同窓会にまた行ったでー!

会えてよかった友・友・友、そして恩師。言えて良かったあの時ごめんねのひと言。次も絶対来ようね!

カレーはいかが?(バジル)

2008-04-07 11:38:07 | Weblog

まだ大分に住んでいたころに、大阪のガイドブックを見たことがあった。その中にある店が目にとまった。それは自由軒。織田作之助の小説に登場する店で、創業明治四十三年、昔から変わらぬ味を守り続けている店だ。一度行ってみたいと思いつつ行った事はなかった。

今年になって、自由軒の支店が近所の商店街に開店したのだ。
カレーライスといえば、多くのレストランメニューにあって、注文して出されるものといえば、大抵は皿に白いご飯が盛り付けてあり、カレーのルーは別の器ででてくるか、皿に盛られた白いご飯をのぞかせた状態で、上にルーがかかっているかのどちらかだろう。

自由軒の名物カレーは、他の店のカレーライスとはかなり印象が違っている。どうぞと出された時から、ご飯とカレーのルーは混ざり合った状態で、白く見えるご飯はないのだ。ご飯とからんでいるルーに乾いた感じがないので、ドライカレーとはかなり違う。

ごく普通のカレールーがご飯と混ざり合っているので、ねっとりとしている。それが、深さのない平たい皿に盛られ、カレーご飯の中央には少しくぼみがあって、そこには生卵が納まっている。

この卵をスプーンで少しほぐし、そこにウスターソースを何滴かたらし、さらに全体を混ぜ合わせて食べるのが、この名物カレーの食べ方だ。これが結構旨い。

メニューに目を移せば、どうやらハヤシライスも同じように混ざった状態で出されるらしいのだが、それをためしてみるのは次回にしておこう。