なないろ小花のおうちカフェ♪ ~ヴァイオリンとチェロの音色に包まれて~

大学生になった3人の子供達の成長記録と、趣味で始めたお菓子作りやお料理のことなど、
毎日の日常を綴ります♪

成長したこと

2016-08-28 23:04:04 | ヴァイオリンのこと
次女が先週受けたコンクールは、

約1ヶ月も先生のレッスンを受けずに臨んだコンクールでした。

しかも次女の最も苦手とするバッハ。

前期の実技試験で弾いたとはいえ、

実技試験は何とか間に合わせたという感じで、

全く満足のいくものではなかったというのに。

次女なりの表現で演奏していますが、

果たしてその方向で合っているのかどうか…

私にその判断が出来るはずもありません。

「先生に見てもらえなくて不安じゃない?」

と聞くと、

「でも、レッスンで言われたのはピアノで弾くみたいに弾いてねっていうだけで、あとはずっと音程の指摘ばっかりだから」

と言うのです。

先生は次女の音楽性を認めて下さっていて、

細かい表現については一切触れないそうです。

勿論、あまりに曲にそぐわない表現なら指摘されるのでしょうが…

それよりも、やはり音程の不正確さをとことん指摘されているようです。

そんな中で迎えたコンクール予選。

今年の地方予選では大学生の参加が少なく、次女を入れて3名しかいませんでした。

1人は地元音楽大学の学生さん。

もう1人は国立の芸大の学生さんでした。

私は仕事で聴きに行けなかったので

帰ってきてから次女に聞くと

「最後まで(集中力が)切れずに弾けたよ!

何か乗り越えた気がする!」

と頼もしい答えが返ってきました。

そして、今回の平均最高点は89点。

次女は92点と86点だったので…

平均89点!

やったーー!

3人とはいえ、トップで予選を通過しました!


次女は精神的に脆い所があって、

高校時代はコンクールでも集中力が続かず、

最後は投げやりな演奏になってしまうことが多くありました。

当然、結果は惨憺たるもの。

今回は大学生になって初めてのコンクール。

それは大学名を背負ってコンクールに出るということになります。

それがプレッシャーにならないか心配していましたが、

見事に自分に打ち勝ち、苦手なバッハを克服して

舞台の上で自分なりのバッハを表現出来たようでした。



一回り大きく成長した姿を見せてくれて、

次女は東京へと帰っていきました。

今回は夜行バスで

コンクール予選 2016

2016-08-23 21:15:31 | ヴァイオリンのこと
昨日は次女のコンクール予選でした。

2年生になってからずっと弾き続けてきた
バッハ無伴奏ソナタ第2番のフーガ

夏休み中も苦心しながら練習していました。

私は仕事で付き添えなかったのですが、

長女が車で送ってくれて、

長男も「暇してるから俺も行く~」と

結局、姉弟3人で行く事になりました。

私はいつも通り仕事へ。



仕事から帰ってくると、テーブルの上に講評用紙が置いてありました。



どうだったんだろう…

ドキドキしながら目をやると…



92点という文字が飛び込んできました。

92点!

おおー!なかなかいい点数!

講評の出だしには

「大変意欲的なプログラムで、楽しんで聴かせてもらいました。」

とありました。

そして、その後は色々な注意事項、

こう弾けばもっと良くなるといったアドバイスが盛り沢山に書かれていました。



そして、もう1枚の講評用紙。



86点でした。



うーん、厳しいな~。

実はこちらの審査員の先生は

次女の元師匠です。

高校時代に鍛え上げて頂いた大先生。

この先生に習っていなければ、今通っている大学の合格はなかった事でしょう。

滅多に褒めることのなさらない先生ですが、講評には具体的な練習のアドバイスの後に

「しっかりした音でしっかりした演奏でした。これからも頑張ってください」

とありました。

高校3年間で数えるほどしか誉めてもらった事のない次女。

講評とはいえ、先生からこんなお言葉が頂けてホッと安心したようです。



実はこのコンクールは高校1年生から毎年受けていましたが、

昨年は音程の矯正に1年を費やしていたため弾ける曲がなく、

コンクールは断念していました。

大学生になってからの初めてのコンクール。

そして、初めて頂いた講評でした。

高校生の時よりも各段に要求されるレベルが上がり、

それに伴って講評のアドバイスもより音楽の真髄をついた内容になっています。

次へステップアップするためのヒントがあちこちに散りばめられていました。


コンクールを受けると、こうして他の先生方のアドバイスを頂けるので、

思わぬところに突破口が見出されたりします。

今まで悩んでいた事も、目からウロコのように解決することも。


とりあえずバッハはこれで一段落かな?

次女に聞いてみたら、

「10月の外国人先生のマスタークラスもバッハで受けるつもり」

と。高校2年生の時に初めてレッスンを受けてから

年2回、来日される度に見て頂いている先生です。

講評に書かれていたアドバイスをしっかり自分のものにして、

次に備えてほしいものです。

次女の好きなレアチーズケーキ♪

リハビリ続いています

2016-08-22 14:45:51 | 家族
主人のバイク事故から早いものでもう3ヶ月が過ぎました。

相変わらずゴムバンドを装着してのリハビリが続いていますが、

最初の頃のような腱を無理やり伸ばす時の激痛は減ったようで、

1日6回のノルマも前向きに取り組んでいます。

そのお陰で指の可動域もずいぶん広がり、

リハビリは次の段階に進むことになりました。

それは握力の回復です。

リハビリで毎回握力を測るそうですが、

左手は、右手の1/10の力しかありません。

作業療法士さんからは、なるべく意識して左手で物を持つようにして下さいと言われているようですが、

まだやっぱり怖いようで、どうしても左手をかばってしまうみたいです。

中指のリハビリは進んでいますが、

薬指は無理をしたら骨折の可能性があるので、カバーをして固定していることもあり

なかなか大胆に動かす事はできません。

左指は第一関節の爪側が削がれたように無くなっているので、

薄っぺらい骨になっています。

関節も無くなり、骨でくっつけて固定したので、もう第一関節が動く事はありません。

骨がもう少し丈夫になればカバーも外せるのですが、

まだもう少し付けていてくださいとのことでした。

何とか握力を付ける手段はないかな…と考えていた所、

ある物が家にあった事を思い出しました!

これです


子供たちが小さい頃、ヴァイオリンを弾くために必要な指の力を付けさせるために買ったものでした。

捨てないで取っておいて良かった~

こんな所で役に立つとは思いませんでした。

少しずつですが回復に向かっていて、安心しています(^-^)

E線の悩み

2016-08-20 23:08:03 | ヴァイオリンのこと
前期の実技試験でバッハの無伴奏ソナタ第2番フーガを弾いた次女。

実は夏休み中もずっと弾いています。

なぜなら、来週のコンクールで弾く曲に選んでいるからです。

自分でも自覚しているバッハへの苦手意識。

コンクールは自由曲なので得意な曲で受けても良かったのですが、

次女は曲を仕上げるのに時間がかかるタイプ。

実技試験から約1ヶ月しかなく、次女には到底時間が足りません。

仕方なくバッハを選ぶことになってしまいました。

毎日毎日バッハバッハ…

重音に四苦八苦している姿が痛々しい。

特に、ある一定の箇所に来ると、必ずE線の音が裏返ってしまいます。

ちゃんと弾いているのに音になってくれない「裏返り」。

その度に次女のストレスもMAXになっていきます。



何が原因なのか…。

みんなどうやって弾いているんだろう。



そう思ってネットで原因を探っていたら、

やっぱり皆さん「裏返り」には苦労されているようで。



そんな中でこの弦を見つけました!



ダダリオ社のカプランソリューション
「non Whistling」

「裏返り」のことを、英語では「Whistle」
と言います。

その名の通り「裏返りしない」と銘打った弦です。

半信半疑で購入。

まず触ってみてビックリ!

今まではゴールドブロカットを使っていましたが、それに比べてとても柔らかい!

同じE線とは思えない滑らかさです。

早速弦を張り替えて弾いてみると…

全く裏返らない!!

これはすごい~!!


今まで弾き方が悪いのか、それとも弦が悪いのか…


いっぱい悩んできた次女。


それが弦を変えるだけてすっきり解決!

よかった~


あとはコンクール。

苦手意識を振り切って

次女らしい演奏をしてほしいものです。


父のお誕生日

2016-08-17 16:28:15 | 家族
1週間のお盆休み。

始まるまでは凄く楽しみにしていたのに

終わってしまうとホントにあっという間。

実家への帰省と、子供たちのそれぞれの用事の送迎で終わってしまいました。

ま、それでも実家へ家族全員で帰れたので良かったかな。


帰省した次の日が父の誕生日なので、

シフォンケーキを焼いて持っていきました。

ついでになめらかプリンとくるみパンも。


我ながらいい感じにラッピングできたかな。

兄の家族も勢ぞろいするので、これだけでは足りないと思い、

実家でレアチーズケーキも作りました。

こちらは写真を撮り忘れ💦

なぜレアチーズにしたかと言うと、

実家にはオーブンがないからでした。

ついでに言うと泡立て器もケーキ型もありません。

牛乳パックを開いて円形にして型代わりにし、

ビスケットとバターを粉砕して土台に。

あとはクリームチーズとレモン汁とヨーグルト、砂糖に生クリームをひたすらまぜまぜ…

それを型に流し込んで、冷蔵庫で冷やして出来上がり!

オーブンも泡立て器も使わず作れました!

型に流し込む前に2回ザルでこしたので、

とってもなめらかに(^-^)

上にはブルーベリーとラズベリーを飾って上品な感じに仕上がりました。


私の両親、兄の家族、私の家族、総勢12人が勢ぞろい。

毎度ながらの手巻き寿司パーティのあと、

みんなでhappy birthdayを歌って父の73回目のお誕生日をお祝いしました♡

父も喜んでくれましたが、甥っ子、姪っ子にも好評で、作って良かった~♡

来年もこんな風にお祝いできたらいいな♪