SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

黙示録の獣、龍そして女 第13回

2017年06月11日 | 日記

2.二つの陣営

 神様とサタンの間の戦いは、地球上の各個人がそれぞれどちらの陣営に属するようになるのかをめぐるものです。私たちはアダムの子であるカインとアベルの物語を通して、その後ずっと繰り広げられる2つの陣営の争いを見ることができます。カインは龍(サタン)の陣営に属していたことが、彼の生涯を通して明らかになります。カインは神様が彼に教えられた方法より、自分が望むやり方に固執しました。アベルは神様の陣営に属した者で、彼が正しく神様の道を生きたため、嫉妬に狂ったカインはついに弟を殺しました。

 神様はアダムの二人の息子に、それぞれ羊を捕まえ、犠牲として捧げるように命じておられました。しかしカインは神様が命令された動物の代わりに、「地の産物(穀物や野菜など)」を捧げました。これから共に学んでいきますが、カインのこのような人間の考えが中心の服従は、世代を超え、サタンの特性として現れます。カインは神様の明らかな真理の代わりに、自分が最も良いと考える方法で神様に礼拝を捧げました。カインのこのようなやり方は龍(サタン)の子孫たちに代々伝えられていきます。

 カインの子孫たちによって、世界は回復の見込みがないほど堕落し、神様は洪水でこの世界を滅亡させるしかありませんでした。しかし洪水以後も、また2つの陣営が現れたのです。龍(サタン)の追従者たちは、バベルに集まり天に届くような塔を建て、神様に挑もうとしました。もちろん彼らのこのような計画は失敗します。後に、バベルの塔が建てられた場所にはバビロンという大帝国が建てられました。バビロンは世界を支配した最初の大帝国でした(BC605~BC538)。このバビロン帝国のずっと以前、神様はアブラハムをバビロン地方から呼び出し、カナンへ送られました。神様の計画はいつでも、民が間違った考えや風習から分離されることなのです。