ジューシー・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」は近田春夫の作品だが、近田春夫といえばキョンキョンのFade Outだ。
これはKOIZUMI IN THE HOUSEの最初に入っていた。
このアルバムは歌謡曲というジャンルを越えている。
リズム主体で、当時このアルバムに凝っていた。
最後の「水のルージュ」は変わった曲で、リズムと歌がなじまなくて、変な部分がある。
演奏と歌が別々で、キーはあってないし、演奏がはずれた音を出している。
でもこの奇妙さがマンネリした音楽ばかりの中で、異彩を放っている。
音感の良い人は、これをきくと頭がおかしくなるのではないかな。
ものすごい曲だと思っていたが、このアルバムのかなり前に出したシングルであるのを、今ユー・チューブを見て知った。
ベルリン・ヴァージョンとかダンス・リミックスとかあるようだが、シングルヴァージョンを含めても、このアルバムのヴァージョンの足下にも及ばない。
何でこんな素晴らしいヴァージョンがあるのに、埋もれているのだろう。
KOIZUMI IN THE HOUSE
1. Fade Out
2. 好奇心 7000
3. STAND UP
4. マイクロWAVE
5. CDJ
6. Kyon Kyonはフツー
7. 集中できない
8. 音楽
9. 男の子はみんな
10. 水のルージュ (Break 'ACID' Beats MIX)
作詞・作曲・編曲:近田春夫
小泉今日子 FADE OUT [89]
このアルバムには、小泉今日子はこう思っているのかい、と思われる歌詞がある。
6. Kyon Kyonはフツー(井上ヨシマサ・作詞・作曲・編曲)
9. 男の子はみんな(小西康陽・作詞・作曲・編曲)
キョンキョンは何をしても言っても不思議ではないアイドルなので、私はこう思っていると言われると納得してしまうが。
4. マイクロWAVE(井上ヨシマサ・作詞・作曲・編曲)では「さあどしたの こっちへおいで あっためてあげる!」で始まる。勘違いしてしまうではないか。
小泉今日子は不思議少女的な魅力があって、そのせいか何時までもヒットを飛ばした。
最後に、このアルバムの裏ジャケを。
へそが見えただけでセクシーだが、持っている卵がキョンキョンの卵かと思った。
私だけそう思うのか、キョンキョンを対象にすると頭がおかしくなる。
歌詞カードの中にあったものをオマケで。
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