私の 37か国の 旅日記

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コルドバは 素敵な街

2016-12-06 10:08:34 | 日記
ローマ橋。グアダルギビル川に架かる2千年前に架けられたローマ橋は、戦争の
度に破壊と修復を繰り返し、現在に至っている。石造りの橋はアーチ形で柔らか
さがある。川の水は静かに流れ岸辺で遊ぶ白鷺が群れをなして飛び去った。

17世紀、伊達政宗の遣唐使の一行も、この橋を渡っていったとか。

12月26日(日)

コルドバはいぶし銀の風格のある街。千年前の昔に一大文化が栄えた所で、市内
半日観光で、ホテルの近くのユダヤ人街まで歩く。

通りは小さい窓の白壁の家が並び、路地の角には路地名や番地を示す、アラビア
文字や個性のある絵タイルが壁を飾り、草花とは違う趣を見せていた。

花の小径と名付けられた、狭くて複雑な石畳の小径を行くと、行き止まりで、
ジャカランダ、ブーゲンビリア、オレンジの木などが、好んで植えられ、その先
に、こじんまりした中庭があった。

この中庭をパティオと呼び、可愛らしい花壇が作られ、観葉植物も吊り下がり、
白一色の中庭に草花の色が鮮やかに映え、通る人を楽しませている。
私は、このパティオが気に入り、家に持ち帰りたい・・・と思いカメラに納めた。

次にメスキータ(回教寺院)北側の免罪の門から中に入り、オレンジの繁る中庭
に出た。シュロの門と名付けられた寺院の門から中に入ると、眼に入ってきたのが
大理石で作られたアーチ形の850本の無限に広がる見事な列柱。

幻想的な二次元の世界にへ迷い込んだようだ。目を大きく見開き身体を一回転させて
観た物は柱と空間だった。

🍀 明日に続く。

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