十和田湖観光汽船、破産へ 青森地裁、再生困難と判断

2013-11-23 21:14:40 | Weblog
十和田湖観光汽船、破産へ 青森地裁、再生困難と判断
 民事再生手続きを進めていた十和田湖観光汽船(松橋泰彰社長、本社青森市)について、青森地裁は15日までに、再生手続きの廃止を決定した。同社の今期の売り上げが、再生計画の目標を下回る見通しであることなどから再生は困難と判断、来月にも破産開始決定を行うとみられる。

 十和田湖での遊覧船は、同社と十和田観光電鉄(本社十和田市)が4隻ずつ保有し、1日最大24便を共同運航してきた。来期は電鉄社が単独で運航する意向だが、便数や汽船社管理の休屋ターミナルの存続については未定。

 松橋社長は「夏以降は客足が回復し、8月と10月は黒字も出ていたので地裁の決定は非常に残念だ。遊覧船観光の重要性を訴え、スポンサーも探したが見つからなかった」と話した。


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