飲み込んでは堪えてるよ だから、)

Bind them all, bring into midnight junk, throw them like a joke right?

(そいつら全部縛り上げて、くだらねぇ夜中に連れ出して冗談みたいに放り捨ててやる)

then I try to find another sun rises

(そしたら次の朝日を探せるだろ?)

flakiness!!

(狂っててもね!)

 

I promise you, I'll live my life and sing out to proof you

how I care for the moments you lived

(約束するよ 生きてくってね そして唄い、

僕がどれほど君が居た時間を想っているかを証明するよ)

Winter life song

 

I'm missing you, I'll live our lives and sing out I realize

what your smile give in me, can you hear me?

(寂しいよ 僕は僕らの人生を生きて行くよ そして唄うんだ

君の笑顔が与えるものに気付いたから。聞こえる?)

Winter life song

 

I promise you, I'll live my life and sing out 

I realize

what your smile give in me, can you hear me?

(約束するよ 生きてくってね そして唄うんだ

君の笑顔が与えるものに気付いたから。聞こえる?)

 

Winter life song

09.Dec.2010

Dance to be free.

2011-03-29 09:20:35 | ART

無邪気でいい
"思い切り!" でいい
"自由" を "自由" と疑わない
いつでも、突然
"楽しい!" と声を出す

全力で走った
角を曲がった
風も曲がった
丸くまわった

「楽しい!」

それでいい。

08年に描いた作品を仕事で使う事になり、改めてフレームを制作した。

この作品を描いたのは1月の寒空の頃で

子ども達のはじける笑顔を思い浮かべながら

楽しく、楽しく、描いた。

 

春の到来に迷いの無い鮮やかな色彩が

今年は新鮮に感じられるのは

環境の変化ではなく、単純に自分の弱さだ。

偶然ある、日だまりを見つけるのではなく

人が集える、日だまりであり続けるエネルギーを育もう。

「希望サイド」は、柔な覚悟では続かない。

 

昨日のレッスンでも、その前のレッスンでも

きっと明後日のレッスンでも、子ども達は

思い切り笑い、手を叩き、踊る。

そうしたいから、来る。

彼らが、そうあり続ける事こそが

「希望」だ。

 

タイトルは"Free kick"から

"Dance to be free."に変えた。

数年前からB=MAXの服にプリントし続けている

普遍的なメッセージだ。

差別視。

2011-03-26 07:13:17 | Weblog

レッスン帰り。

スーパーへ。

乳製品売り場にはラスト3本の牛乳。

と、

スーツ姿の男性。

 

スーツ姿の男性、1本取りカゴへ。

続いて

YUKOも、1本取りカゴへ。

の瞬間、

怪訝な目つきでにらまれた。

 

はい?

 

レジへ。

会計をしていると

さっきのスーツ姿の男性がYUKOの次に並んだ。

「おつり◯◯円ですー。(店員)」

渡された、おつりと財布にあった小銭を合わせて

YUKOがレジ横の義援金箱へ入れた瞬間。

スーツ姿の男性、

『え?!お前が?!』って表情満載で驚いてた。

 

あー、そーゆー事ね。

 

予告無しに訪れる

 

『差別視。』

 

世の中が、こんな事になると余計、露骨。

 

ってゆーか

こらこら、おっさん、顔に出過ぎですけど。

 

『スーパーなう。金髪HIPHOPのいかにもチャラいおばちゃんが、

迷わずおつりと小銭を募金箱へ。日本も捨てたもんじゃない。』

ってか。www

 

まぁ、そんな仕事だし。

見た目も行動も人の目ひくの承知でやってる事だし。

慣れてますけどね。

20年前、都内でも『特殊系』扱うヘアサロンが、まだ数店舗しか無かった頃は

電車乗ると、例え他の席が埋まるくらい乗客がいても

ドレッドのYUKOの隣だけは空席だったし。

娘が3才の頃、どうしても都内の現場に娘同伴で行かなきゃで

偶然、ブチ当たった通勤ラッシュのホームで並んで電車待ってたら

到着した満員電車から出て来たサラリーマンが無言で娘の頭に

アタッシュケース『ゴンッ!』って落として立ち去ったり。

その時は、流石に周りも騒然として

中には、そのサラリーマンのおっさんを取っ捕まえようとしてくれた人もいたけど。

他にも、現場に向かって1人、黙って歩いてただけなのに

前から来たサラリーマンにすれ違いざまに、カバンで殴られたり。

挙げたらキリが無いくらい、世間には普通に

『差別』があるのさ。

 

でも、今回のスーパーでの差別視みたいのは...

正直、ちょっとイラッと来るね。

まぁ、そーねぇ....

 

なんなら、景気付けに

ピンクのアフロ・ドレッドにでもしたろか? 

 って事で。

炭水化物。

2011-03-25 21:27:44 | Weblog

お米が無くなり、主人と娘用のパンも無くなり...

でも冷蔵庫にそば粉。

乾麺もそこそこ。

もぉちょっといけるな、うん。

 

問題はMacの液晶、CDJに続き、

エンソニックが震災でヤラれた事。

こっちの方がよっぽど痛い。

もぉちょっとイケるよ。

2011-03-24 23:40:48 | Weblog

主人の誕生日でした☆

シジューだそうで。

『おぉーそっかぁ。おめでとー☆』でした。

 

いいですよね、誕生日。

出会って既に16年ですけど、まぁ相変わらず

『飽きない人』です。

体型の変化も、いい感じです。

出会った頃はガリガリだったけど、

実はYUKOのもえポイントは

「若い頃細身(もしくは筋肉質)だった男性が中年になって

特にデブってはいないけど程よく『肉厚』になった感じ。」

なので。(^^)

 

あ、今、月が超キレイ。

なんか、空からプルプルの " きんかん " が半分だけ顔出したみたい。

 

話逸れましたね。

 

そんな主人の誕生日。

は、ふっつーにお仕事。

午前はデザイン系。

午後は、ダンス。

だいだい4時間半くらい踊って、

もぉちょっとイケる感を残しつつ、タイム・アップ。

帰宅して、残ってたデザイン仕上げて今に至る、と。

と、思ったら0:00過ぎましたねぇ。早っ!

 

そんなこんなで、また新しい1年。

ウチの旦那に幸あれ!

そこそこやったった。

2011-03-23 19:21:40 | Weblog

計画停電終了。夕飯も終了。

で、本日の成果は...

まずは、コレ♪

生徒達用のオリジナルCAP数十個。

これ、ぜーーーーーーーんぶ色違います★

1つ1つ、その子好みの色のCAPに、

1人1人のイニシャルとスクールロゴをプリントし、

バッジサイズの包みボタンとドッキング★

イニシャルのフォント創りから、カットからプリントから

ボタンまで、ぜーーーーーーーーんぶ手作業☆

アナログ万歳!

世界で1つだけのCAPのでっきあがりぃ♪

ちなみに生徒の全演目の衣装も創ってますが、

とにかく、この並べた感じがたまらん!

こっちは先生用。

何気に素材がちょっとハイ・グレードだったり....ま、先生ですから。(笑)

手作り缶バッジ&包みボタンなり~♪

サイドに「B=MAX」のタグ入り☆

 

で、朝市で掃除と洗濯しーの、午前中にCAP制作終了!

お昼から別イベント用のグッズ制作して、

合間に育児、家事。娘の学校、給食無くなったしね。

計画停電に備えて、夕飯の仕込みしたら、お布団取り込んで、

DVDのジャケ用デザイン上げようと思ったけど....ヤメて...(特に理由は無い)

衝動に先導されるがままに、春夏のTシャツデザイン用のイラストをあげました★

 

これも、アナログ手描きなので電力必要無し!

『紙と鉛筆くださーーーーーい。(^o^)/』って感じです。

ウソです。

実際は、

『イラスト用原稿用紙とトレーシングペーパーと6B鉛筆とtachikawaのイラストペン』

 くらいは使います。

でも、フォトショップは使いません。

使えないから。www

 

で、前記したCAP達の写真をカメラから取り込もうとしたら

主人のスタジオ写真が、いっぱい入ってました。

『おおおおっぉっぉぉ....黒い!色が。』

なんつーか、どの写真見ても、やたら黒い。

YUKOのイラストやB=MAXの商品写真とは大違いじゃん。

例えばコレ。↓

以前、知り合いのエンジニアさんから頂いた、壊れかけ....

てか、潰れた "サウンド・クラフト"。

震災後、主人は何を思ったか、なんとかリペア出来ないもんかと格闘してましたが...

黒い。そして重い。ゴツイ。

 

でもって、それら『デジタルちゃん達』は「どっかイカれると終わる。」

もちろん停電中はウンともスンとも言わない。自家発電じゃないし。

切ない。

 

うーん、しつこいけど、もう1回。

アナログYUKOのB=MAX。

カラフルだ。やたらPOPだ。そして軽い。

あ、でも想いは軽くないぞっ☆

 

そんなこんなでデジタルとアナログが交錯してる私たち夫婦。(なんのこっちゃ)

ちなみに、ガソリン無くなりました。

なので、移動は

『チャリ並みのスピードが出せる様になった、アナログ・キックボード!!』

GO!

2011-03-23 12:21:57 | Weblog

ぬぉぉぉぉっーーーーーーーーーー疲れたぁーーーーー!

YUKO@6:00am起床以来、ダッシュ家事~仕事突入~今へ!

Non stop作業中!

計画停電まで後、3時間!

どこまで飛ばせるか競争だっ!

...電気使ってないから関係ないか?

ま、いいや!

to the next!

2011-03-22 22:18:33 | Weblog

昨日のお休みを経て...

お仕事再開です!

ってゆーか、皆働いてますね。^^;

 

今日も途中、計画停電だったのですが、とても細かな作業が多かったので

キャンドルの光を頼りに....というのは、なかなか...なもんで

どこからか、

「かぁちゃんがぁ~夜なべ~をして~♪」という唄が聞こえてくる様でした。

まぁ、野口秀雄さんとか...まだ電灯が無かった時代の偉人さん達は

これが日常だったわけで、その中であれだけの研究をされていたわけですから....

というのは、少し時代錯誤ですかね。

 

唯一、今日は余震が多かったので、その度に手元がグラつき

何度か『おいーーーーーっ。(泣)』なくだりもありつつ...

それもそれ。

『スキル・アップへのチャレンジか?』という感じでございます。

 

ここで『余震』について。

娘が一言。

"よしん" って、" 予震 " じゃないんだね。と。

んーーーー....微妙じゃないですか?

 

確かに、今感じているのは先日の大震災の『余震』だと思われ....

でも、それが細かく何度も来つつ、大きな『余震』に繋がる可能性からすれば

『予震』も、あながち間違いとは言い切れない?

 

ひとまず、娘には『 " 余震 "だよ。』と答えました。

だって、これがまた『予震』だったらイヤですもん。

 

東北のみならず、関東でもひどいダメージを受けている茨城や千葉。

九十九里も大洗も鹿島も、本当に素晴らしい場所なので

心が痛みます。

YUKOのスクールがある、さいたまスーパーアリーナには

現在、それら地域や福島からも多くの方々が避難されて来ています。

ご迷惑にならぬ様、配慮しつつ、身近な場所から

少しでもお力になれれば幸いです。

労働。

2011-03-21 19:29:46 | Weblog

舞台公演から一夜明けました。

不眠症のYUKOも昨夜は、努めて寝ました。

(よく、わかんない言い回しだな。)

 

主人は流石に疲労困憊してたらしく

昨夜、普通に就寝し、のーんびり起床し

遅め朝食をのーんびり頂き、しばらくすると

リビングの真ん中で落ちてしまったので

そのまま放置していたら、

なんとなーく、寝室へ移動し、また寝ました。

 

YUKOと正反対で彼は大人にしては、よく寝る方で

過去には26時間寝続けた経緯もあり

その時はトイレも行かずに寝続けている彼が

「実は...」なんて事になっていないかと

チョット蹴ってみたりもしたものですが...

当時から不眠症だったYUKOからすれば

「どーして足して2で割れないもんかねぇ。」と思ったものです。

 

娘は娘で、実は舞台公演の2日前から発熱し

「泉、貰って来たかも...くやしい!」

と、言いながら39度台の高熱を彷徨い、

「カロナール飲む?楽になるよ。」と聞いても

「飲まない。今、泉は戦ってるの!自分の力で退治する!」

と踏ん張り...

舞台公演の朝、なんとか熱が下がったので

出陣!!とばかり踊り倒し...

 

そう、まさに踊り倒すんですよね。ウチのスクール。

彼女の場合で言えば、15ダンス演目中8曲。

必然的に人が踊っている間は早替え、水分補給、でLET'S GO!

 

なので、昨晩は完全にノック・アウト。

とっとと寝て...

で、今朝はケロッっと起床し、熱もすっかりひいてるってゆー。

あー、子どもってスゴイ。

 

んで、YUKOは....

本来、もう次の演目やら4月からの体制に向けて

仕事をしだすのですが...

今日だけは、明日にまわしてのんびりしました。

普通に洗濯して、掃除して、買い物行って...

いつものDVD屋に行って...

道すがりに近所の方やマンションのオーナーと世間話したりして...

 

で、この世の中を感じるわけです。

変わるものと、変わらぬものを。

変わる人と、変わらぬ人を。

 

震災という惨事に世の中が右往左往してる最中でも

ウチのマンションのオーナーは、いつも決まった曜日の決まった時間に

2つ先の市から来て、ゴミの分別をし、

駐車場の掃き掃除や、窓拭きを丁寧にしていました。

近所のコンビニのご夫婦も、グチ一つ言わず

休む事もなく店を開け、変わらぬ笑顔で迎えてくれています。

いつも行くDVD屋のパートの従業員さんも普通に働いてます。

仕入れ関係でお世話になっている宅配業者さんなんて

自分のせいでもないのに

『すみません!今日ちょっと遅くなりました!』って。

『ガス、大丈夫ですか?』と聞くと

『いやぁ、ギリッギリですね。』と笑うので

『無くなったら、どうされるんですか?』と訪ねると

『そこまで考えてないですね!』と、また笑っていました。

 

「労働」ってすごい。

 

自分たち、エンターティナーは...こうした

『当たり前に働く人達』の恩恵を受け、支えられて

ようやく成り立たせて頂いているのだと言う事を

シッカリ肝に命じなければいけません。

 

当然の事ながら

原発や被災地等で命をかけて働かれている方々がいる事も

シッカリ肝に命じなければいけません。

 

その方々の日々の貴重な、本当に貴重な、稼ぎと

宝であるお子様の成長期を費やして頂ける、というのは

実に、責任重大な事なのですから。

 

のんびりなお昼すぎに

保護者様から感謝メールが届きました。

丁寧な文章で、昨日の舞台の感想をお伝え頂きました。

文末には、

『職場から失礼しました。』

と、ありました。

ちなみに、その方は公務員です。

きっと震災以来、怒濤の日々を過ごされて来たでしょう。

貴重なお昼休みを削ってのお便りに

改めて身を引き締めた。

 

そんな1日でした。

「希望の花。」

2011-03-20 19:35:27 | Weblog

BES舞台公演を終えました。

 

第6回を迎えた今回の公演。

 

たかだか、1ダンス・スクールの舞台公演。

 

しかも、前回の5thアニバーサリーを経て

本来なら至って「ノーマル・テンション」となるハズだった6回目。

(と、言っても1回1回、全力投球な事に変わりはないけど)

とんでも無い事になって...

自然災害、人的事故、制限と痛み、哀しみ、苦しみ、ストレス...

あまりにも多くの不安材料の中、

皆で闘いました。

 

『希望に向かって。』

 

とにかく...

 

ステージの子ども達は....

 

すごかった!!!!!

 

と、言うか、

 

いつもすごいんだ!!!!!

 

という事をYUKO含め、その場の大人達が痛感し、

改めて...

この一瞬こそが子ども達にとって

何にも代え難い成長の証なのだと言う事を教えられた、

 

そんな公演でした。

 

終演後、観覧にいらしてた方々もスタッフも皆が言いました。

『あまりにも普通に堂々としていて、驚いた。』

そう、彼らは『特別に今だから』では無く、

いつも当たり前に、素敵なのです。

 

大げさじゃなく、

全ての大人を巻き込む程の、

輝くエネルギーを持ってる。

YUKO達、大人が『不安の種』に翻弄されてる間も

彼らは、ちゃんと『希望の種』を握りしめてる。

それに気付いて、土壌を用意してあげた時

小さな身体を100%輝かせて全身で踊って笑って、

美しい堂々とした『希望の花』を咲かせる。


さぁ、何を託そう。

さぁ、何を示せるだろう。

育みたい。この子達と。

そう、刻みました。

 

そして、

こんな状況にも関わらず、ビックリするぐらいたくさんのお客様がいらしてて

ガラガラでも構わない。と思っていた客席が埋まってて

終演後には、ロビーで大きな拍手で迎えてくれて....

本当は、号泣したいくらいだったのを

『だめだ。まだ皆がちゃんと帰宅出来たかを確認するまでは!』と堪えながら

机の上に立ってご挨拶をし、その場にいた皆の手を掲げ、恒例の

『よーーーーー!パンッ!』

 と、1本絞めで終えたのです。

 

まだ、処理しきれない程の感動と感謝と

たくさんの教訓と反省と

なによりも

抱えきれない程の『希望の花』を胸に

今晩だけは、少し寝て

明日の現実に向かいます。

 

心から...

ありがとうございました。

ビショビショ。

2011-03-19 20:02:23 | Weblog

あーあ、せっかくいい感じにブログ更新。って思ったのにー。

 

「マンションは断水したら終わる」って

ちゃーんと準備したつもりで

 

水を溜めといて....

 

バカ正直にトイレにもタブトラッグス、(http://tubtrugs.com/)

しかもLサイズに何個も水を張り....

万全の体制を整えたつもりで....

 

いざ、地震来ると、

毎度、その水がガンガン揺れて

溢れまくって....

 

トイレ中ビショビショなんですけど。

 

さっきの地震なんて、デッカく揺れたもんだから....

トイレの水もワンワン暴れて

案の定、大洪水。

 

結果、揺れが収まると同時に

ビッショビショのマットレスやスリッパを撤収し

ビッショビショの床や壁を拭き....

やっとの思いで掃除を終える頃には

 

ハイ、余計な洗濯物のてんこ盛り。

 

なんか....

節水にもならない2回まわってワンな

切なサタデイ・ナイト。。。

 

灯火。

2011-03-19 18:36:49 | Weblog

ウチのリビングからは、計画停電のグループ分けの境界線がはっきりと見渡せる。

実施中のエリアは真っ暗で、実施していないところは電気がついている。

なんだか不思議な光景だ。

 

どのエリアが真っ暗になっても、いつも思うのは

『お願い。運転気をつけて。』

 

実施間もない頃は、明らかにいつもより多いサイレンやパトカーの音が聞こえて来てた。

というか、ひっきり無しだった。

 

今日は計画停電無し。

この時間帯でもサイレンの音は一つもしていない。

 

そしてもう一つ。

 

計画停電が行われていないにも関わらず、以前より明かりが少ない。

外出しているのでは無く、

例えば、となりのマンション。

1階から10階まで、どのお宅でも明かりはついているが、1部屋のみ。

それ以外の部屋は消灯されている。

全て家族住まいの分譲マンションだという事を考えると

皆でリビングにいるのかな?

夕飯時である事を考慮しても、なんかいいよね。

 

実際、YUKOも今リビングの照明をつけていない。

というか家中、どこもついていない。

というか、普段からあまりつけないんだけどね。

(単純に昼間は陽の光が好きで夜は暗いのが好きだから)

 

そんなわけで、これをきっかけに皆の意識がいい方に進む事を願ってやまない。

 

あ、今、サイレンの音。

大丈夫かな?

 

高らかな声。

2011-03-18 20:42:24 | Weblog

本日もTVでは原発関連ニュース。

いいかげん、『仮に...』と不安要素を

いかにも『今後すぐに現実と化する様な風潮』にしたてないで欲しい。

 

が、しかし、

現実的な不安が無くなったわけでも無く、むしろ不安は増し続けているのが事実。

 

我がスクールの舞台公演開催をめぐる論争も続いている。

いや、『論争』は語弊がある。『検討』と『検証』だ。

 

そんな中、計画停電。

 

娘の学校では一昨日から給食が無くなった。

今学期いっぱい無いそうだ。

払い済みの給食費の行方については『わからない』そうだ。

公立なんですけど。

 

放射能漏れを危惧し西に移動する人達。

計画停電による不満を買い占めで解消する人達。

この何日間かは否応無しに

『普段は触れなくても済んでいる部分』に対面している様な気がする。

 

大人はむずかしいね。

 

リビングから臨む公園では、子ども達の笑い声。

停電中は雑踏が少なくなる分、彼らの高らかな声が良く響く。

窓からのぞくと、あれあれ、いつもより多いくらいの子ども達が走り回ってる。

きっと、暇なのかな?

学校は短縮だし、電気使えなきゃゲームも出来ないもんね。

 

ブランコを大きく揺らして笑ってる。

サッカーボールを猛ダッシュで追いかけてる。

おいかけっこ、ジャングルジム、探偵ゴッコ。

全ての声が、あざやかな水色の空に響く。

 

主人が舞台公演を開催するホールのある施設から電話して来た。

『様子どぉ?』と聞くと

『至って和やかやで。』って。

図書館には、多くの人が集い

そこそこの人の往来。

ホールではバレエ教室のリハーサルが行われてたそうだ。

 

『あ、そう?』

少し拍子抜けしたのは開催に当たって何日も緊迫してたからかな。

 

無論、安心なんて出来ない。

出来る事を片っ端からかき集め実行してる。

延期用の予備日も設けた。

計画停電は続くかも知れないから、それはそれで不確定要素を含んでるけど。

 

それ以前に、『少し落ち着くかも』という不安要素先延ばしの『予想時期』は

既に予約でいっぱいで、ギリギリ1日しか開いてなかったその日を

主人以外にもう一組、学校関係?と思われる団体が押さえようとしてたそうだ。

そしたら、

会館の職員が有無を言わず私たちの方を優先してくれた。

そして優しく

『もし、20日に出来なくなっても、そのままこちらの日に振替出来る様にしますから。』

って。

『20日、無事に出来たらキャンセルして頂ければ、次の方に貸しますから。』

って。

 

公共施設だし。

保守的で、お固くて、私たちなんていつも浮いてたのに。

HIPHOPだし、たかだか数十名の個人団体だし。

ミーティングの時だって揉めて担当スタッフ、半ベソだったのに。

 

動いてくれた。

 

その報告を聞けただけで...やべぇ、こっちが泣きそうだ。

いや、まだ全然早い。

動かした責任はYUKOにある。

背負う覚悟は出来てる。

おしかりは後で幾らでも伺う。

 

でも、笑ってるんだよね。子ども達は。

高らかに、軽やかに。

 

お願いです。

切羽詰まって、息苦しく情報に耳を立ててる長い1日の中の

ほんの一瞬でいいから

空を見上げて、大きく深呼吸してください。

そして、よーく耳を済ましてください。

未来を駆け回る、子ども達の笑い声が、きっと救ってくれるはず。

 

PS...ちなみに今回の開催の『主旨』は『元気を与える』ではない。

チャリティー主旨のイベントはいつもやってるし

今回も個人的にはやり続けるが、今回の開催は、あくまでも

『いつも元気に頑張ってくれている子ども達がやりたい事を実現したい』

これだけだ。

もちろん『元気にする』は付帯して喜ばしい事だけど

もし、それを主旨としたいなら

YUKO一人が被災地に行き、歌い踊れば良い。と思う。

保て。

2011-03-17 22:50:56 | Weblog

ちょっとイラついてる。

数十分前まで計画停電で、真っ暗の中の月明かりとか、最小限の音とか、すっごい奇麗で

透き通ってて、ビルの隙間を走る電車のあかりが銀河鉄道999みたいで。

 

そんな中、キャンドルの最小限の光を頼りに作業して

その後、娘が借りて来てくれた「エルマー」の絵本見て

 

寒いとか言ったて、ベランダから部屋に入れば

暖房なくたって、ジワーッとあったかくて

自分の豊かさをしみじみ有り難く思って。

 

って事を計画停電終了と同時に書き始めたら...

 

震度4とかで...

あ、3だったかな?

もう、そんな事どーでもいーくらい、

この揺れが恐怖になってる事を自覚させられて

 

さっきまでの感覚が全部、幻想で

さぁ、現実だぞ!

こんなに怖いんだぞ!

お前ごとき、何も出来ないじゃないか!

って、声がして。

 

皆、怖いんだろうな。

福島も、宮城も、岩手も...

皆、怖いんだろうな。

 

舞台創る人も出る人も出す人も

観に来る人も...

 

ずーん...って。

 

計画停電終わっても電気つけてない真っ暗のリビングで一人。

 

ずーん...って。

 

で、ここまで書いたら....

1回、指を止めて、ちょっと上を見て、思う。

 

あーあ、だめだねぇ。って。

 

ってかさ、やっぱさ...

イヤだ。イヤだ。こんなのヤだ。って思う。

 

フーって息履いて

上向いて

スゥーーーーーーーーーって吸って

フゥーーーーーーーーーーーーーーーって、また履いて

 

....前、向く。

 

それがYUKO。