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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

突然消えた操縦士  秘密携挙説とは 第20回

2016年11月23日 | 日記

2 ヨハネの説明

 

秘密携挙を信じる人は、主の降臨と反キリストの出現の順序が反対になっているため、クリスチャンたちが反キリストの出現をキリストの再臨と勘違いしてしまう余地を作ってしまいました。しかし、聖書はこの点についても明確に教えています。「その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう」(Ⅱテサロニケ2:8)。

 

ここでパウロは、キリストが降臨される時に反キリストが滅びると述べています。「それにだまされてはならない」というパウロの警告を注意深く受け取らなければなりません(3節)。ヨハネの黙示録20章4、5節にも、この問題を正確に見ることができる言葉が記録されています。「また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。これが第一の復活である」。反キリストとその勢力が強要する獣の刻印を拒否した人たちが、最初に復活するという使徒ヨハネの記録は、先に秘密携挙と復活があって、その後、反キリストがこの世界を7年間掌握するというディスペンセーション主義者の主張を完全に打ち消します。

 

3 宗教改革者たちの預言解釈法の一致

 

ウィクリフやマルティン・ルターの同僚である改革者メランヒトン、ノックス、そして預言解釈をあまり強調しなかったカルヴァンまでもが、中世期の教皇が反キリストだと宣言することをためらいませんでした。カルヴァンの著書である“キリスト教綱要”には、このように書かれています。「ダニエルとパウロは反キリストが神の宮に座ると預言した。西方教会において、この呪われた卑劣な王国の頭を私たちは教皇であると断言する」。

 

しかし、教皇 (Papacy)が聖書に預言されている反キリストであることを最初に宣布したのは、マルティン・ルターでした。そしてほとんどの改革者たちが、ダニエル書とヨハネの黙示録の預言解釈において驚くほど一致しているのです。彼らはダニエル書とヨハネの黙示録の預言を、それが書かれてから世界の終わりまでの歴史の中で起きる一連の出来事として解釈しました。彼らの預言解釈は歴史によって立証できるものであったため《歴史主義》、誰もその解釈を否定することはできませんでした。


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