おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

手荒れを治すには

2010-02-07 21:34:43 | 薬・治療・健康
小林製薬のCMで宣伝している「パックリ割れ」
ヒビケア(恐)

このような手荒れで悩んでいる方はいらっしゃいますか?
また爪の横にほんのちょっとだけひび割れする、という方もいるかと思います
残念ながらこのような手荒れは
ヒビケアでも、他の塗り薬でも、なかなか治りません

実は手荒れを治すのに一番大事なことは、いい塗り薬を選ぶことではなく
自然乾燥をさせない」ということなのです

「自然乾燥」とは、
手を濡らした後、乾いたタオルやハンカチなどで拭かずに
「ゆっくりと」体温で水分を蒸発させることです
このように自然乾燥させると一気に手荒れになってしまいます

ヒトの皮膚の一番外側は角質という層で覆われ
その角質の上には皮脂という膜があり、皮膚を保護しています
ところが自然乾燥させると、体温によって皮膚の内側から水分が蒸発し
乾燥してしまうため、皮膚表面がざらざらになったり
ひどくなるとひび割れたりしてしまいます
特にひび割れると、割れたところから水分が更に失われるため
非常に痛くなります
(パックリ割れになっても、水に漬けると痛みが無くなるのは
皮膚内部の乾燥がなくなるからです)

ではどうしたらいいかと言えば
手を濡らした後、乾いたタオルで水分をふき取る
あるいは強力なエアタオルで一気に乾燥させればいいのです

例えばお料理の場合、お野菜を洗った手のままお鍋を掴むのではなく
ちょっと面倒でも、一旦乾いたタオルで手を拭いてからお鍋を掴む
と言うことが大事なのです

このようにきちんと乾燥させれば、皮膚表面が皮脂で守られ
パックリ割れのようなひどい手荒れでさえも治っていきます

でもこんな話をすると
「そんなにしょっちゅう手を拭いていられない」と言う方がいます
でも一回のお料理で、手を拭く動作は3-4回くらいで、決して多くはありません
慣れてしまえばなんということはないのです

お仕事で水を使った作業をする方でも、極力手を拭くことが大事です
そして全ての水仕事が終わった後で、保湿効果の高いクリームを塗ればいいのです


私がおススメする保湿クリームはロコベースリペア(第一三共ヘルスケア)

こちらは1890円とお高めですが、皮膚の表面にベールを作る感じで
非常に保湿効果が高いです
また小豆大の大きさで両手に濡れますので、
この量でも1シーズン使うことが出来ます
私はバッグに入れて、手に乾燥を感じたら
電車の中でもすぐ使うようにしています

ただ、ロコベースリペアは非常に硬い基質のため
寒いと硬くなり、チューブから出しづらいという難点があります

そういう点が嫌な方ならこちら。フェルゼアリペアベール(資生堂)

こちらも1890円ですが保湿効果が高いクリームで
ロコベースよりさらっとして塗りやすいです

濡れたらしっかり拭いて、その後で保湿クリームを塗り
寒い冬の手荒れから解放されましょう

以上
lalaのお役立ち情報でした
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