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「白人は人間では無い」

2012年11月16日 | 政治経済
高山正之氏武田邦彦教授の対談録ビデオより文字起こし

 ハーバード大学の白熱教室でサンデル教授が話題になりました。若い大勢の学生に「正義」について、ある矛盾した倫理的道徳的出題を提出します。
それに対して学生達がどう答えるかを観て、議論を深めていきます。こういったやり方は教育としては悪くはありません。
しかし、その内容を聞いていると「おや、変だなあ」と思えてくのです。なぜおかしいと思えるのでしょうか。彼の「正義」のおかしさを考えてみましょう。
欺瞞なのでしょうか、そうでは無いのでしょうか。
 中国で投獄中の思想家がノーベル平和賞を取りました。これについて中国政府は非常に反発し、それにまつわるいろいろな事件がありました。
ノーベル平和賞をくれたのだから中国政府も彼をそれなりに遇さなければなりません。ノーベル平和賞とはどんな物なのか知らなければいけません。
過去にジョセ・ラモス・ホルタ氏のノーベル平和賞受賞がありました。彼は東ティモールの政治家で、東ティモールはインドネシアのちょっと南、
オーストラリアのすぐ北に位置します。コモドドラゴンの出るところで人種的にはメラネシアになります。
ホルタ氏の顔を見れば分かるように西洋の血がほとんどです。一緒に受賞したシャナナ・グスマン氏もオーストラリア人が現地の女に生ませた子供にあたります。
現地語でハーフカスといいます。東ティモールはポルトガル人の植民地でした。
ポルトガル人が植民地を守るとき、自国の兵隊を持って行けば良いのですが、ポルトガルから地球の反対側になるような東ティモールまで行ってくれる人がいません。
そこで現地人の女に子供を産ませます。白人っぽい子供を作ります。世界では白人の血をもらうのは勲章でなのです。
白人の名前をもらいます。勉強と鉄砲をもらいます。
彼らはこうして白人の血を大切にしながら、自分の母方、つまり原住民側が反乱を起こしたら父のためにそれを制圧する役目を与えられてきました。
1974年にポルトガルは東ティモールを放棄しました。これがカーネーション革命です。彼らは行き場が無くなりました。
東ティモールの周りはアジア人ばかりの国です。インドネシアがここの統治を引き受けました。
インドネシアは未開発の東ティモールに投資をして病院学校を作っていきました。平和に統治されていたのです。
ところが東ティモールに石油が埋まっていたと判明します。
ホルタ氏らは自分たちは白人のつもりでしたがインドネシア支配になったら現地人達と同じになってしまいました。それが不満だったのです。
ホルタ氏らはオーストラリアの白人と組みます。グスマン氏の女房はオーストラリアの白人です。こうして白人のつながりで革命を起こしました。
「独立するんだ」、これだけでは単なる暴動になってしまいます。
そこで「彼らは犠牲者だ。平和のために彼らは活躍しているんだ」ということでノーベル平和賞が与えられました。
結局詐欺話に花を添えたのがノーベル平和賞でありました。彼らは革命を成し遂げてホルタ氏は大統領に就任します。

 2010年日本の福山外務副大臣は「日本政府としてホルタ大統領を歓迎します。ノーベル平和賞受賞を評価します」、
日本人はノーベル平和賞という胡散臭さを分かっていないのです。
一番最初に独立話をそそのかしたのは元宗主国ポルトガルです。
何にも現地にやってやらなかった代わりに「俺たちの血を引いているんだから」といって独立話を持って行きました。
ポルトガルはチモールを取ってから、女に子供を産ませて、取るだけ取ります。何も出しません。
ところがインドネシアはどんどん出資します。自分の国として投資するのです。
日本の朝鮮台湾の併合後の政策がいかにヨーロッパの植民地政策と大きく違ったかを思い出してください。これはアジア人に共通する考え方なのかも知れません。
インドネシア自体400年間オランダに支配されて共通語がありませんでした。もちろん学校もありません。
そこに日本が行って、たった3年しか支配しませんでしたがジャカルタ語を持って共通語としました。学校病院を全国に作りました。現地人の軍隊まで作りました。
インドネシアはそれに感激して同様なことを今度は彼らがティモールで行ったのでした。

☆お知らせ
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
フィラリアの予防を開始しましょう。

~11月の予定~

  22日(木)午後 獣医師18時30分より不在
スタッフは常駐しております。業務内容はお尋ねください。ご迷惑おかけします。


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