おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

ワカバ会臨時総会

2012-11-08 11:35:19 | 私のこと
出身高校から臨時総会の案内通知が来ました

新公益法人制度移行に伴い
同窓会の組織を一般社団法人とやらにするみたいで
そのための臨時総会を開催するようです

私の卒業した都立三田高校は東京府の時代に設立され
府立第六高女ということで
都心で一番優秀な女子高として歴史のある学校でした

戦後、男女共学になっても都心の女子中学生の憧れの高校で
地元三田の人たちにも尊敬され、可愛がられる高校で
慶應大学同様、学生達は地元で一目置かれる存在だったんですよね

だから当然、三田で育った私は、中学受験に失敗した後
三田高校に憧れ、三田の制服に憧れ、入学したいと思っていました

でも私が受験する頃は、学校群制度が導入され
日比谷高校、九段高校と一緒の11群というグループになり
中学3年生はグループを受験して、合格しても
内申書や受験成績によって、三校均等に勝手に振り分けられ
どの高校に合格するか、合格発表を見るまでわからない
なんて時代でした

当然、男子は日比谷を目指し、女子は三田を目指す、なんて状態だったから
合格発表の日は受かったとしても、合格校によって悲喜こもごもで

なにしろ、共学になっても三田高校は男子には人気が無く
私より5歳位上の、ご近所のお兄さんの高校受験の頃は
8教科受験で女子は合格最低点が700数十点だったけど
男子は500数十点という、とんでもない男女格差だったそうですからね

そのため、男子で三田に受かったため、がっかりして都立を蹴って
早稲田高校に進学した、なんて同級生もいたし
三田に行きたかったのに日比谷に受かって
ショックで泣いてた女子同級生もいたなぁ

私は、運良く憧れの三田高校に合格し大喜びだったけど

でも初恋の相手が九段高校に受かったことがショックで
立ち直るのに数ヶ月、忘れるのに2年もかかったけど(笑)


そんな歴史のある高校だから、卒業生もそれなりで
卒業後、様々な分野で活躍したおばさま方の支援もあって
公立校でありながら、しっかりした同窓会を継続してるんですよね

特に府立第六高女卒のおばさま達の活躍が素晴らしく
そのお陰で、軽井沢に保養施設としての別荘を持ってたり
大田区の多摩川近くに土地を持ち、駐車場として経営したり
結構不動産も所有してて
私達家族も何回か軽井沢の別荘を利用させてもらったんですよね

今思い返すと、太平洋戦争で焼け残った校舎には屋内プールもあって
私達も高校時代は屋内プールで、雨や寒さ関係なく泳いでいましたし
水泳部も存在してましたね
で、同窓会はそこでプール教室を主催したりして
収益を上げる活動なんかもしてたんですよね

その他、卒業生向けに講演会やコンサートなどを企画したり
在校生に奨学金を給付したり、活動してくれているみたいです

そういう、ただの親睦会ではない同窓会だから
一般社団法人に移行するんでしょうね

ただ新校舎建設の際、「都立なのに校舎内に同窓会施設があるのはおかしい」
なんて東京都からクレームが来て、同窓会用の部屋を設けるかどうかもめた
と聞いたけど、どうなってたのかなぁ

会員は現在1万8000人もいるそうです
素晴らしい
だから会費も年間2000円と安いんだよね

まあ、色々問題のあった学校群制度ではあったけど
そのお陰で優秀な男子も入学してくれるようになり
私の同級生でも社会の第一線で頑張ってくれてる人がたくさんいるし
府立第六高女出身のおば様方がご高齢になって
交代に、しっかりした男性が同窓会で活躍してくれるようにもなりましたしね


これからも卒業生のために、良い活動をしていって欲しいな、と思います
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